if アベル幼児化
※指定した人物1人を5~20年心身記憶共に1日若返らせるスキル」を持つモブ(そんな人はいない)がアベルにスキルを使った結果4歳児になる話
アベル「……ウィル……」(ウィルの後ろに半分隠れて遠慮がちに指先を握りながら)
ウィル「ッこの子は俺が守る゛!!!(>_<)」
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「アベル、俺を見て察しているかもしれないけれど、ここはお前にとって未来なんだ。いきなりで不安だろうが、俺がついて…」
「未来の僕がたいこうしたの?それとも入れ替わり?期限つきで後者なら、過去に持ち帰るべきじょうほうはあるかな。」
「…た、退行のほうです……」
「なんで敬語なの」
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シャロン
守られる側である事が多いのでウィルと共に嬉々として面倒を見たがる(ものの、手がかからない子なので面倒を見させてくれない)。
アベルが訝しげに首筋をさすっているので、「よしよし」と頭を撫でてそして抱きしめたい(嫌がられて諦める)。
状況についてウィルと話し合っていたらアベルがこちらをじっと見るので、「なぁに?」と首を傾げたら
「貴女はずいぶん、ウィルと仲が良いけど…もしかしてこんやくしゃなのかな」と聞かれる。
「……貴方、ブレないわね……。」
アベルにとって次期王妃候補が「相応しいか」は大事なポイント。。
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チェスター
めちゃくちゃ上機嫌に「俺の小さな主☆」などと呼んでムッとされる。
跪いて「成長した貴方は俺より背が高いので、つい。」と説明したら「そう。…なら、わかった。」なんて妙に素直に納得するので微笑む。
ウィルやシャロンと「何を着せるか、何が最も似合うか」熱く議論を重ねるも、着せ替え人形にされたくないアベルは勝手に出ていく。
チェスター「ちょちょ、そりゃないでしょ!」
アベル「時間のむだだよ。」
シャロン「そ、そんな事言わずに…」
ウィル「もう少しだけ待ってくれないか?アベル…」
アベル「……ウィルが言うなら」(しぶしぶ)
チェスター「俺は!?」
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サディアス
他が騒ぐのを呆れて眺めていると、アベルが「君はなに」とばかりじっと見てくるので、緊張しつつも膝をついて自己紹介する。そして感慨深げに目を細めて
「――貴方に救われ、忠誠を誓った者の一人です。…アベル様。貴方は本当に多くを救うのですよ。」
「……信じがたい話だ。」
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リビー
過呼吸を起こし膝を床について四つん這いになりながらも、1秒たりともこの機を逃してはならぬと目に焼き付けようとする。目が血走ってて怖いし怪しいのでめちゃくちゃ警戒される。
酸欠になりかけたところをロイが回収して医務室行き。
「ハッ……ここは…今の天国は夢……?」
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クローディア
余裕を保とうと生唾を飲み、もし拒絶されたらと思えば恐ろしいけれど、人目もある中で逃げるなんて己のプライドが許さないのでニッコリ微笑んで挨拶する。
しかし普段アベルが言わないでおいてあげてる事を容赦なく言われてしまい、固まって動かなくなる。。
「…君は(こちらを)ためす言い回しばかり(で不快)だ。(自分に自信がないなら、人の顔色をうかがう前に努力でもしたらどうなの。)」
()内は4歳のアベルも言わないでおいてあげたところ
本編ではお互い初対面で会って信頼関係を構築したので、今のアベルは彼女との会話を別に不快には思ってないです。
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ジークハルト
ひとしきり爆笑してから肩を組んで「4歳頃と聞いたが、随分と落ち着いたものだ。流石は俺の義弟だな?」
アベルは目を見開いて呆然と「…おとうと…?」と呟いてウィルを見やる。ウィルが否定しないのでだんだん青ざめる
ジーク「ふはっ、安心しろ。あいつもまとめて俺の義弟だ。お前の兄でなくなるわけではない。」
アベル「ならいい」
ウィル「いいのか!?」
アベル「僕は、ウィルがいれば大丈夫だから…」
一筋の涙を流すウィル「…絶対に守る……」
ジーク「何だあれは」
シャロン「頼られて嬉しいのだと思うわ…」
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シャロン「私も…私も頼られたい……アベル、眠くはない?お膝があるわよ」
アベル「だから何?」
悲しげなシャロン「………」
アベル「そ、そんな顔をされても困る。僕はべつに眠くないし、貴女がそんな事を言ういとがわからない」
シャロン「じゃあ、せめてギュッと…」
アベル「ことわる」