ちわ♪
「あぁ、寝み。死にそう。」
翔は、1人切なく龍夜のお墓の前に手をそえていた。
花は枯れており、くもの巣が風になびいている。
「龍夜、俺はどうすればいい?」
「どうって、凛と付き合えば?」
「出来ら苦労しねぇし」
「大丈夫だって。」
「そんなこと・・・・・・・・・・っ!!」
「気づくの遅すぎうけるわw」
「龍夜、俺をからかって楽しいか? お前もろにホラーだ。」
「あはは、よく言われる。」
「よくって。それで幽霊さん。成仏できずにいじいじ悩んでるんスか?」
「ひでーな。 犯人捕まったらしいし、てか俺殺されたのに心ハンパなく広いなw」
「ともかく、凛はお前を待ってる。がんばれ。俺も今から夏輝に挨拶して逝くから。」
「死ぬのか・・・・、あっ、死んでるかw」
「ヤッパリひでーな。」
「そんじゃ、お前そろそろネタバレしてやれ、本気で心配してるぞあいつ」
「ずーっと、いえにいましたぁー、てか?」
「殺されそうだなw」
「俺、お前と同じ死にかたしたくねぇ。」
「ますます酷い!!」
「まぁ、行くは夏輝んとこ。」
そう言ってスッーっと消え始める龍夜に叫ぶ。
「ふられたら、慰めろよ!!」
「見守るよ。みんな」