第六十四話 ミリアリアサイド
私は今街の東側へと来ている。勇者様が悪魔族の本体を叩けるように私が出来ることをする。もし余裕があったら勇者様の出助けをしに行く。
「さて悪魔族の雑魚はどこにいるかしら?」
私は探索魔法を使い周囲を探り悪魔族がいないかを探る。探索魔法に引っかかる逃げている人達の反応や悪魔族の反応なだ様々。
「とりあえず、悪魔族に襲われている人たちを助けに行かないとですね」
私は、自分のいる所から北に五十メートル程の所にいる悪魔族が人を襲っている所へと向かう。やるべきことをする。それだけを考えて動く。
「いたいた」
私は人を襲おうとしている悪魔族を発見した。
「何だお前は!」
「ガキは後で殺してやるから大人しくしてな」
悪魔族が私に言ってくる。けど、
「そんなことしていられません。すぐにその人たちから手を引きなさい。そうすれば一撃で終わらしてあげますから」
まあ、こんなことを言って無駄だと思いながら言ってみる。
「人間如きが何を言っているんだか」
「俺達に命令できるのはあのお方たちだけだ」
まあそう言うとは思っていたけど。
私は剣を抜き構える。
そして、思いっきり地面を蹴って悪魔族へと向かって行く。
それに対して守でなく向かってくる悪魔族。
私は、目の前に迫った瞬間に、地面を蹴って少し高くジャンプして、目の前から消えていせる。
そのことに悪魔族二体ともが混乱している。
「この程度ですか」
私はため息交じりに言いながら悪魔族達の手を斬り落とした。
「いつの間にそんなところに」
「片腕を失うか」
私を見て睨みつけてくるが、そんなことを気にしてもしょうがない。
「まだやりますか?」
私は余裕を見せつけるためにニコリとした笑顔で言ってみる。
すると、
「なめやがって。俺達を何だと思っているんだ!」
「俺達にこれ程の屈辱を味合わせたこと後悔させてやる」
怒りに染まる悪魔族の顔。
私はその姿を見て思わず笑いそうになった。
なんせ狙い通りなんだから。
「さて、次はそちらからどうぞ」
私は少し挑発してみる。
すると、簡単に乗って来てくれた。
私に向かってくる悪魔族達。
その場から動かずに、私は目を閉じる。
集中力を高めて、一瞬のスキを突く。
「一閃!」
悪魔族が攻撃をしかけてきた瞬間に剣を横なぎに振るい胴体で真っ二つにする。
続けて後方から来るもう一体も同じく真っ二つに。
「手ごたえがないな~」
私はそんなことを口ずさりながら、
「皆さんは早く逃げてください」
「はい、ありがとうございます」
住人の避難をし、また悪魔族を探して動くのであった。
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