第壱話 天空から舞い落ちたる男は薬を創る
主人公の名前が出ないのは仕様です。
……そうか、カミサカに頼まれて俺はこの世界に来たのか。
と、己の服装を眺めてみる。
喫茶店で紅茶を飲んでいたときと同じラフな格好。
怪しまれる可能性もあるけど……、まあ、別にいいや。
そんな事よりもこの状況をどうにかしないとな。
「何で今空を飛んでいる」
正確には現在進行形で落下している。
幸い、高度はかなりありそうだが、叩きつけられたらそれは痛いだろう。
死んだら元の世界に戻れるとはいえ、ここの世界の神を一度も殴らずに帰るのは癪だ。
とりあえず、特殊能力を試してみますか。
「【粉塵創造主】は……、念じれば使えるみたいだな」
【粉塵創造主】と念じれば、脳裏にいろいろな言葉が浮かび上がる。
とりあえずは……、空を飛ぶ能力を得る粉薬でも作ってみよう。
そう、俺が【粉塵創造主】をもらったのはありとあらゆる便利な薬を作るためというのが大きい。
空を飛べることも、可能になるはず。
(【粉塵創造主】、生み出すのは空を駆ける薬!)
そう念じた途端、俺の手の平に薬包紙に包まれた粉塵が出現する。
危うく落としかけたそれを俺は急いで両手で握り締める。
俺は下を見る、だいぶまだ余裕がある。
(【解析】)
俺は【解析】を念じ、起動させる。
対象はもちろん空を飛ぶ薬。
そして、己の脳裏に何百何千という文字の奔流が流れ込む。
咄嗟に拙いと思った俺は【解析】の機能を制限する。
段階を踏んで、十八回目の制限でようやく理解できるほどの文字量となった。
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品名:空駆薬
種別:アイテム・粉薬
効果:服用することにより空を飛ぶことが出来るようになる。
備考:急造品のため効果は約十分しかもたない。
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「急造品って……、どういうことだ?」
俺はすぐさま【解析】の制限を一部解除し、備考を再びよく読む。
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備考:【粉塵創造主】により作られた粉薬。
【粉塵創造主】の機能のうちの一つ、簡易粉塵創造により作られたため効果は減少。
抽象的なイメージにより作られたために機能制限もされている。
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つまり、はっきりと効果を指定しなかった事と抽象的なイメージだけで作り上げちゃったから効果が弱いって事か。
地上に降り立てば具体的なイメージで粉薬を作り上げてみたいものである。
金粉や塩とかはきっとこういうことは無いのだろう、なんと言ったって元素から理解しているわけだし。
ともかく、地上まではまだ距離があるが、そろそろ飲んでも大丈夫だろう。
俺は【家庭道具召喚能力】で手の中にコップを召喚する、が。
「水が無い……」
粉薬をそのまま飲むのは正直苦痛だ。
しかし、水を作り出す能力なんて……あ、そうだ。
俺は【粉塵創造主】を再び起動させる。
先程とは違い、詳細設定を行うように念じる。
すると、まるでパソコンの画面のように効果などを入力する画面が脳裏に投影される。
俺はすぐさま必要事項を入力し、実行した。
すると、コップの中身が透明な液体で満たされ、咄嗟にこぼれないように薬包紙を持っていた方の手で蓋をする。
ちなみに薬包紙は蓋をした右手の親指と人差し指で挟んである。
創造したのは大量の酸素とその二倍の水素の化合物、水だ。
原子を創造する事も出来るとは思っていたが、まさか入力画面で化合させたりする事も出来るとは思わなかった。
元素なんてそのまま生み出しても散り散りなるだけだからうれしい誤算なんだけど。
俺はすぐさま薬包紙を解き、中の粉薬を口に含む、薬包紙は風に乗ってどこかに飛んでいった。
そして直ぐに水を飲み、薬と共に飲み込む。
「お? おお?」
すると、俺の体はしばらく慣性にしたがって落ちていたが、徐々に速度が落ち、ついには中空で停滞した。
さらに、行きたい方向を念じればそっちに向かってゆっくり飛ぶ。
「おお! 飛んでる! 速さ的に飛んでると言うより浮くだけどきちんと飛んでる」
しかし、こういう時にはしゃいで落下するような失敗を犯したくない俺はすぐまさ下へと、地表へと降り立つ。
ガサリ、と音を立てて靴で地表を踏みしめる。
あまり深くは無いが、一応森らしい。
下生えの草を踏みしめた俺はコップを【家庭道具召喚能力】で消し、周囲を見渡す。
誰もいない。
まあ、誰かいたところでどうもしないのだが。
と、俺は一応通過儀礼のように自身に【解析】を掛ける。
肉体も魔力も強化されているらしいからな、一応どれくらいかは調べておかないと。
(【解析】、対象は俺)
そうして出てきた結果に、俺は愕然とした。
-*-*-
名称:taQTク#X0御8w4ェj6p=omawfiz天gt273アwioq4yxhニudmiaua
種別:無礎性人間種・半神
年齢:16
性別:男
職業:sgu54%hala
出身:高位世界【ju邊an8a8gf務j】
能力:【粉塵創造主】・【解析】・【家庭道具召喚能力】【n8qx7oジェ3hmra画8】
物理攻撃力:B
物理耐久力:B+
魔 力 量:0士78tェuapr/0士78tェuapr
魔法行使力:A+
魔法防御力:A-
精 神 力:S-
精神守備力:S+
敏 捷 性:C+
知 能 :S
運 :C-
称号・功績:【異世界旅行者】・【奈落への案内人】
祝福・加護:【高位神《Lふぁおxgンhaxgu542ruj亜AXF》の完全守護】
備考:測定不能部位が数多くあり文字化けが発生しました。
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俺は口の端がぴくぴくと引き攣るのを感じた。
いや、この世界の基準なんて分からないけどね、でも少し異常って事ぐらいはわかるよ。
うん、魔力量はきっとかなり多いんだろうな、でも名前が文字化けするってどういうことさ。
ああ! 突っ込みどころが多すぎる! 突っ込みきれない!
……気にしてもしょうがない、とりあえずは森を脱出することを目標としよう。
切り替えなければ生きていけないしね、それに文字化けしている部分を詳しく解析してはいけない気がする。
力は隠せばいいし、高位の神に与えられた【解析】の能力をもってしても図れない能力を、下位世界の住人が見破れるわけなど無いのだから。
そうして俺は上を見上げる、恐らく時間は昼時、太陽は恐らく南中。
東西南北、どの方向へ向かうべきか一瞬迷ったが、俺は東へと向かうことに決めた。
+=+
念のため武器として包丁を、盾としてまな板を、兜として鍋を【家庭道具召喚能力】で召喚し、装着した俺は、大して深くも無い森を進む。
なんて情けない姿だろうか、そこら辺の子供みたいだ……
というか頭に載せた鍋が重い、そして痛い。
王道物だとそろそろ道に出て襲われている馬車を助けるなんてイベントに遭遇するんだろうなぁ……。
……いや、いくらこの世界がテンプレ王道世界といってもそんなに都合よく事は起きないだろう。
そんな事よりも気をつけなければいけないのがそろそろ日が沈むという事だ。
木の葉の影から覗く空に薄っすらと見える月は淡い緑の光を発している。
本当にここは異世界なんだな、なんて感傷に浸るわけにも行かない。
俺は一応どんな状況下でも生きるようにすることは出来る。
単純に飲めば体が最高の状態で保たれる薬を作り出して飲めばいいだけ。
しかし、風情が無いし、薬に頼りきった生活はよくないだろう。
と、物思いに耽りながらも進んでいた俺の視界の隅に、何かが入った。
何だろうと思いつつも、そっちへ向かうと……。
「人……?」
浅葱色の髪をした幼い子供がぼろ布に包まって荒い息を吐いていた。
顔は赤く、眼がきつく閉じられ、体調が悪いのは一目瞭然だった。
捨て置く? いや、それは後味が悪い。
俺はこの世界の常識を知らない。
こういう場合ほっとくのがいいのか助けるべきなのか、俺にはわからない。
(【解析】、対象は子供)
とりあえず解析してみれば分かることだろう。
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名称:エンシェルティア=アルクハイン
種別:天礎性人間種
年齢:11
性別:男
職業:未確定
出身:アイゼリク王国
能力:【無杖の魔法師】
物理攻撃力:E+
物理耐久力:D-
魔 力 量:1057291047/402857391
魔法行使力:S-
魔法防御力:A+
精 神 力:C-
精神守備力:E-
敏 捷 性:F-
知 能 :B+
運 :B-
称号・功績:無し
祝福・加護:【魔法神《クァルエンディスト》の最上級加護】
備考:【魔法神《クァルエンディスト》の最上級加護】による魔力の供給過多により【蝕魔病】を発症、肉体崩壊の危機。
魔力爆発の危険性大、その場合最低でも周囲1kmを焦土と化し、1000年は魔力汚染により周囲への生態系へと多大なる被害を与える。
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え、どうなってんの、魔力量が上限を突破しているし、それに肉体崩壊って、焦土って、魔力汚染って……、まるで生きる核弾頭じゃないか。
そうか、こいつは一人誰も巻き込まずに死ぬためにここに来たのか、優しいな心がけだこと。
……いや、こいつは親に捨てられただけかもしれないな、どうしようか。
ってか、加護のせいで死に掛けているってどういうことさ、魔法神《クァルエンディスト》きちんとそこら辺考えてるのだろうか。
あー、手駒がほしいと建前でもつければいいや、そうしたら俺が助ける意味が出来る。
そう思い立ち、俺は包丁とまな板を【家庭道具召喚能力】で消し、少年の近くにしゃがみこんだ。
……結局のところ悪役になりきれないんだよな、『おしい』
(【粉塵創造主】、詳細設定……は、無理か、魔法薬なんてもの、俺には理解できん、簡易粉塵創造で【魔法神《クァルエンディスト》の最上級加護】の制限が出来る薬と【蝕魔病】の治療薬に魔力を発散する薬っと、出来た)
俺の手の平に三つの薬包紙が出現した。
イメージは、全てに共通するのは少ない水でも楽に飲めること、加護を制限する薬は神と繋がる糸を切断する感じ、蝕魔病は蝕魔病をよく知らないからやはりあやふやなイメージで、魔力を発散する薬は体から余剰分の魔力が流れ出すようなイメージにしたかったが、あいにく魔力が何なのかさっぱり分からない俺はコップに注がれた無駄な水を排出するイメージで生み出した。
【解析】している時間は無い、直ぐにコップを出現させ中に【粉塵創造主】で生み出した水を注ぐ。
そこでいまだ荒い息を吐き続ける子供、少年を叩き起こす。
少年は薄っすら目を開けると、こっちに顔を向ける。
口が何か音を紡ぐが掠れて意味を成さない。
俺は彼の耳元で出来るだけゆっくり囁いた。
「今から薬を渡す、それを飲め」
少年はまだ何かを伝えようとしていたが時間が無い、俺は少年の口を無理やり開けて三つの粉薬を口に含ませた後コップの水を注ぎ鼻をつまんで口を開けないように手でしっかり押さえつける。
少量の水でも飲めるようにイメージしたから飲めるはず。
少年の目からぼろぼろと涙がこぼれるのを見て心が痛むが、いまだに薬が口に含まれたまま、彼を助けるという自己満足のため一切手は緩めない。
「飲み込め、飲み込むんだ」と極力俺が優しく言うと、少年は軽く首を横に振る。
さすがに一気に飲ませるのは無理だったか?
一度薬を吐き出させることも考えたとき、少年の喉が小さく上下したのを俺は見逃さなかった。
飲んでる。
俺はすかさず少年の鼻を押さえていた手を離し、コップの水を口の端から少しずつ注ぐ。
少年の喉の上下する速さは少しずつ上がり、ついに喉が上下しなくなったとき、彼は首を縦に振った。
飲みきったのか……、一つの命を助けたことは助けたんだな。
俺は少年の口を押さえていた手を離し、一度コップに注がれた水を捨て、新たにきれいな水を注ぎなおし、それを少年に渡す。
少年はガラスのコップが珍しいのかしげしげと見つめた後、恐る恐る水を口に含んだ。
ミネラル分とかは含まれていないから飲みやすい軟水になっているとは思う。
顔はまだ少し赤いものの、病的なほどではなくなった。
そして、少年がゆっくり水を飲み干していくのを見ながら、俺は再び【解析】を使う。
-*-*-
名称:エンシェルティア=アルクハイン
種別:天礎性人間種
年齢:11
性別:男
職業:未確定
出身:アイゼリク王国
能力:【無杖の魔法師】
物理攻撃力:E
物理耐久力:D-
魔 力 量:39164067/202857391
魔法行使力:A+
魔法防御力:A
精 神 力:C+
精神守備力:E+
敏 捷 性:G
知 能 :B+
運 :A-
称号・功績:【黄泉路より帰還した者】
祝福・加護:【魔法神《クァルエンディスト》の最上級加護】(制限)
備考:【蝕魔病】の後遺症により極度の筋力低下、長時間の自立歩行は不可能。
-*-*-
よし、ちゃんと加護は制限されているし蝕魔病も治っている、魔力もちょっと多いけどちゃんと放出されている。
ただ、攻撃力や運などが変動してしまってるし、最大魔力量らしき数値は大幅に下がっている、何より長時間の自立歩行は不可能ってな……。
そういえば、天礎性人間種ってなんだろうか、俺は無礎性人間種だったわけだし、よく分からないな。
と、少年の顔を改めてよく見る。
ちびちびとコップを両手にもって水を飲みつつも、髪と同じ浅葱色の瞳は上目使いでこっちをジーッと見ている。
かわいいのぅ……、なごむのぅ……。
つい手を伸ばして少年の肌触りの良さそうな浅葱色の髪の毛をクシャクシャと撫でる。
少年はビクッと体を一瞬竦ませるが、此方に危害を加える気が無いと分かったのか目を閉じながら俺の撫でる攻撃を甘んじて受けている。
っと、少年にきちんと歩けないこと話さないとな。
「なぁ、少年」
「は、はい……」
少年がちょっと怯えた目でこちらを見てくる。
俺が何をした。
いや、嫌われてもしょうがないか、いきなり訳の分からない粉を口に突っ込まれて飲め飲め言われたんだから。
だからか、ついこんな言葉が滑り落ちた。
「怖いか?」
「え……?」
「俺が怖いか?」
そういうと少年はうつむく。
ああ、怖がれているんだな。
と、若干たそがれていたところ、少年の指が俺の頭を指差す。
「その変なもの、かぶっているのが怖い」
あ、鍋が怖いのか、変な奴。
+=+
「命が助かることと比べたら、そのぐらい平気!」
少年は花が綻ぶ様な笑顔を浮かべて俺にそう返した。
あの後、俺は鍋を頭から外し、少年に飲ませたのは蝕魔病を治す薬と伝え、そして、蝕魔病の後遺症で長時間歩くことは出来ないとだけ伝えた。
加護云々は伝えていない、俺にとってこの世界の神は恨めしい存在だが、この世界で生きるものは純粋に信仰の対象なんだ、それを伝えて神の権威を地に落とし指差して笑うのも一興だが、その神を信じているものを敵に回す可能性のほうが高い、危険は犯さない性質なのである。
少年は蝕魔病が治ったことに驚愕と喜びの表情を浮かべ、長時間歩けないことが分かったときはちょっと儚げな笑みを浮かべて命が助かったことのほうを喜んでくれた。
当初の怯えの色は何処にもなく、明るい表情を見せてくれるようになった。
それがうれしかった。
「それで少年、帰る所は?」
しかし、帰るところを聞いた途端、少年の顔は曇る。
「帰る所は……、ありません……」
「どうして?」
「蝕魔病で……、役立たずだから、捨てられました。帰っても長時間歩けないようだったらまた捨てられます……」
少年の顔が泣きそうに歪む。
ここであわてて慰めても無意味、役立たずで捨てられたのなら役に立つという事を証明すれば良い。
「なあ、少年」
「なんですか……?」
トーンの落ちた声、若干鼻声が混じる。
「俺な、世間知らずでこれから何処行ったら良いとか分からないんだけどさ、よかったら一緒についてくるか?」
「え……?」
「お勧めの所とか道案内だとか、そういう手下が欲しかったんだ、行くところがないなら、俺のために役に立て」
真剣に少年を見つめながらそういうと、少年の丸い目からぽろっと涙がこぼれる。
俺が笑顔で手を差し出すと、少年はぽろぽろ泣きながらも俺の手を取る。
「交渉成立、一緒に付いて来いよ、歩けなくなったら俺に言え、背負うぐらいのことはしてやる」
「はい……ッ!」
+=+
薄っすらと見える緑の月が徐々に濃くなる。
夜が来る。
俺は【家庭道具召喚能力】で呼び出したカセットコンロで、水を沸かしていた。
カセットコンロまで呼び出せるとは、カミサカの守備範囲の広さに脱帽する。
少年は泣きつかれたのかすでに硬い地面で横になっている。
と、俺はダージリンの茶葉を粉末にしたものを【粉塵創造主】で用意し、【家庭道具召喚能力】で呼び出した薄い布で作った袋の中にいれ、簡易ティーパックとし、紅茶を飲む準備を進めていった。
沸いた湯を白磁のカップに注ぎ、器が温まった頃一度湯を捨て、再び湯を注ぎ、ティーパックを沈める。
しばらく待ち、湯がオレンジ色に変わり、マスカットフレーバーという独特の香りが漂い始めた頃、ティーパックをソーサラーに乗せ、一口紅茶を飲む。
味はやはりあまり良くないが、それでも紅茶の味がする。
異世界初日に少年を助けて森の中で野宿。
そういえばこの世界に来て一度も食事を取っていない、空腹感があるが特に急ぐほどでもないと感じている自分に驚く。
このあたりは野生動物がいない、肉が無いのだ。
湖も無い魚がいない、植物は【解析】すれば食べられるのもあるのだろうがそんな地道に探す気力も無い。
と、相変わらず元の世界の服を着たままだった俺はズボンのポケットに手を伸ばした。
常にブロック状の栄養補助食品を一つか二つ忍ばせていたため、何か無いかと思い探す。
見つかったのはブロック状の栄養補助食品が二つ、一つは少年にとっておくとして俺はもう一つを食べる。
紅茶との相性はあまりよくないが背に腹はかえられない、しょうがない。
ぐっすり眠る少年を見て、今日は寝ずに火の番をする必要があるな、と俺は思った。
取り合えず俺は、長い夜の友として【家庭道具召喚能力】で裁縫道具と上質な布を召喚し、少年と俺の服を作り始めた。
フードで顔が隠れるようなローブも作り上げたい。
まだまだ、夜は長い。
【解析】で文字化けした所を無理に読もうとすると発狂する可能性があります。
2012/11/25
一部蝕魔病が魔蝕病になっていましたので訂正
2013/04/07
KMだと大文字のKはケルビンになってしまうというご指摘がありましたのでkmに変更しました。
うっかり8サマ、ご報告感謝いたします
誤字脱字の報告お待ちしております。




