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二日目

なんかもぉ本当にグダッグダ・・・・・・ しかもテンポ早いし・・・ 呼んで下さる方頑張ってください (オイ

声が聞こえる・・・


なんだろう・・・


誰か叫んで・・・る?


おんな・・・の子・・・かな?




「やめ・・・・・・てよぉ」


「やめ・・・やっ・・・

いやぁあああっ」


「お兄ちゃん!らめぇぇ」




「ぬぅぉおおおおっ!?」



「ぅおぉっおっおお?」




もの凄く大きな少女の声を聞いて


俺はもの凄く大きな声を出して


目が覚醒した。



「お早う御座います・・・」ハセヲ(仮名)が言う


ハセヲ(仮名)の前にはパソコンのディスプレイがあり


そのディスプレイには

18禁な事になっている

少女の姿があった・・・


声の主はコレだった



「なんだエロゲかよ・・・」

俺はそう呟いた


そしたらハセヲ(仮名)が


「なんだとは何だ!?」




もの凄い大声で叫び


さらにこう言った




「エロゲはなぁ!モテずに一生を童貞として生きていく運命を辿る不運な人間の為に作られた

リリンの文化の極み

なんだぞぉおお!!?」




「日本のエロゲは世界一ィイイイッ!」




「そこにシビレる憧れるゥウウッ!」




「もしもまたエロゲを馬鹿にしたならば僕はっ君がッ!泣くまでッ!殴るのをッ!やめないッ!」






魂の叫び


ありがとうござい


と思いながら不覚にも


拍手してしまった


しかしいきなり怒られたのはかなりムカつく


しかもコッチは睡眠を妨害されている


コレをムカつかずしてどうする?


読者よ君の意見を聞こう!


と一人馬鹿な事をしてたら


「あ・・・スイマセン・・・・・・つい、カッとなって・・・」


と熱が冷めたのか謝ってきた


なんだ、素直じゃない


よし、では此処は大人を保って・・・




「いえ、気にしないで下さい。俺にも非があったんですから・・・

コチラこそスイマセンでした」




完璧だ・・・・・



そして・・・




「あの、それで・・・その・・・・・」




ココだ・・・・・・・・




「本当に気にしないで下さい。それに、さっきのハセヲ(仮名)さんのセリフに心を打たれました。ちょっと大袈裟なのかもしれないですが、俺の人生の格言の一つに入れさせて下さい」



決まった・・・・・・



見ろ、ハセヲ(仮名)の顔を・・・


俺の言葉にキタハズだ。


クックックッ


これでヤツの俺の印象が確実に良い方に行ってる


ココで友好関係を築かなくては


何かあったときに困るからな…



計画通り・・・












何かってなんだろ・・・?










そういえば何か重大な事を忘れているような……













アッーー!!









そういえばココ何処だ!?




すっかり忘れていたぞ!?




クソッ


入学手続きの書類まだ出してねぇよ


どうしましょう・・・


確かあの時・・・


アラレちゃんがどーのこーのって言った日から


今日で二日目


のハズ


アラレちゃんが〜の三日後が書類の提出期限だった


今日はあの時の三日後の昨日


つまり簡単に言えば


明日が期限


ココは何処か分からない


つまりは絶望的って事さ


はっはっはっは!!















クソッやられた!



こんな屈辱は生まれて何度目だ!?



ヤバイヤバイヤバイ!!


とりあえず気合いで家に帰らなくては!




全速力で!!




俺のキャンパスライフが消えてしまう!!!




そんなのイヤだッ!!!




「ハセヲ(仮名)さん俺は帰ります!!」


「本当にマジで大切な用事を思い出しました!!!」

「グッバイさよならご機嫌よう!また会う日までッ!!」


そうして手早く帰ろうとしたところ


「無駄だよ無駄・・・」


えっ?


俺はきっと間抜けな声を出していただろう


だが彼は構わず続けた


「むだなんだよね…。」


「この家?には窓・玄関といったものが存在しないんだ」


・・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・



一瞬理解出来なかった




でも暫くしてやっと理解できた




簡潔に言うと




窓・玄関・換気扇といったものが存在しないらしい




つまり文字通り密室




そこ!何故呼吸できるかはツッコまないで



今俺も若干混乱してるから




とりま落ち着け 新都 夏彦




クールだクールになるんだ




M原K一君のように!!




しばらく目を瞑る




すると







ふーっふーっと自分の呼吸のする音が聞こえる・・・・・・



脈拍は正常・・・



1+1=2



よし、落ち着いてきた!



「えと・・・ハセヲ(仮名)さん?」


俺は彼に質問した


「何かな?」


とハセヲ(仮名)が言う


俺は下らないことを訪ねることにした


「あの、変なことを訊いて良いですか?」



「構わないですよ。」



気軽に応じてくれた



では訊こう変な事を






















「あの・・・ヨガテレポートか瞬間移動、リレミト、あなをほる、もしくは"ザ・ハンド"とかなんかを使えたりしませんか?」



・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


俺、言って後悔はしてないよ?・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


本当に俺、言って後悔はしてないよ?




帰りたいしさ




だって・・・ねぇ?


この状況じゃん?


何かしらあってもおかしくない雰囲気じゃん?と頭を巡らせていろいろと考えてたら


「"ザ・ハンド"はないけど"ザ・ワールド"なら使えるよ」



・・・・・・・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・・・・


えっ?


何言ってんの?


"ザ・ワールド"ならってアンタ


この状況じゃ信じちゃうよ?もしも嘘だったら怒るよ?


リアルでオラオラ喰らわせるよ?




と思いつつ訊いた俺って・・・




「"ザ・ワールド"ってあの"世界"って書くアレ?」



「うん、それ」



「嘘でしょ?さすがに」




「いや、これが意外と事実だったり」




そう言ってマジでスタンド出してきた




ニートってすげぇえ!!



そしてちびりかけたのは内緒だ




ザ・ワールドの出現から10秒



呆然・唖然・うそーん



この3つが頭の中で飛び交ってる



いや、ねぇ?


ちょwマジでw?


としか言えないよ?

本当に!マジで

落ち着け、落ち着け俺!


こうゆー時は素数を数えるんだ。



1 2 3 5 7 11 13 17 19 ・・・







落ち着いたか?


よしでは、更に訊こう



「瞬獄殺使えます?」


「無理」







即答かよ




いやじゃなくて訊くべき事は


まだまだ沢山あるだろ!



例えば


・何でスタンド使えるか?


・ココどこ?


・スペック教えれ


・あなたは実はDIO様?


・いつからスタンド使えるように?



の5つだ




つーわけで訊く




「あのー、何でスタンド使えるんデスカ?」




「気がついたら使えるようになってた」




・・・・・・・・・


・・・・・・・・・



まぁいい次の質問



「ココはどこ?」



「分からない。」







やっぱり?






次ぃ!




「あなたのスペックは?」


「ニート以外には何もナイ!」










自信満々に言わんでくれ













「あなた実はDIO様?」



「何言ってんの君w?」













うん、まぁ至極当然の答えですな




でも笑われたのはムカつく









最後ッ!




「いつからスタンドを?」



「厳密に言えばココに閉じ込められてからだね」







え?マジっすか!?




意外と最近なんだな






て事はもしかしたら俺も?







「俺もスタンド使えると思いますか?」



「多分イケるんじゃないかな?」


「ココに閉じ込められてから使えるようになったのだから」




よし!希望が見えてきたぞ




希望が見えてきた理由を説明しとこうか



ハセヲ(仮名)がスタンドを使えるようになったのはココに閉じ込められてからだ




って事はだ


俺もスタンドを使える可能性があるってわけよ



ココでもし、今求めている"ザ・ハンド"が出たならば



壁を削り取って脱出が出来るかもしれんのよ?




俺が今若干ハイな気分になってるのはコノ為




しかし・・・・・・



スタンドってどうやって出すん?






めんどくせぇ・・・


また質問をしなくちゃならんのか




「えーと…じゃハセヲ(仮名)さんてどうやってスタンドを出せたの?」




そう訊くと恥ずかしそうな顔をしながら


「いや、実はゲームのハセヲに合わせて『来い・・・来いよ・・・・・・俺は・・・ココにいるッ!!』って言ってたら出てきた」


















うわぁ・・・・・・・・・















さすがに引きますねコレは







でもスタンド出すのは

もっとめんどくせぇのかと思ったぞ?



コレなら俺出来るかも



「へー、それじゃ俺もやってみた方がいいっすかね?」




とりあえずこう言ってみた






いや別に訊かなくても実行しちゃえばいいんだけどさ










「やってみた方がいいかもしれないね」


「ココから脱出するには君のスタンドが必要かもしれないし」













あのセリフ言わなきゃイケないのかな…?




さすがに恥ずかしいですぜ?




・・・・・・・・・・・・







「えと、さっきのセリフを言った方がいいっすかね?」



「言った方が出やすいかもよ?」









言わなきゃいかんのか・・・




仕方がない


言うか・・・・・・


あー恥ずかしい







すぅーーっ



息を大きく吸う・・・




そして・・・






「いいぜぇ・・・来い・・・・・・来いよ・・・・・・・・・俺はッ・・・ココに居るゥッ!!!」



・・・・・・・・・



・・・・・・・・・



・・・・・・・・・



「俺のスタンド出ました?」



「出て・・・・・・無い・・・ね」










死にてぇ orz







言わせておいて出ないって



結構ハズいよ?






そんな俺の心情を察してか




「も少し力を込めて心の底から叫んでみたら?」


こうアドヴァイスをくれた




ありがとうハセヲ(仮名)君



君優しいんだね







そう思いながらも一度俺は叫ぶ



「来いィ!来いよォッ!!!・・・・・・俺はァ・・・ココに居るッッ!!!!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



!!


聞こえる!聞こえるぞ!


スタンドを出した時の


あの擬音語が!!



そう期待に胸を踊らせながら後ろを振り向いた。



するとそこにいたのは・・・































"スタープラチナ"だった















いや、いいんだよ?別に


"スタープラチナ"って言やぁ


第三部の主人公のスタンドですからね




でもね、今は"ザ・ハンド"が欲しかったのよ


分かる?


分かって?



確かにねかなり前に"スタープラチナ"が使えたらいいなー


なんて思ってたよ?



でもさ今は違うじゃん?


俺はココから脱出したいの


まだ入学手続きの書類を出してないのよ


時を止めたってね何の役にも立たないのよ




そうプッツンしながら悶絶してる内に




日が暮れてしまったっぽかった


時計が午後6時を示していた







泣きたい・・・




いつの間にか10時間近くたってたんだもん・・・




受け付けは午後5時半まで



勿論完全アウト



もヤダ・・・



寝る事にしよう




もう明日考えるとしよう
















スタンドってどうやってしまうの?



寝るときくっ付いてキモいんですけど・・・

コレで良いのだろうか?・・・

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