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 恋心  作者: 神野 結花
9/9

告白

 「はぁ、フラれたら慰めろ?勝手にフラれるなぁああ!!!!!!!」


 消えかかった龍夜の輪郭がまたハッキリした。

 凛が、息を切らし立っている。


 「言ったろ? 凛は待ってるって。」


 「お前仕組んだな?」

 

 「それ以外考えがあるか?」


 「おい、翔!! 待ってるのにあんたが遅いから私が告白したみたいじゃない!!」


 「あはw怒られてるwww」


 「スイマセン」


 「ありがとう、龍夜、私に霊感があってよかったねぇ。寂しく死ぬこともなく。ねぇ」


 「これで、お合いこだからな。」


 「了解」









 昨日まで暗く沈んでいた夏樹が明るくなっている。

 私には、なんていって消えたか教えてくれた、目に涙を浮かべながら。

 だから、私は肩越しに見える龍夜に意地悪く笑った。

 




 「お付き合いしてください!! お願いします」



                                   

                                   完

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