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 恋心  作者: 神野 結花
8/9

ちわ♪

 「あぁ、寝み。死にそう。」


 翔は、1人切なく龍夜のお墓の前に手をそえていた。

 花は枯れており、くもの巣が風になびいている。


 「龍夜、俺はどうすればいい?」


 「どうって、凛と付き合えば?」

 

 「出来ら苦労しねぇし」


 「大丈夫だって。」


 「そんなこと・・・・・・・・・・っ!!」


 「気づくの遅すぎうけるわw」


 「龍夜、俺をからかって楽しいか? お前もろにホラーだ。」

 

 「あはは、よく言われる。」


 「よくって。それで幽霊さん。成仏できずにいじいじ悩んでるんスか?」


 「ひでーな。 犯人捕まったらしいし、てか俺殺されたのに心ハンパなく広いなw」


 「ともかく、凛はお前を待ってる。がんばれ。俺も今から夏輝に挨拶して逝くから。」


 「死ぬのか・・・・、あっ、死んでるかw」

 

 「ヤッパリひでーな。」


 「そんじゃ、お前そろそろネタバレしてやれ、本気で心配してるぞあいつ」


 「ずーっと、いえにいましたぁー、てか?」

 

 「殺されそうだなw」


 「俺、お前と同じ死にかたしたくねぇ。」


 「ますます酷い!!」


 「まぁ、行くは夏輝んとこ。」


 そう言ってスッーっと消え始める龍夜に叫ぶ。


 「ふられたら、慰めろよ!!」


 「見守るよ。みんな」



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