雛飾り(200文字小説)
結婚して家を出た娘が突然やって来た。
「ねえ、ひな人形あったでしょう?」
「どうしたんだ? 急に」
「3月3日にうちでお茶会やる事になったのよ」
そこに雛人形を飾りたいと言うのだ。
娘が生まれると、僕たち夫婦はすぐに雛人形を購入した。
初めての子だったので奮発した。
娘が嫁いでからはずっと物置にしまってあった。
僕が車で運び、妻が娘と飾りつけをする。
「早く孫の顔が見たいな」
「実は…」
照れくさそうに娘が妊娠を告げた。
結婚して家を出た娘が突然やって来た。
「ねえ、ひな人形あったでしょう?」
「どうしたんだ? 急に」
「3月3日にうちでお茶会やる事になったのよ」
そこに雛人形を飾りたいと言うのだ。
娘が生まれると、僕たち夫婦はすぐに雛人形を購入した。
初めての子だったので奮発した。
娘が嫁いでからはずっと物置にしまってあった。
僕が車で運び、妻が娘と飾りつけをする。
「早く孫の顔が見たいな」
「実は…」
照れくさそうに娘が妊娠を告げた。
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