面接
「あなたが医師を志望した理由を教えてください」
さぁ、成績がいいから?将来安泰だから?。だが、そう言うわけにはいかないよな。何と答えるか?脳を高速回転させる
「私が幼いころ母が大病を患い入院しました。その時私は子供ながらに母はもう長くない死んでしまうと察しました。しかし、母の担当してくださった医師の方々の懸命な治療のおかげで母は今でも元気にしています。その時私は医学の素晴らしさを知り、自分もあの時の医師の方々のようになりたいと思いました。」
まぁ、母さんは俺が生まれてから風邪1つ引かないくらい元気なんだけどな。
「ありがとうございます。では、次の質問に移らせていただきますね。」
思ったよりも淡々と進むんだな。
「あなたの目の前で人が突然倒れたとします。しかし、あなたは急ぎの用事があり時間がありません。この状況であなたはどう動きますか?」
用事優先かな?他人の人生とか俺には関係ないし。それに偶々だが今日倒れた人を見かけた。だが俺にとってはそんなことよりこの面接が優先だ。
「そいうときは私は目の前の人の救護を優先します。何故なら人の命は何物にも代えられないからです。私の用事は替えがきくかもしれませんが命の代えはありません。」
少し薄いだろうか?まあこんなもんで大丈夫だろう。筆記が完璧だし。
それからも面接官と俺の問答は続いた。
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ついにこの日がきた。合格発表だ。
自分の受験票を片手にパソコンの画面を見つめる。
俺の番号はっとー......




