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菫ノ詩集

光でとけた目ん玉

作者: 堅香子 擬々

ずっーとケータイ見てたら目が変な感じして、なんだか目が熔けそうな感じがしたから





あと、これはあくまで個人の感想です。




目がたれて

白い液体が地面へといった

私の目はもう使えない


科学的な光を浴びすぎた


はじめは表面が固まった

曲面にそって液体が固まった


そしてその白い固まりは自然光に当てられ

熔けていった


熔けた目は白くて私のまぶたからたれ落ちた


熔けた目は充血していた

黒く 茶色い虹彩を囲むように

血が周囲を囲んでいた


目は熔けいずれ色も失い

私のまぶたは空虚となる

それは底なし沼のような暗さで

光を見ることもない暗さで

文字をまともに読めない目となった証なんだろう


目がやつれはて

目が充血し

目が固まって

目が熔けるまえに


科学的な光を捨てるべきだった

放射線を常に出すこの機械から離れるべきだった

でもきっとそれを皆が知ったとしても

この機械はなくならないだろう

これはあまりに便利すぎた

私たちはこれに脳をのっとられたのだ


ああ、私たちの思考は朧気に


ああ、私たちの身体は沸騰し

いずれ水蒸気となって破裂するでしょう


その始まりがきっと私の目なのです


ああ、私の目は熔けました

白い液体となって地面へと垂れ落ちました




つづかない( ̄ー ̄)

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