五日目
一万文字を越えました。
甘い香りがする・・・
良い匂いだ・・・
まるで花畑の真ん中にいるような感覚だな・・・
そういえば俺はどうしてたんだっけ・・・
確か昨日・・・部屋を移動して寝たんだっけ・・・
何か曖昧だな・・・
でもとりあえず起きなきゃな
アイツの朝飯も作ってやんなきゃな・・・
俺はそう思って起き上がろうとした
そしたら
ふにょん
ふにょん?
何この擬音?
右手の方から聞こえたぞ
俺はまた、右手を、主に手首より先を動かしてみる・・・
ふにょふにょ
もみゅもみゅ
も、もみゅ・・・?
何かまた、変な擬音が追加されたぞ?
つか、なんか若干右手の掌に柔らかい感触がするぞ?
どうなっている?
と目覚かけの頭で思いながら布団をめくった
そしたら、なんと・・・
読者が想像しているであろう光景が目に入った
女の子がいました・・・
えぇ・・・・・・?
しかも、右手を置いている場所は左の・・・
イカン、鼻血が出て来そうだ
さて、ここで問題だ
俺は一体どうすりゃいいんでしょうか?
1・三大欲求の一つを本能のままに行う
良くて若さ故の過ちで
済むかもネ
2・この状態のまま
俺の空いている左手を
このきゃわいい娘の右の山に・・・
3・この状態のままこのきゃわいい女の子が目覚めてしまい、俺がひどい目に遭わされる。
の現実は非情である。さて、個人的には1番が物凄くいい
だって僕
やりたい盛りの
18才
字余り
しかしなぁ・・・
若さ故の過ちで済むわけねーだろうなぁ
だとしたら2番か?
コレだったら何とかなるかも・・・
ついでに顔も埋めちゃおうかな・・・
んで、一番考えたくないのが3番だよな
最悪の場合は警察沙汰に・・・
それだけは勘弁だ
さて、どうしようか・・・
こう考えていくウチにこの娘の脳は覚醒するかもしれん
急がなくてはな・・・
よし!
選択肢4の脱がす!だ!
というわけで
脱がしてやる・・・
なーに、暑くなって脱いだんだろで済むだろう
そう自分に言い聞かせて
右手はそのままにして
左手でパジャマのボタンを外した
外道?何のこと?
コレが男の子だけど?
誰かに抗議しながら
ボタンを外していく俺
そしてついにボタン全て外す事に成功した
さらになんと!
このきゃわいい娘は
ノーブラ&ノーシャツ
つまり地肌の上に
パジャマを着ていたのだ
写メ撮りてぇえ
でも音がするからな・・・
目に焼き付けるしかないか
仕方なく思いながら俺は右手を離し
パジャマを横にめくる
今なら俺は死んでもいい・・・
最初は地獄だと思ってたが
訂正する
ここは天国だ!
ほーら、下を向けば
モロだよモロ・・・
小ぶりな山が一つ
かわいらしい山が一つ
ヤバいこのままだと襲いそうだ・・・
そろそろ止めなくては
とりあえずパジャマはこのままでいーや
あとは布団を上から被せりゃいいだろう・・・
さて
この娘のおかげで人生の大半を堪能出来た
コレは何か礼をしなくてはな・・・
何にしよう・・・
とびっきり( ゜д゜) ウマーな
朝食でいいかな?
うん、朝食でいいだろう
さて、それではメニューは何にしよう・・・
朝だからな…
重たいものはダメだよな
やはり、ココはセオリーに
オムレツ、ソーセージ
ポタージュ、トースト
レタス、トマトのサラダにフレンチドレッシング
にでもしようかな?
コレなら重くもないし
あっという間に作れる
よし、コレに決定だ
では即行動しなくては
下を見れば
小振りな山が一つ、二つとあるんですぜ?
ヤバいなマジで襲いそうだ・・・
本当にイマすぐに止めなくてはイカン
とりあえずパジャマはこのままでいーや
あとは布団を上から被せりゃいいだろう・・・
さて
この娘のおかげで人生の大半を堪能出来た
コレは何か礼をしなくてはな・・・何にしよう・・・
とびっきり( ゜д゜) ウマーな
朝食でいいかな?では早速取りかかるか
思い立ったら即行動
それが俺のポリシー
さて、では着替えるか
俺はこの娘が寝ている横で
着替えを始める
今起きられたら困るな・・・
そう尻目に女の子を見ながら思った
まぁ、そんな不安は直ぐに消え去ったが・・・
着替えが終わった俺は
ハセヲ(仮名)の様子を見に行った
予想通りネトゲをやってた
一応メシいるかどうか訊いた
まぁ、思った通りいるみたいだ
さて、じゃあ作るかな
新都夏彦のォオオ!!
料〜理ッ!タァアアイッムゥゥウウッ!
(若本風に)
先ずはサラダからだ!
よ〜くレタスを洗い
一口大に手でちぎる
そしてそれをボールに入れ
フレンチドレッシングを振りかけよく混ぜ合わせる
トマトは蔕を取り除いておく
ソーセージはふつーに茹でる
オムレツは卵をしっかりと解きほぐし
プレーンのままGo!
卵の素の味をちゃんと味わって欲しいからな
技術の方は知らん
ひたすら練習あるのみだな
かなり大雑把に説明したが気にすんな
最後はポタージュだぁあ
超簡単に作ってしまおう
枝豆を塩入れた鍋で茹でる
茹で上がったら中身を取り出す
ジャガイモをレンジであっためる
ホクホクとしてきたら皮を剥く
あぁぢぃいいっ!!
ミキサーにイモと枝豆を入れ牛乳を加えてスイッチオン!
途中で塩コショウで味付け
鍋に移して温めて器に移す
最後に枝豆3、4粒載せてぇ
ついに完成だ!
俺は出来たのを皿にできる限り美しく盛った
見てくれが悪いと喰う気が失せるからな〜
そして、俺は焼けたトースト、ジャム、皿を一緒に持ってハセヲ(仮名)の元へと運んだ
ハセヲ(仮名)は俺に
「一緒に食べないの?」
と訊いてくれた
コイツいい奴なんだなぁ
でも俺はやる事があるから
と言って断った
まぁ、俺のやる事っつったら
今俺が寝ていた布団で
ぐっすりと眠っている
あの娘の元へと料理を運び、
起こして、飯を食わせて
ココは何処か説明して
納得させる
言葉にすると簡単だが
実際にやるとなると
とんでもなく骨が折れそうだ
まず錯乱して喚いて
俺らを敵とみなし、
メシを食ってくれないだろうなぁ・・・
仕方ないよな・・・
さて・・・腹をくくって起こすか
俺は料理を乗せたトレイを持って
部屋へと向かった
心境としては
中ボス戦の目の前
って感じかな・・・
さて、戦闘開始かな
俺は部屋の扉を開け
中に入っていった
すぴー、すぴー・・・。
かわいい寝息を立てて
この娘は寝ていた
チクショウかわいい寝息をたてやがって
本当にカワイすぎるぞコノヤロウ
しかし、このかわいい寝顔が
恐怖に引きつると考えると鬱だ
何か悪いことしたってわけじゃ
ないんだがなぁ・・・
そう、何とも言えない気分のまま
おれはこの娘を起こした
「起きろ〜」
反応はない・・・
もう一回
「お〜きろ〜〜」
「んっ・・・あと三時間・・・」
三時間・・・
リアルな数字だな
しかし三時間も待てん
せっかくの朝食が冷めてしまう
「お〜き〜て〜」
「朝ご飯だよ〜」
そう言うと
「朝ご飯!?イタダキマス!!」
起きた
しかし、問題発生
彼女は布団をめくり
起き上がった
パジャマの前、全開で・・・
本日2度目の後拝見
しかし
彼女は気付いていないのか
そのまま朝食にありつこうとしている
俺は言ってあげた
「あの・・・前・・・・・・」
そう言って自分の胸を指差した
彼女はつられて自分のを見る
そして、気づいた
「に、にゃぁあああっ!?」
大声を出されるかと思っていたのだが
意外と小さかった
寝起きだからか?彼女は後ろを向いて
ボタンをとめ直す
んで、やっと気付いたらしく
顔だけ俺の方を向いて訊いた
「あの・・・どちら様ですか?」
少しオドオドしたような口調だった
まぁ無理もナいわな
見知らぬ男が目の前にいたらな
さて、どうやって返事を返そうか・・・
1:怪しい者じゃあないです。と言う
2:フツーに名乗る
3:偽名を使う
4:口を封じて俺が一方的に説明する
1と4は即却下
怪しい者じゃないなんて言われても怪しい人間にしか見えんし
口塞がれたら頭がちゃんと回んないだろうな
寝起きだし・・・
変な風に誤解されてしまう
では2か3のどちらか・・・
・・・・・・
さすがに偽名はナいよな?後で困るかも知れんしな
つーことで
2のフツーに名乗るに決定した
「えー、俺は君と同じ被害者の夏彦ってモンです」
被害者ってつけたのは敵ではないってのを示すためね
すると案の定
「・・・??被害・・・・者?」
説明するか・・・。
〜〜〜説明中〜〜〜
二分後
説明終了
ちょっち意外な事に
な〜んか、すんなり納得してくれちゃった
それでいいのか?
まあいーケドね
さてと、次は俺が質問をしたいところだが
朝食が冷めてしまうので
先に朝食を食べさせるとしようかな
しかし食べてくれるかな
不安だが訊こう
「さてと・・・・・あのさ・・・朝食作ったんだけど・・・・・・食べる・・・・?」
「イタダキマス!!」
即答ですか?
あまりにも早く答えが返ってきたので
思わず訊いた
「えと・・・疑わないの?」
と
そしたら彼女は
「え?モグ・・・にゃにを、モグモグ・・・・・ですか?」
「・・・・・食べ終わってからでいいです」
もう、喰ってるよ彼女
食事中に喋るのは行儀が悪いから終わるまで待とう・・・
「あれ?食べないんですか?」
自分の分の朝食があったのを忘れてた
しかし、どっかで聞いた気がするな、その台詞
でも今は食べる事に集中しよう。
この娘も意外と食べるの早いし・・・・・
一分後
彼女が先に終わった
「ご馳走様でした☆」
だから早いって
まだ俺三分の二しか終わってないよ・・・
仕方ないな・・・・
「ゴメンもうちっと待っててくれる?」
「うん!いいよ☆」
なんか俺カッコ悪・・・
更に一分後
「・・・ご馳走サマデシタ」
「おー、さすが男の子・・・速いですねぇ」
キミ程じゃないケドね
コレでも最初っから限界を超えたスピードで食ったのよ?
俺は内心そう思った
が、胸の奥に閉まっとく
俺は使った皿をトレイの上に載せ、そのあと
やっとこさ質問タイムにとなった
「さて、では質問をしてもいいかな?」
「気軽にどうぞー☆」
君は気軽すぎじゃないか?
まぁいいや
せっかく気軽にって言ってくれたんだ
気軽に質問するとしよう
「えーと、じゃあ君なんて名前なの?」
出来るだけ気軽に言った
「私はね、泉=ソル=シェイミスってゆーんだ」
「いー、名前でしょー♪」
「ちなみに日本人のおかーさんと、フランス人のおとーさんとのハーフなんだ♪」
「ついでにとーさんの方はラテン系の血も混ざっているんだ☆」
「だからミドルネームに"ソル"ってついてるんだよ?」
「それでね、私は今年から高校1年生なんだ☆」
「昨日入学の書類出してきたんだよ!」
「だから春休み?が終わったら新しい学校生活が始まるんだ♪」
「これでさっきの質問の答えはいいかな?かな?」
いろいろと本当に気軽に言ってくれたなー
つかなんか、最後にレナ混ざってなかったか?
まぁそれは置いといて
しかしハーフだったんだ
髪の毛は綺麗な亜麻色だったから
つい日本人だとばっかり・・・
でも、言われてみると
確かに瞳の色はキレーな
エメラルドグリーンだな
っと・・・
感想は後にして次の質問に行くかな
いろいろと答えてくれたから次で最後だな
「そんじゃ最後の質問ね」
「君さ、さっき俺が朝食食べる?って訊いた時にすぐに食べる!って言ったよね?」
「何でなんにも疑わずに速攻で食べたの?」
正直コレがメインの質問だった。
何も疑わずに俺が作った朝メシを食ってくれた
確かに嬉しかったけど
もし、毒が入っていたりしたらどーするのか?と
そしたら彼女は
恥ずかしそうな顔で
「だってさ、いい匂いがするし・・・・・・それに」
「それに?」
「美味しそうだったんだもん・・・・・・」
・・・・・・・・・
「それだけで食べたの?」
「美味しそうなのが目の前にあって、食べる?って言われたら誰だって食べるでしょ?」
「毒が入ってるかも。とか思わなかったの?」
「だって、君・・・嘘をついて毒殺するようなヒトには見えないモン(笑)」
やべ・・・目から海水が溢れ出て来そう・・・・・・
今までこんな事言われたことないよ・・・
今まで言われたことつったら
新都君て大人になったら
人を殺っちゃいそうじゃない?
とか
おーい新都・・・じゃなかった
ニートコレやってくれw
なんてひでぇ事ばっか・・・
唯一良いのが
新都君ていいお婿さんになれるよね〜♪
料理もかなり上手いし
裁縫も出来るし
子供の世話も出来るし
他の家事も出来る
いい専業主夫になれるよw
なんて若干あざ笑うような言い方だけど
コレ一つだけ・・・
そんな俺を信じてくれるとは・・・・・・
「どっ、どどど!どーしたの!?」
えっ?
「なんか涙出てるよ!?」
「え!?嘘ぉっ!?」
そう言って両手を両目に当てる
「本当だ・・・」
どうやら無意識の内に
涙が出てたみたいだ
「ねぇ・・・大丈夫?どこかイタいの?」
本当に心配した顔と目で俺に訊いた
「いや!大丈夫だよ?多分アレルギー反応を起こしてたんだとおもう。」
「俺ハウスダストシンドロームってのがあるらしいから」
必死になって訂正した
が
心では肯定した
しかし言えん
つか言わん
「何だ・・・アレルギーか・・・よかった・・・」
彼女はホッとした顔になった
そして俺に訊いた
「ところで・・・ハウスダストシンドロームってなにかな?」
ググれカス
相手がハセヲ(仮名)だったらそう言ってたな
とりあえず説明する俺
「ハウスダストシンドロームってゆーのはね」
「粘膜の細胞がホコリに過剰反応して、目の痒みやくしゃみが止まらなくなる症状なんだ」
「花粉症と違って365日、一年中なるから結構厄介な奴なんだ」
「家の中をきれいにしていれば平気なんだけどね」
彼女はかなり納得したような顔をした
「結構大変なんだね」
「花粉症ほどじゃあないけどね(笑)」
俺がそう笑って言うと彼女も笑ってくれた
そして彼女はまた俺に別の事を訊いた
「ところで君って名前はなんて?あと何歳なの?」
そういやぁ名乗ってなかったな・・・
確かハセヲ(仮名)にも・・・・・
「俺の名前は新都夏彦」
「現在18で今年で19になる予定だ」
「純粋な日本人です。ハイ。」
「ついでに夏彦って名前の由来は七夕に登場する彦星の別名からちなんで親がつけたんだ」
彼女は驚いた顔で俺を見ている
なんだ?
「え?夏彦さんて高校を卒業済みだったの?」
「同い年にしか見えなかった」
ちょっとショック
「俺・・・そんな童顔?」
「いえいえ!若く見えるって事です!」
「それよりも私・・・年上の男の人に馴れ馴れしい言葉で・・・」
それよりって・・・
むしろそっちの方が俺にとっては
どーでもいいんだけど
「いや、別に気にしないでいいって」
「タメ口で構わないって」
「え!?本当?よかったー、実は同い年に見える人に敬語を使うって疲れるんだよねー☆」
順応早っ!!
つかまた童顔て・・・
orz
「そういえば"なっつん"て七夕生まれなの?」
「な、"なっつん"?」
「うん!"夏彦"だから略して"なっつん"♪」
「いや、略せてないから・・・」
なつひこ→四文字
なっつん→四文字
「あ・・・ほんとだ・・・・・・」
「そ、それじゃニックネームの方向で!」
「よし!決定!!」
どうやら俺のニックネームが決まってしまったようです
別にいいけどな
「それで、なっつんは七夕生まれなの?」
「いや?違うケド?」
「えー?じゃぁ何で"夏彦"って付けたんだろ・・・」
「あー、それはな本当は俺は七夕に生まれる予定だったんよ」
「だけど予定よりも二時間早くなって、前日の6日に生まれたんだ」
「そん時はクソ親父もカーサンも驚いたらしい」
「七夕に生まれるって聞いてたから最初っから"夏彦"って名前に決めてたらしいんだ」
「まぁ・・・後で考えるのも面倒だから結局"夏彦"って名前に決まったらしい」
「俺の言いたい事しっかりと伝わったかな?」
「俺、説明するのが苦手だからさ・・・」
苦手な説明を終えて
俺はそう訊くと
彼女はコクンとうなづいてくれた
どうやら伝わったらしい
ホッとしたがまた質問がキタ
「それじゃ、名前の由来みたいなのってある?」
由来か・・・確か・・・・・・
「確か七夕に出て来る"牽牛星"・・・・あっ彦星ね。それの別名らしい」
「へー、お星様の名前からなんだぁ」
「本当は中国の説話に登場する牛追いの青年(彦星)の名前からだけど・・・まぁ、そうなるね」
「ふーん・・・もしかしてなっつんて七夕に詳しい?」
「高校の調べ学習でやったからね。」
嘘じゃないよ?
とりあえず、話はココまでにしとくか
このままでは今回の話がいつ終わるか分からん
俺は裏話を軽〜く零して彼女に言った
「さて、話はこれくらいにして・・・もう一人の被害者サンのとこに行きますか?」
「うん!イク!!」
またも即答
返事が早く、元気な事は良いことだが・・・ちゃんと考えて返事してるのかな?
つかそれよりもハセヲ(仮名)にこの子を会わせるのが不安だな・・・
とりあえずコレだけは、先に言っとくかな
「先に言っとくケド彼・・・かなりの変人たからね?」
「私、何がこよーと大丈夫だよ?」
そういいながら小さな胸を右手で叩いた
あ・・・ちょっとむせた
「だけど本ッ当に変わってるヒトだよ?」
「大丈夫大丈夫☆泉ちゃんを舐めなさんなって!」
そう言ってまた小さな胸を叩いた
今度は弱めに・・・
しかし、マジで不安だぞ
アソコは一般人が入れないようなオーラがバリッバリに出てるところだぜ?
だが、そう思ってたのも束の間
気付いたら俺はアイツの
部屋の扉の前に立っていた
トレイを持って・・・
あんれぇ?
さっきまで部屋で考え事してたよーな・・・
そう不思議に思っていたら彼女はイキナリ
コンコン!
「入りますよ〜〜☆」
ガチャ
キィイーー
開けた!
そして入っていった!!
ウソ!?
躊躇せずに入った?驚きながらも俺も部屋へと入っていった
予想通りエロゲやってた
しかし、エロエロなシーン入る前だったんでホッとした
でもハセヲ(仮名)は驚いてた
イキナリ部屋に入った件に関してでないようだ
ハセヲ(仮名)は俺を見つけ
俺を捕まえ部屋の外に出てこう言った
「なっ・・・?ちょ?え!?何でッ!?」
驚くのも無理ない気がする
とりあえずこう言った
「彼女も俺らと同じですよ」
しかし、コイツが驚いたのは彼女がココにいる事では無かった
「あ、あ・・・あ、あぁ、あの子!いっいぃい!!今やってるエロゲのヒッヒヒロインと瓜二つッ!?」
何コイツ?かなりテンション上がってるw
つかヒロインと瓜二つってw
ありえる訳ねーダロカスwww
そう思いながら部屋に入りハセヲ(仮名)がやってるエロゲのパッケージを見た
そこには信じらんねーモノがあった
「うそ?」
つい声を零してしまった
「ん?どーしたのなっつん?」
彼女が俺の方に近付いてきた
俺はソフトを隠し
「いや!何でもない!!何でもないデス!!」
声が裏返った
彼女はじーっと俺を見ていたが
次の瞬間驚いた光景が目に入った
彼女が・・・
今俺が両手で隠していたエロゲを手にしていたのだ・・・
俺は自分の両手を見た
俺の両手には何もない
まさか・・・・・
スタンド!?
俺は心底驚いた
しかし、彼女はそんな俺の事を気にも止めず
「あっ!この女の子私に似てるー」
「だから、私に見せたくなかったの?」
そう訊いてきたが今はそれどころじゃない
俺は彼女の両肩を掴んだ
「きゃっ!?」
「な?どうしたのなっつん?カオ・・・恐いよ?」
「泉・・・キミはもしかして・・・・・何か不思議な力を使えたりしないか?」
「例えば、後ろに半透明なよく分からない生物のような奴がいて、ソイツが何かをするとか・・・」
「え!?うん・・・使えるよ?でも何で知って・・・・・」
「俺も・・・彼もそうだからだ」
俺はそう言ってハセヲ(仮名)に出すよう促した
ハセヲ(仮名)は頷き
ザ・ワールドを出し、
そのあとに、俺はスター・プラチナを出した
泉は驚いてた
そんな彼女の目を見ながら
俺は話を続けた
「もしかしたら、君の力がココから脱出するのに必要になるかもしれないんだ」
「君のも見せてくれないか?」
俺がこう言うと
彼女は真剣な顔をし
「わかった、出す!」
「でも、どうやって?」
「不思議な力は使えるよ」
「でも、姿が出てこないの」
俺とハセヲ(仮名)は顔を見合わせた
考えてる事は同じのようだ
ハセヲ(仮名)は俺にどうぞと手振りをする
俺が言うのかよ・・・・・
「えっとね、俺らは"来い、来いよッ!俺は!ココにいるッ!"って叫んだら出てきた」
「え゛っ!?」
うん・・・予想通りの反応
でも実際出たしなぁ・・・
「嘘は言ってないよ?」
と、俺が
「信じてくれるかい?」
コレはハセヲ(仮名)が
いやぁ・・・でも信じらんねーべ普通・・・
「わかった・・・信じる!」
信じちゃったよこの子
コレで出なかったら白い目で見られるかも・・・
「あっ、そうだ心の底から言ってみてね」
「じゃないと出ないかも・・・」
一応保険を掛けといた
俺がそう言うと彼女は頷き、そして・・・
「来て・・・私は・・・・・ココにいるっ!」
「なっつん・・・出た?」
「結果を言うと出た」
「脱出に使えそうかな?」
「多分・・・無理・・・・・・」
俺がそう力無く言ったのは
コイツがあまりにもショボいからでは無い
むしろ逆だ
コイツがとんでもなさすぎるからなのだ
出たのは・・・
キング・クリムゾン
五部のラスボスのスタンドだ
十数秒先の未来を見れる"エピタフ"の力を持ち
十数秒先の出来事を無かったことにする能力を持つヤツだ
簡単に言えば"している"という過程をすっ飛ばして、"した"という結果にする能力だ
とりあえず脱出には使えないな・・・
この事を泉に伝えたら
ガッカリとした表情になった
俺は頭を撫でて言った
「まぁ・・・人生そんなにウマくいかないわな」
「だから気にすんな」
彼女は俺の言ったのを聞き
はにかんだ
その後、彼女はキングクリムゾンの性能を自身で確かめた
物凄く驚いてた
ヒロイン登場。 最初はヒロインを出すつもりは微塵もありませんデシタ