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12月13日 国会キス事件 聖ルチア祭
唇に煙草濡れつつ傷口の膿みし如くに煙消えれば
黒板に自由小さく刻みつつ その少年の乾きし唇
眉薄き青年一人瞑目し 唇開けり唄うが如く
猿に似た嬰児唇蜂蜜を塗られしゆえのソドムとゴモラ
想い重なりわれ君憎し柔らかく膨らみし胸 唇濡れて
生き生きと牛乳配達員の声 失せし未来を笑えぬ吾にも
少年の友情果てり 冷ややかに髪落ちし頚我ら愛欲
居酒屋に国歌独唱 愛国者すめらみことも母胎の中に
好青年青色映画を流しつつ爛れて堕ちる細き鼻筋
汝が母は三月前より訪れず後天性免疫不全症候群患者の病室手狭で
黒黒と鳥胸肉は煮られたり 憎悪の如く桃色爛れて
黒煙草紫紺流れる 少年の顔蒼白に煌めく革命
君と吾天使の雌雄の如きなり 忘却の河凍えざるなら
人ならばすめらみことも堕落せり 人なる帝神なる家臣
愛国者虚言重ねて没落し すめらみことの微笑みし時も




