八日目
ぶっちゃけて言うと行き当たりばったりで書いてます。 最低な作者だ(-_-;)
「嘘だ!!」
俺は思わず叫んでしまった
それは目の前の光景が
信じられなかったからだ
俺の視線の先には
冷蔵庫がある
問題はその冷蔵庫にあった
俺は今日朝食の担当だから冷蔵庫から食材を
取り出し、
作ろうとしていた
そしたら・・・
冷蔵庫の中には
昨日まであったハズの
杏仁豆腐
だけでなく
他の食材が全て
なくなっていたのだ
あるのは
・マヨネーズ、
・ソース、
・ケチャップ、
・寿司を買うと一緒に
付いてくる醤油、
・似たような感じの
コンビニ弁当の醤油、
・蒲焼きのタレ、
・気付くと溜まっているアメリカンドッグの
マスタード、
・XO醤、
・豆板醤、
・甜麺醤、
・牛脂、
・牛乳、
・練乳、
といった
単体では一切合切役に
たたないものしかない。
他には何もない。
あると言ったら
麦茶ぐらいだ
一体どうなって・・・・
そう考えていたら
「なっつんどうしたの!?」
「何かあったのかい夏彦君?」
と、2人がやって来た
俺は事情を説明すると
2人の顔は驚きと絶望の
顔になっていた
「コレは非常にマズいんじゃないか・・・」
ハセヲ(仮名)は
冷静を保ちながら言い
「マズいってゆーか下手したらみんな死んじゃうよ〜」
泉は若干泣き顔になり
ながら言った
泉の泣き顔カワイイな
ってそんな不謹慎な事を
考えてる場合じゃねえ!
「あっ夏彦君!水は!?」
「!」
「そうだ!水!!!」
俺はハセヲ(仮名)に
言われて気づき
急いで蛇口をひねった
水は勢い良く流れている
よかった・・・
「どうやら、水は心配ないようだな。」
俺が言うと2人は安堵の
表情を浮かべた
しかし問題は山積みに
なって在りやがる
犯人探しをしたいが
手掛かりもなんにもない
とりあえずは
コレからの事を考えねーと
「で、コレからどうする?」
「食べ物はロクにない。あるのは調味料と水だけさ・・・」
「ど、どうしよう・・・」
「私、飢え死になんてやだよぉ・・・・・」
泉が涙を浮かべ
パニックになってキてる
コノ状況でパニクると
確か集団心理とやらが
作用してマズい事に
なりそうだな・・・
3人しかいねーけど
「泉、とりあえず落ち着け。素数を数えるんだ。」
「うん・・・」
「1.2.3.5.7.9.11.13.17.19.23・・・・・」
「ねぇ、なっつん0って素数に入ったっけ?」
「悪い、覚えてない。」
「それと9は3で割れるから素数じゃないぞ」
「素数は1と自分と同じ数でしか割れないマヌケな数字だ」
「あ、そうだった。」
「えへへ、間違えちゃった」
泉が照れながら言った
どうやら落ち着いたようだ
素数を数えると本当に
落ち着くんだ・・・
すげぇ・・・・・
「へへ、なっつん。アリガト!」
ちょ!その顔ヤメテ!!
それ反則!!!
「うっ!い、いやっ別に・・・俺は何も・・・・・・。」
「礼ならジョジョの作者に言ってくれっ」
俺が狼狽えながら
言うと
「ぷっ!!夏彦君、そんな照れすぎだよ!」
ハセヲ(仮名)が笑いながら俺に言ってきた
「しょ、しょうがないだろ!」
「今までこんな顔を誰からも向かれた事なかったし・・・」
「つか女子に避けられてたし・・・・・・」
「だっ、だから面と向かって言われるとな、かなりこそばゆいっつーか恥ずかしいんだよ。」
「言葉の一部に笑えない過去があったね・・・」
「ソコはスルーすべき?」
「スルーして下さい」
「ラジャーです」
こんな会話が続いたら
どんな困難でも乗り越え
られそうだ
でも・・・
「さて、では本題に戻ろうか」
ハセヲ(仮名)が急に
シリアスな顔になって
話しを戻しはじめて
仕切りだした
「先ずは、現在の状況の確認をしようか。」
「今の状況は食料はナシ。」
「調味料、水は一通りある」
「こんな感じだね?夏彦君」
「あ、あぁ・・・その通りだ」
今までと違ってかなり
神妙で、かつ威厳がある
言葉に俺は少し驚いた
何つーか、
碇ゲンドウを思い出す
「では、この状況で先ずは何をするべきか・・・」
「夏彦君、君の意見を聞こう」
(また俺?)
と思いつつも俺は答える
「そうだな・・・先ずは水を確保しといた方がいいかもな。水がなくなるとシャレにならない。だから水を何かの容器に入れて保管しとおくべきかと・・・」
「なるほど・・・確かに水の確保は必要かな。」
「では、泉ちゃん。君は?」
「私は・・・残されたモノで、どうやってこれからを生きていくか考える事も大切だと思う・・・・・」
「水だけじゃ栄養が足りなくなっちゃうし・・・」
「うん、確かにその通りだね。」
「では先ず、水を確保して保管。その後に今後について考察でいいかな?」
「いいともー!」
こうして、俺たちは行動
を起こし、話し合った
話し合いが終わる頃には
夜も随分と更けてしまい
みんな、かなり眠そうな
顔をしはじめた
実際、話し合ってる最中
泉が何度も俺の左肩に
彼女の頬を付けていた
そして
寝る頃にはみんな水を
結構多めに飲んでいた。
だけど
そんな中、俺は氷を
作って溜めておいた。
明日はかき氷にでもしよう。
そう考えていたからだ
ところで泉?
何でまだ俺の布団で寝る?
ハセヲ(仮名)と泉との会話が殆どない気がする