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異世界転生録 -Aladdin-  作者: 双目 燈


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Ep35 審判

第十階層 回転世界


浮島に到着すると不死鳥は小さな姿になり次第に卵の姿へと戻った。


「この地形じゃ、これとアレスは持っておけぃ」


そう言って笛を俺たちに配った。

確かにこの地形はヤバい…

上下にまばらに浮島があり、落ちている石をうえに前に投げてみると上に飛んで行った


やはり重力が変なことになっている

あぁ楽しくなってきた!


「なんだ?アラジン随分と楽しそうじゃねーか!」


「あ、すみませんマテオ」


「いやいやダンジョン楽しんだ者勝ちだぜ!その調子で行こうぜ」


そう言って俺の背中をポンと叩く。その優しい手に俺は嬉しくなりつつ先を見据える


この重力のおかしな空間だが重力が強く進めなくもないそれに奥に大きな扉が見えている。きっとあれが最後の扉だろう。


ガコンッドーンドーン

そう時計のような音が鳴ると島が動き出し横向きへと変わった。背後見たことない魔獣が迫ってきている

このパターンはきっと時間制限があるやつだ。


「急ぎましょう」


俺は上の浮島に飛んでみると無事着地できたがその島に入った途端、何も無いところから魔獣が出現した


は?なんで!?


ダンッ!俺のピンチにアーミンが銃で援護してくれた

「アラジン!草が生えている浮島は魔獣が出てくるのかもしれません気をつけて行きましょう」


なるほど…砂の浮島は出てこないのか!

「ありがとうございますアーミン」

俺の元にヘパルトスが飛んでくる

「大丈夫かぁ?アラジン」

「ええ」


ガコンッドーンドーン


島がまた動き出し分断された。

ヘパルトスとアラジンの二人で次々と飛んでいるとヘパルトスが一部荷物を落としてしまった。


「あぁーワシの魔法術式紙がぁぁ」


可哀想だがこのダンジョンだ命さえあれば十分だろ。

皆、戦闘をしつつも無事に扉の近くまでたどり着くと、空に亀裂が走る


「何か来ますよ」


バリンッ!空だった世界は崩れ去りその音と共に姿を現す

そいつは懐中時計を片手に持ち、目は包帯で包まれていて浮いた椅子に座り楽しそうにこちらを見て話し出した


「初めまして皆様!私の名前サマエル!このダンジョンの守り手なのでーす」


その見た目は人そのものだが俺には分かる悪魔だ!


「さて、皆さま!ここに来た理由それはダンジョンの財宝ですかーな?そうでしょそうでしょうね!あなた!」


そう言ってヘパルトスを指を指す


「なんじゃ?」

「貴方が最も欲するもの、願いは何でーすか」

「…むっぐ」

その問に考え込むヘパルトスを止めようとするが魔法で口にシールを貼られてしまう。

くそ、取れない!!答えちゃダメだ!


「先に後ろの魔獣を止めてはくれんかの?」


ニヤッと不気味に笑うサマエルは指を鳴らすと、後ろにいた魔獣は音もなく崩れ去った。


「感謝しよう。わしの願いはこのダンジョンの踏破じゃ人類が神に勝ったという証を持ち帰る」


その返答にサマエルは


「マーヴェットッ!!」


そう答えた。


次は先生に指を指し先生は何かに気づいたようで僕たちの安全そう答えるとサマエルは嫌そうな顔をして


「ハイイム」


と答えた。すると面白く無さそうに淡々と皆に質問を繰り返すが皆、ジーニアスの答えを真似る。


「そーですか。釣れた1人だけですか。死の眷属デスよ彼を連れて行け」


ヘパルトスの首に鎌が現れ、その首を叫ぶ間もなく切り取った。皆が動けずにいた。


「さて、賢い皆様は先に進むといいーでしょう」


サマエルはパチンと指を鳴らすと皆が扉の前へ立っていた。


「最後にもう一度自己紹介をしましょう。私の名前はサマエル、死の悪魔王であーります。皆様の死に様はこの目で見ておりますので、またお会いましょう」


パチンと鳴る指の音と共に消え去った


皆がやっと息ができる


「ヘパルトスのじーさんが…」


「お爺さん」


「仕方ないこれがラストダンジョンです。助かりましたジーニアス俺達も死ぬところでした」


「あぁ…」


「さぁ皆さん…進みましょう」


扉を開いた先には長い道が続いていた

階層毎に魔力が使えるか試していたがどうやらここでは使えるようだ


もう1つ扉を開けると金銀財宝が溢れていた聖剣、聖杯、オーブ様々な物が散乱している


冒険者の皆が飛びついていく

「すげぇぜアラジン見ろよ」

さっきまでと様子が一変する姿に少し嫌悪感を抱いてしまった、、

いや人間なんてそんなものか…


!?


「マテオッ!」

俺はマテオの背後に現れた石像の財宝番人の槍をマテオの代わりに受け腹に傷を負ってしまったが魔術で番人を破壊した。


傷は修復されていく


「おい、アラジンお前…」


「あぁ、大丈夫です。マテオは大丈夫ですか?」


「お前…さっきのやつと同じ悪魔なのか」


「えぇ…同じ悪魔ではありま…」


「化け物!!」


は?冒険者の皆が俺に武器を向けているなんでだよ今まで一緒に戦ってきただろ…

怒りと悲しみで黒い溜まっていた魔力体を流れ溢れ出る

俺はマテオを見つめる


「ヒィッ!」


「待ってくれ皆!アラジンは安全な悪魔のはずだ!!」


は?はずって何だよ…今までそんな風に考えてたのかよ


「はずって何ですか先生…」


「…違う!アラジン!待ってくれ違う誤解だ!君はもう僕の子供も同然だ!」


「そうですか」


「待ってくれ兄さん!」


「一緒にくるかリダー」


俺はリダーに手を差し出すとリダーは少し迷っていたが掴まなかった。

俺は転移魔法を使いリダーと先生の元を去った。


読んでくれてありがとうございます。頑張って書き続けますorz

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