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飛ばされた世界で異世界旅  作者: 水無 月夜
1/1

第一章アインド吸収編

カチャカチャ………

 ピコンッ『ミナさんがオンラインになりました』

『ミナ:おいす〜皆頑張ってるね〜』


 チームに入ったら挨拶は基本。

今やっているのはDeath soundというファンタジー系の名前と内容があってないゲームでPVPっぽいゲームだ。


自分のオリジナルのキャラを作って、それを操作して戦っていくのだがこのゲームにはいろいろな面倒なところがある。


普通のPVPなら、銃や剣などを持って芋か凸のどちらかだが、このゲームは実際はモンスターを狩るという感じのゲームだったのでPVP用に作られていない。


 そして俺、本名 秦 湊はそのゲームの中で作戦参謀をやっている、参謀と言っても後ろからパフやデバフを掛けたり、仲間のMPやHPの管理やらをしているだけだ。


『ホン:おっミナも到着かあと何人だ?』

 ホン本名笨矢 恭二こいつは、生粋のウィザードだリアルでも落ち着きがあり、よく俺とゲームの攻略などを話している成績トップ者だ。


『サク:うちらのチームはあとミカとサキやな』


 サク本名榊 倉光ゲーム内ではタンクをやっている、職業をいろいろ変えていたためHPが他のメンバーに比べで約3倍ほど高い、リアルでは運動能力が高く頭はよろしくないというか馬鹿だ。

だからという訳ではないが良くいろいろな人に弄られている


『ミナ:あっち側のチームはあと何人かな〜』

『サク:知らんわ連絡取れるのあんさんだけやろw』

『ミナ:それもそうだね〜ちょっと連絡とってみるわ〜』

『サク:早うしてなー』


「陽向〜そっちあと何人だ?こっちのメンバーあと2人だぞ〜」

「こっちもあと2人だよ♪もうすぐ揃うんじゃないかな〜」


 陽向は俺の妹だ…妹なのだか凄く可愛いよくアニメで妹キャラは可愛いとか言われているが俺はどんな妹キャラでも実際の妹には敵わないと思っている。

容姿は身長が130cm後半で髪が白生まれつき目の色がオッドアイなのだかそんな妹から上目遣いで「一緒にゲームしよ?」なんて言われたら断れないってか断ったら泣き出しそうですごく可愛い!


…ふぅ話がそれたが、妹が俺と同じゲームをしているのを知ったのは約半年ほど前だ、それからは時間かあるときはこうやって二チーム合同でゲームをやったりしている。


「了解」


ピコンッ『サキさんがオンラインになりました』

『サキ:遅れてすまない(._.)』


 サキ本名南條 咲リアルでは無茶苦茶おっとりゆったりなのだかゲームに入るとキリッとしている、幼馴染である職業はバーサクヒーラーだ。


『サク:あとはミカやなぁ…おっミカから連絡入った少し遅れる?ってもう遅れとるやないかい!w』

『ミナ:…………。』

『サキ:…………。』

『ソラ:…………。』


 ソラ本名坂牧 空リアルではどこにも属さない中性的なやつだったがある共通点がきっかけで俺たちのチームの一人になった、職業は拳闘士だ。


『クル:…………。』

 クル本名武取 胡桃リアルではクラスの学級委員長をしている、ゲームでは戦士でこのチームではリーダーをやってもらっている。


『ホン:…………。』

『サク:頼むから皆黙らんといて!泣きそうになるからぁ‼』

ピコンッ『ミカさんがオンラインになりました』

『サク:オォ!!救世主よォォォ!』

『ミカ:!?どうしたのサクいきなりw』


 ミカ本名弓河 蜜柑リアルでもゲームでもみんなから慕われている(?)笨矢と幼馴染だゲームでは名前に合わせたのか弓兵をしている、弓と言っても(スナイパーライフル)を使った後衛職だ。


『サク:ミカが遅れるって言ってボケたら皆黙り込んだんやぁ(涙)』

『ミカ:あっ…うん…いつも通りだね(微笑)』

『ミカ:までそんなこと言いおる(涙)』

『ミナ:はいはい、漫才はそこまでこっちのチームメンバー揃ったから向こう側のチームに連絡入れるよ〜』

『『『『『『了解!』』』』』』


「陽向〜こっち揃ったぞそっちは揃ったか?」

「あと一人今帰り着いたって♪こっちもあと少しで…あっ揃ったよ〜」

「わかった予定してた場所に集合な」

「うん♪わかったよ♪」


『ミナ:あっちのチームも揃ったって』

『ホン:じゃあ予定してた場所に行こうか』

チャットでそんな内容の話をしていた時に目の前が真っ白に替わった…


「ふぅ…ぎりぎりお主ら全員拾えたようじゃな」

 いきなり目の前が明るくなったと思ったら次は凄く神々しい(どこがとは言わない)おじいちゃんが現れた、周りを見渡してみるとさっきまで一緒にゲームをしていた他の6人も居た。


「どちら様ですか?あとここはどこですか?」

「ここは天界じゃよあと儂はお主らのところで言うとこの神じゃよそれと初対面の人に遠回しにはげとか言わない」

「あっ…はい」


 ここでは心の中まで読まれることもあるのか


「天界…ってことは僕達はなんらかの方法で死んだのでしょうか?それとも転移かなにかでしょうか?」


 笨矢が皆が知りたかったであろう事を質問していた


「まぁそんなとこじゃなお主らは異世界に転移させられている」

「させられている?ってこたぁまだ転移の途中なのか?」

「そうじゃな今現状転移の最中じゃ

そして異世界に行くとわしの管轄外になるだから勝手に呼び出したあっちの女神に一つ条件を呑ませた」

「その呑ませた条件は何?」

「うむ、向こうに行くときにお主らに合った特殊な能力〈異能〉をもたせることじゃ、って事で今から異能を付けていきたいと思うつける方法は自分の中で1番秀でているものが異能になるのじゃ例えばお主」

「僕ですか?」


例として笨矢が挙げられた


「儂が見るにお主は冷静沈着で知能も高く思いやりがあるじゃから魔法系のなにかが異能で手に入るじゃろう」

「はぁ…」

「一つ質問良いですか?」

「なんじゃ」

「異能とは一人に一つなんですか?それとも複数持つことが出来るのですか?」

「そうじゃな…わしではわからんお主らの行くところはさっきも言ったように管轄外じゃだから儂からは手出しができぬのじゃ」

「じゃあ一つお願い良いですか?」

「なんじゃ?」

「最後になるかもしれないから弟に合わせてほしいの!いや顔を見るだけでもいいから…」

「それなんじゃが…」

「お主たちが消えたのが気づかれた矢先自殺を考え出しおったからこっちに呼び出しておいた

そんでなお主たちが起きる前にこの事を話しておいたのじゃが全員一致でお主らと一緒に行くと言っておるのじゃ」

「えっ…じゃあ妹も?」

「そうじゃなお主らの弟妹全員異能付けして待っとるぞ」

「「「「「「「じゃあさっさと異能下さい妹(弟)が待って増すので!」」」」」」」

!?「フォッフォッフォッよかろうじゃあ自分の中の1番得意な事を想像するがよい!」


(自分の一番得意なことか…何があるだろう、他のやつだったらすぐにわかるけど自分の得意なこととなるとなぁ…

笨矢は知能と冷静さ、榊は運動能力と直感、胡桃は統率力と正確な判断力、咲は抱擁力と癒やしかな?空は普段静かだか自分の意見はきちんと言える、蜜柑は目の良さと感の良さ…

でも俺は何が得意なんだろうか?)


「ホホゥこれは面白い…」

「何がです?」

「全員が自分の事はあまり知らないくせに他の人のことはよくわかっているじゃから面白いと言ったのじゃ、よし!餞別じゃこれを持っていくが良い!!」

何か光っている粉が俺たちに降ってきたその粉は俺達の中に自然と入っていった

「ん?何をしたんだ?」

「それは向こうについてからのお楽しみじゃよ、儂からは以上じゃそれ行ってこい!」


 俺達は扉から投げ出された、扉から投げ出された

「[行ってこい!!]とは言われたがこの状態どうしよう…」

「うん…ヒック」

「陽も、もうなくなきちんと会えだろ?」

「うん!」


陽向はむりやり笑顔を作って見せた、泣いたあとの笑顔が可愛すぎる…やばい鼻から熱意が

俺は鼻血を拭ってパンッパンッ!と手を叩いた


「お前らァ!いつまで泣いてんだよぉ!さっさと起きて次のとこ行くぞ!」


 皆が泣き止んだのいいが…「なんであんた達は再開できたのに笑顔で頷くだけで泣き崩れたりしないのよ!」と逆に野次?を飛ばされた



「いやいや…神様が待ってるって言ってたろ?わざわざなんでそこ疑ってかかってんだよ?ってか神様が俺たちに嘘つく理由が無いだろ?」

「それもそうね…さっきはごめんね。」

「それはいいんだかどうするよリーダー?先に進んで向こうにいるって言ってた女神に会いに行くかここで居座るかどうする?」

「………行きましょう先に…それと先に紹介しておくわ弟の十六夜よ」

「始めまして胡桃姉の弟の十六夜ですお話は陽向さんがよく話しているので知っていますがよろしくお願いします」


 簡易的な挨拶をしてきたので、こちらも頭を低くしないように返してみた。


「あぁよろしく頼む、俺も陽向や君たちの兄や姉にいろいろ聞いてるからある程度は知ってるぞ」

「じゃあ今のうちに知らない人のところに挨拶しておいてねみんなも」

了解(です)!」×10人

ちなみに全員の名前がこんな感じだ


兄 (ハタノ) (ミナト)

  (サカキ) 倉光(クラミツ)

  笨矢(ホンヤ) 恭二(キョウジ)

姉 武取(タケトリ) 胡桃(クルミ)リーダー

  南條(ナンジョウ) (サキ)

  坂牧(サカマキ) (ソラ)

  弓河(ユミカワ) 蜜柑(ミカン)

弟 武取(タケトリ) 十六夜(イザヨイ)

  南條(ナンジョウ) (リク)

  坂牧(サカマキ) 烈火(レッカ)

  弓河(ユミカワ) (レイ)

妹 (ハタノ) 陽向(ヒナタ)

  (サカキ) 暗未(アミ)

  笨矢(ホンヤ) (サクラ)


ステータスはまた後で♪


しばらく進んでいったところに2つのドアがあった、片方のドアには【女神の部屋転移用】と書かれていてもう片方のドアには【女神の部屋転生用】と書かれていた


「………これだよな」

「………これですね」


 仕方ない行くしかないのだ、と言いつつ誰がこの明らかにおかしなドアをかけるかでジャンケンをしていた、そして兄弟姉妹全員(14人)でやると、まぁ当たり前のようにあいこが続きその場で30分位だろうかずっとじゃんけんしていた。

結果的には胡桃が開けることになった

胡桃が扉のノブに手を取り回して引くが開かない押しても開かないあれっ?

なんで開かないの?と悩んでいると扉の横に穴があった穴に手を入れるとスイッチがあり押すとすぐにドアが開いたそして「ドアノブの意味は!?」×14と言う様な茶番があって今、女神の前にいるのだか目の前にいるけど。


「スゥスゥzzz」


 寝ている、起こしても起きないどうしようと悩んでいるこの部屋には、あと30分程でなりそうなアラーム時計、呼びベル、机、そしてハンモックなんだろうこのすごく男が入ってはいけなさそうな部屋はそして俺達はいろいろ試した結果「アラームなるまで待とう」ということになった。

 そしてアラームが鳴ったのだが鳴ったアラームの音が凄く小さいスマホの音量3くらいの音だったこっちが大声で起こしても起きなかった奴がこんなので起きるわけが…


「んん〜あっおはようです〜」

「なんでその音量で起きれるんだよ!」×14

「はぅ〜この音じゃないと起きれないんですぅ〜」

「いや知らんわあとなんで仕事中に寝てるんだよ!」

「それは皆様が入って来るのが他の人たちに比べて遅かったのですもの!寝てしまっても仕方ないじゃないですか!」

「そこは威張るところじゃない!ったく…ん?他の人達?俺たちの他に誰が来てたのか?」

「はい、そうですねあなた達の前に約100名ほど転生もしくは転移していますね、今回は他のときに比べて段違いに多いですね」

「そうなのか…まあ良いやんで俺たちを呼び出した理由は?」

「知りません下で行われている事なんて私達にとってはなんの関係も無いのですから」


 (おいおいこいつ無責任かよ)とか思いながら聞いているといろいろ説明してくれた


「今この世界スーリアには、魔王というものが居るのですがこれはそこまで危険視しなくていい。

 ってか国同士で戦っているうえで人数が足りなくなったから呼び出したという感じですね、貧困もひどいところはひどいですし富裕層がお金を下町から巻き上げている感じですね。

 後、交戦的なのは、その国の王や王の後ろで操っている奴が居るからなんですけどね」

「ふ〜ん、んで俺らにしてほしい事は?呼び出したからには何かして欲しくて呼んだんだろ?あと元いた世界には帰れるのか?」

「前者は、私にはわかりません後者は、イエスですね帰ることはできますが生きて帰る方法が今のところはないです」

「こっちから元の世界への転生か…」

「そういう事になりますね…あっでもこちらから呼び出せると言うことは向こうへも行けるかもしれないですね、あとこれ渡しておきます」


 渡されたものは耳に挟むスタイルのピアスであった


「それがあれば分からないことがあればこちらでお教えします…付け方わかります?」

「ええわかリますわ」

「なら良かったですあとあなた達に祝福を…」


〈スキル鑑定を獲得しました〉


「これで相手のステータスが見れますここでは使えませんが降りてから使ってみてください次に自分の持っている魔法ですが想像力や創造力が強ければ強いほど強い魔法になりますこれもここでは使えないので降りて使ってみてください」

「質問いいかな?」

「どうしたのかな?え〜っと…」

「霊です弓河蜜柑の弟の」

「ふーんまぁいいやんでどうしたの?」

「あなたは先程から魔法を使っているように見えますがなぜ私達が魔法を使えないのでしょうか?」

「あぁ〜それはね私が使っているのが魔法じゃないからかなぁ〜私が使っているのは〈神術〉ってのだからだよ?あとこの質問はこれ以上は有料だよ?」

「なんとなく理解できたのでもういいですありがとうございました」

「もう質問はないかな〜?」

「一ついいか?」

「おっ!どんと来い!」

「下に降りたときは俺達は同じ場所にいるのかそれとも別々の場所にいるのか?」

「ウ~ンそうだね選ばせえてあげる!1か2で答えてね」

「あぁ」

「1,バラバラではないけど街の中明確には神殿の中

2,バラバラではないけど街の外どっちが良い?」

「少し話し合っていいか?」

「どうぞ〜」


話し合いが始まる14人中1が3人数2が11人になった理由は人それぞれだったが1のやつは楽がしたい2を選んだやつは1で呼ばれる=勇者つまりやりたくないものまで押し付けられるのではないか?という理由だった……ん?俺?2だよ理由は簡単だ女神が1を選んだ奴らのことを小さくだが笑っていたからだ


「というわけで全員一致で2だ」

「そう2なんだね…わかったでは私からのチュートリアルはここで終わりみんなの未来がいいものであります様に」

「ヴッ」×14 

いきなりのフラッシュで目が少しの間だけ潰されその間で転移させられた


〔と言う訳でここでは王都周辺の平原って言ったとこかな?〕

「おいおいいきなりの転移させといて(って事で)じゃねえよ」

〔そんな怒らないでくださいよ〜まぁこのアイテムはこんな感じで使ってくださいね?あと1度つけると外れないので気をつけてねまぁ外れなくても問題は無いかな〕

「あっそ…あと質問するまであまり話かけてこないでくれ独りでしゃべってたら変に見られそうだから」

〔あっはい〕


 こうして俺達の旅は始まった



誤字脱字があれば報告してくれると有り難いです

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