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恋勉。  作者: 恋文 あお
2/4

・意外・

前回に続き、第2話。タイトルは『意外』。

担任は意外にも○○?

満月大迷惑! 暖かい目で読んでいただけたらと思います汗


「今日からB組の担任をします。佐蔵(さくら)です。」

「…え。」

教室中がザワザワしだした。よりによって佐蔵先生…さっき目もあったし、気まづいなあ。

「やったね満月(るな)!満月が気になってた先生じゃん!」

「ちょ、杏奈(あんな)!おっきい声でそんな事!」

「何話してんの?よろしくね」

ふと前を向き直すと佐蔵先生の顔。私はとても驚いた。何話してんの?って、もしや聞かれたんじゃ…

「よ、よろしくお願いします…」

私は俯き、ボソッと呟いた。



季節は巡り、梅雨の時期。

すっかりみんなクラスに慣れたようで浮かれているのか、かなり山田先生(※1話参照)のお世話になってしまっている。

柴咲(しばさき)!またお前は!」

「ひい!許して山ちゃん!」

杏奈はまた身だしなみで指導をされていた。

「何度髪を垂らすなと言えば直るんだ!」

「やーっ!」

杏奈はまた走って逃げてきた。B組がこんなにもたるんでいるのは、当然担任のせいでもあると私は考えている。それもそう、佐蔵先生はかなり大ざっぱなのであった。授業には最大30分遅刻してくるし、課題を忘れても何も言わない。これはもう、教師としてどうなんだと思う。

「…まったく。B組の奴らは特に気が緩んでます。佐蔵先生からもビシッとお願いします。」

「はあ、わかりました。」

佐蔵先生が教室に帰ってくる。

「みんな、毎日ちゃんと過ごしてね。あの、ほら。身だしなみとかさ。」

「「はーい」」

何が『はーい』だ。とかさって、曖昧な。もうありえない。私はそう思い、先生に放課後話しかける事を決心した。


~放課後~

「先生、ちょっといいですか?」

「ん、何?」


前から言いたかったことがあるんです

いかがでしたでしょうか。

次回、満月はまたまた予想外な先生を目の当たりにしてしまいます。お楽しみに!

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