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異世界転生録 -Aladdin-  作者: 双目 燈


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Ep30 さよなら

リダーと俺は部族の元へ運ばれリダーの傷を手当が行われた。

エルデネと部族のお婆さんが何か話している


「大丈夫だ軽傷だそうだ、すぐにも目を覚ます」


「良かった…」


本当に良かった、、リダーまで失ってしまうのかと思うと心拍数がどんどん上がっていたが、その言葉を聞くと次第に落ち着きを取り戻していった。俺の傷は修復していたので無傷で竜を倒したと思われているようだが蒼き狼が助けてくれたと言ったら納得してくれた。


先生もリダーの手を握り目を覚ますのを待っている


「…すまなかったアラジン」


「どれのことですか?先生には謝ってもらうことはいっぱいありますから」


重たい雰囲気が漂っていたから俺なりに場を和ましてやった

(それ半分嫌味だろアラジン)


「君ってやつは…あの時、君達も連れてエルデネの元へ向かうべきだった」


思ったよりジーニアスも参っているらしい…


「いえ、それだと部族の移動中に竜が来ていたかもしれなかったので仕方ありませんよ」


「そうかもしれないが…」


「いいんですよ終わったことです、それより竜を倒した俺に何か無いんですか」


「そうだな」


近くにいた俺の肩に手を回し自分の元へ引き寄せる


「無事でよかったよ」


「恥ずかしいので離してください」


「ダメだ」


くっついてくる先生を引き剥がそうとしていると声が聞こえた


「何やっているんだ?」


「リダー!!」

2人合わして声をあげる、


「無理に動くと、また怪我に障るから安静にしておけ、今夜もまた泊まっていくといい」


そう言って外に出て行ったエルデネの言葉に従い、リダーを寝かせることにした。先生にリダーを任せ、世話になりっぱなしのエルデネに何か手伝えることがないか聞きに行った。


外で馬の世話をしているエルデネに声を掛けた


「エルデネ何か手伝えることはないですか?お世話になってばかりなので」


「いや大丈夫だ、気にするな」


「いやでも、なんでもいいですよ?」


「大丈夫だ」


正直、世話になりっぱなしなのは気が引ける。だから何か少しでも恩を返せたらと思ったんだが…

エルデネはそんなことを悩んでいる俺の姿を見て1つ提案を出した


「今から家畜達を放つからその糞を集めてくれないか?」


え?やった!エルデネがやっと頼ってくれた!


「分かりました!お任せ下さい!」


俺はエルデネが放った動物たちを見ながら部族の子供たちと一緒に動物たちの糞を集めて過ごしていると遠くから飛んでいる何かが見えてきた


「アラジン、すまないが少し手伝ってくれ」


そう言って腰に携えていた剣を抜き、子供たちにテントへ戻るよう指示する


遠くにいた空を飛ぶ何かが次第に姿が見えてくる。

あの見た目…小型の竜!?


「ワイバーンだ、家畜を食いに来たようだな」


魔力もまだそこまで回復していない…

武器も持っていない!


「エルデネ!俺まだ戦えません!先生を呼んできます」


「分かった、そこで見ておけ」


え?見ておけって言った!?

(ふわぁ…見ておけって言ってたな)

ジン!俺どうしたらいい?

(任せとけよ)


エルデネはワイバーンと対峙する。

ワイバーン相手に1歩も引かず、戦い終えると何かを唱えている


「アリウン・ダグシン・ガズリグ・ブザルラサンダァ・オルショーゴーレイ」


恐らく何かに祈っているのだろう…


「アラジン、俺は長老の元へ行くお前はもう戻るといい」


そう言ってエルデネは部族の仲間に何か伝えに行った。

置いてけぼりの俺はワイバーンを覚えているうちにテオの図鑑に描くことにしその日を終えた


朝になると部族の皆に、先生から教えて貰った挨拶をして回った。

最後にエルデネに挨拶をしに行く


「エルデネ!短い間でしたがありがとうございました!」


「ああ、もう行くのか」


「はい」


「そうか、さよならだアラジン」


さよならか…そうだな、、


「さよならエルデネ」


先生達もエルデネに挨拶を終えて再び四賢人に会う旅に向かった


ケル大陸 南部のカルカ村


「村に着けて良かったですね先生」


「そうだね、ここら辺まで来たなら言語も通じる、それに温泉があるよ!」


「温泉?」


「あぁ!お湯に浸かれる所だよ!」


「行きましょう!リダー!今すぐ行くぞ!」


「まだダメ!まずは宿探しだ!」


「行くぞリダー!」


「分かったよ」


俺達は宿を探すため、リダーと一緒に走り回っていると人とぶつかってしまった


「すみません!」


前にいた人が結構派手に転んでいた


「いてて…大丈夫?怪我はない?」


黒髪黒目の綺麗な女の人だった


「いえ、俺は大丈夫ですが、そのぶつかってすみません!」


全身全霊で頭を下げると優しい声で許しの言葉が聞こえた


「いーよ」


顔をあげる時ある物が見える…

忘れもしない印…戦神連盟の証


「…それじゃ失礼します。行こうリダー」


俺はリダーを連れて急いでその場を去ろうとすると、後ろから先生の声が聞こえた。


「あれ?」


先生…!!


「あ!ジーニアス!」


「玲衣!!」


2人は再会のハグをしている、俺は呆気にとられていると紹介が始まる。


「そうだ!玲衣!この2人の新たな僕の弟子でアラジンとリダーだ」


「そうなの!?君達ジーニーの弟子なのね!そっかそっか私は玲衣よろしくね!!」


(おい、アラジン!返事しろよ)


「あっ…よろしくお願いします」


「じゃあとりあえず…君達…温泉行かない?」


「行きます!」

(即答かよ)

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