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信頼

この人は信用できる人なのかもしれない。あおいは思った。

「着きましたよ、入ってすぐ左が衣装部屋で奥に行くと会場があります。」

「ありがとう!じゃあまたね鈴木さん!」

「鈴木さんって運転手さんのことですか?」

あおいは不思議に思い聞いた。

「そうだよ。桜お嬢様だけは僕のことを唯一名前で呼んでくれるんだ。」

「へへっじゃあ行こっか!」

そう言うと桜はあおいの腕を引いて館の中に入り衣装部屋まで案内した。

「え、こんな豪華な衣装を勝手に着てしまってもいいのですか?」

「うん!それは私がお父さんにお願いして誰でも参加できるように作ってもらったんだ〜」

「そうなんですね」

「うん!じゃあ私は先に行ってるね!」

「え、あ、はい」

あおいは目の前に広がる華やかな衣装に目が奪われていた。

(自分がこんな高価なものを着てしまってもいいのだろうか…)

結局迷いに迷った末、あおいは自分の名前の通りの青色の衣装を選んだ。衣装部屋から出て舞踏会の会場へ着くと桜があおいの方に駆け寄ってきた。



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