猫パロディ
※これは猫パロを楽しむ上での前提事項ですが、動物病院の病棟にペット単体で突撃したり、診察を受けない子が共に診察室に入ったり、入院中のペットの動画を飼い主が撮影するなど、全体的にフィクションです。
鉤咲は犬猫を飼った事も動物病院に行った事もありません。よしなに
※現代、シャロンとアベルが猫で一緒に暮らしてたらの話
アベル(猫)が窓から差した日向にお座りしてたらシャロン(猫)がトコトコ隣に行って、そっぽ向いて身じろいだアベルは若干嫌がったのかと思いきやシャロンにより日があたるよう位置調整してたし、「こいつが勝手に来ただけ」って顔してるくせに尻尾はシャロンを支えるみたいにそっと添えられてる
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目撃した人間が「可愛い!」って騒ぎ悶えた結果足を家具にぶつけ痛みに呻いていると、シャロンは心配そうに鳴いて近付いて来てくれるけど、アベルは微動だにせず「何だアイツ…」って顔で見てくる
(急に妙な動きをして自ら体をぶつけて転がる変人を見る目)
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シャロン(猫)がずっとゴロゴロいってて随分機嫌が良いなと思いふとその視線を辿ったらちょっと眠そうなアベル(猫)がちびっとだけ舌をしまい忘れてる回
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ペットカメラ設置して外出先で起動したところ、異変を察知したアベル(猫)がすぐ来て速攻で床に落とされ、必死にカメラ操作すると、クッションの上で丸まるシャロン(猫)の隣に戻っていくのがちょっとだけ見える回
「いっ、一緒にお昼寝してたんですのね〜っ!!」
「外なんで一旦黙って下さい」
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アベル(猫)の具合が悪い時のシャロン(猫)
→ずっと傍にいる。時折アベルの毛繕い。飼い主が運ぼうとしても寝床に前脚の爪を引っ掛けて離さない
「猫ってそんなに伸びるんですね」
「言ってないで貴方も手伝いなさいっ!」
「シャロンちゃんお願い、ご飯だけ!あっちでご飯食べてほしいだけなんですの~」
「もうこっちに餌皿と水持ってきましょう。」
「確かに!貴方もしかして天才?」
シャロン(猫)の具合が悪い時のアベル(猫)
→落ち着かない。シャロンが寝てる間は静かにカリカリやお気に入りの玩具を傍に運び、離れた位置で飼い主に頭突き(何とかしろの意)、キャットタワーで怒りの爪とぎ、近くに戻ってきて起こさないよう静かにうろうろキョロキョロ。
シャロンが起きるとやや落ち着きを取り戻し、お腹空いてないか聞いたり毛繕いしてやったりする。
その後大体一緒に寝てるので、「傍にいてほしい」とでも言われているのかもしれない。
「…だとしたらわたくしっ、尊さで白米を3杯いけてしまう!」
「太りますよ」
「玄米を3杯!」
(そういう問題か……?)
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具合悪かったアベル(猫)が病院へ連れて行かれる時のシャロン(猫)
→めちゃくちゃ鳴く。「戻ってくるわよね?」といった感じで飼い主の足元をうろうろ鳴きながら玄関までついてくる。
入院になった場合、玄関で飼い主が持つキャリーが空っぽと気付いた時点でドアから脱走しようとする。
初回はすり抜けて脱走成功し、道中カラスに襲われ軽傷を負いつつも動物病院に辿り着いて病棟に突撃したが、怪我したシャロンを見たアベルにしこたま怒られた。檻越しにイカ耳で説教されてしゅんとする。
ちなみに「いいからさっさとコイツを手当てしろ」とばかり、獣医もアベルに威嚇された。
体調に障ったのでアベルの入院期間は延びた。
シャロンはべしょべしょに泣く飼い主に回収された後、執事の手で強制シャワーの刑を受ける。
アベルが戻るまではよく一緒に寝ていたクッションで過ごす時間が増える。
具合悪かったシャロン(猫)が病院へ連れて行かれる時のアベル(猫)
→飼い主がシャロンをキャリーに入れる時点でピリつく。怒った鳴き方をする、軽く噛みつくなどして、いよいよキャリーが持ち上げられると玄関に先回りして威嚇する。
この時、抱き上げるのは平気だが部屋に戻そうとしたりアベルのキャリーに入れようとすると攻撃される(閉じ込め警戒)。抱いたまま車に乗ると、自分で後部座席に行ってシャロンのキャリーの横におさまる。病院の駐車場に着くとアベル用のキャリーに入ってくれる。
獣医に「アベルくんはどうしたんですか?」と聞かれるが、「付き添いですわ…」としか言いようがない。診察の間は大人しいが、入院が決まってそのまま引き離そうとすると怒る。キャリーから出すと、シャロンに挨拶して少し毛繕いしてやってから自らキャリーに戻る。
シャロンが帰るまでは飼い主が車で外出する度に玄関で待っている(普段出迎えはしない)。
キャリーを持ってないと見るや不服そうに鳴いて部屋に戻っていく。
「わたくしを世話係としか思っていない…っネコチャン……!(限界化)」
「落ち着いてください」
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シャワーで洗われるアベル(猫)
→全てを諦めた目で黙って洗われる。終わるとブルブルして水分を飛ばし、ドライヤーを向けられるとめちゃくちゃ不満そうに一度だけ鳴く。人に足や肉球を触られるのは嫌い。解放されるとすぐキャットタワーへ向かって爪とぎ、その後毛繕い。
シャワーで洗われるシャロン(猫)
→暴れないが「どうしてこんなひどい事するの…?」とばかり悲壮な鳴き声を上げる。飼い主の心に大ダメージ。
「い、いじめたくてやってるわけじゃないんですのよ…!」
「俺はこの人の指示でやってるだけです」
「貴方ッ!ちょっと!!」
終わってもしょげて動かないので、飼い主達がふわふわのタオルで急いで拭く。
ドライヤーは怖がって大きい声で鳴くためにアベルがすっ飛んできて「怖がってるだろうが」とばかり猫パンチを繰り出してくるので、やるなら猫扉のない部屋でしないといけない。
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外の雪が見えた
シャロン(猫)→あれは何?何!?どういうもの!?とテンションが上がり庭に出たがる
アベル(猫)→元野良なのであれがひたすらに冷たい物質だと知っているがシャロンが楽しそうなので教えづらい気持ちでクッションに寝そべっている
「まぁ!出たいの?ちょっとならいいですわよ~」
スローモーション:
大はしゃぎで飛び出すシャロン(猫)
そんなジャンプで飛び出すと思っていなかった飼い主(首輪につけたリードは持っている)
タオルを取りに走り出す執事
目を閉じるアベル(猫)
雪に全身が埋もれていくシャロン(長毛種)
悲鳴を上げる飼い主
起き上がって伸びをするアベル
雪まみれのシャロンがしょんもりして悲しげな鳴き声を上げながら戻り、飼い主が慌てて床まで持ち上げてやり、そこにタオルを持った執事とトコトコ早足なアベルが到着
もふもふと拭かれた後、まだちょっとへこんでるし毛先がひんやりしてるシャロンに寄り添って毛繕いしてやるアベル
シャロンは後日改めて雪に鼻を近付けてふんふんしたり爪先でちょいちょいしてみるし、アベルはやらないけど、寒いのにすぐ隣まで来てお座りしてる(見守り)
飼い主はリードを執事に持たせて自分はスマホ構えてます
「いいですわその表情!角度!お目目が煌めいて!っく~!うちの子最高ですわ~!」
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猫パロのアベルはシャロンは家猫育ちで弱いから自分が気を付けてやらなきゃと思ってるし、
シャロンは(元野良で時々ガラス越しに見かけていた)アベルが家の中でまったりしてくれてるのを見るのが好きです。保護当時ケガしてたので余計に。
ちなみにウィルフレッドは飼い主の兄の所にいて時々遊びにきます。シャロンと旧知なのはウィルフレッドの方
(双子ペットショップに→アベルは最初の飼い主と合わず野良化、ウィルフレッドはアベルが貰われた直後に今の飼い主が来店して買われた流れ)
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「猫まっしぐら!って書いてある猫ちゃんハウス買ってきましたわ~!壁に肉球マークの穴があってね、おててを出せて…」
アベル(猫):ハウスが入ってたダンボールに入る
シャロン(猫):アベルが入ってるダンボールに後から入る
「まぁ予想通りですね」
「可愛ければ全て良しですわ~!(連写)」
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人間に顔を近付けられたら
シャロン(猫)→なに?と見てくるが拒否はしない。お腹に顔を埋められても拒否はしない。何してるんだろう。不思議。
アベル(猫)→足蹴にする。なおも諦めない場合噛むフリや猫パンチを繰り出し、さらに諦めないと起き上がって威嚇、不機嫌そうに立ち去る
アベル(猫)、シャロン(猫)が猫吸いされてるのを見るのも好きではなさそう。
「お前それ平気なのか」
「何が?」
みたいな事を目で会話してるし、人間が立ち去った後アベルはきょとん状態のシャロンを毛繕いする
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シャロン(猫)が入院して中々戻らなくて不機嫌なアベル(猫)に「ほぼ治っててもう少しで戻れますわよ!」と伝えるために動画を撮ってきた所、飼い主ににゃーにゃー話しかける内容が「アベルはどこ?元気?」みたいな事ばかりでその動画を見せられたアベルがちょっと落ち着きを取り戻すなどしてほしい
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部屋の中をトコトコうろうろしてるシャロン(猫)を可愛いですわ〜とニヤニヤ眺めていたところ、てしてしして遊ぶボール型オモチャをくわえたアベル(猫)がソファに飛び乗ってきたので
「!?……!??わ、わたくしと遊びたい…!?」と感激に打ち震えながらオモチャを受け取るべく手を広げると、
邪魔と言わんばかりの不機嫌顔になってサッと避けられ、アベルは人間の横を素通りしてソファの向こうにいたシャロンの所へ着地してオモチャを目の前で落とし、シャロンが「これを探してたの」とばかり嬉しそうに鳴き、時折アベルにもパスしながらてしてし遊び始めた図を執事が全部動画に撮ってる回
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「はぁ…はぁ……ふっふっふ…確実に猫ちゃん達に似合うフリフリの首輪(色違い2種セット)が届きましたわーっ!早速付けて写真を」
シャロン(猫):大人しく付けられて首を傾げる
アベル(猫):一秒で外して立ち去る
「まぁ予想はしてましたよね」
「くぅーっ!(泣きながら連写)」
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じゃらし遊び
シャロン(猫)→ちょろちょろ動くやつが好き。人の手を引っ掻いてしまうと遊びをやめてオロオロする
アベル(猫)→より早く大きく動く物だと盛り上がる。爪で人がケガをするのはそこに人の手があるから悪いので、引っ掻いちゃったシャロンが凹んでると「おい人間…」という顔をする
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飲み水の機械が故障で止まり、朝4時に飼い主を叩き起こし水道を捻らせたアベル(猫)、少し飲んでから眠気が勝ち頭に水をかぶりながらウトつく
珍しい事態に飼い主がカメラを取りに行った後、やって来たシャロン(猫)が首を傾げてペロペロしてくるので、やや起きたアベルは身を引いて滝行終了するもまだ濡れてるのでシャロンがもうちょっと毛繕いする。
戻ってきた飼い主は二匹が並んでお座りしているのを見て激写した後、前に使ってた水皿を置いておく。
しかし1時間後に「シャロンが水を飲みたがってる」という理由で再びアベルから叩き起される。
あの水皿はもう使ってくれないらしい。
「ね…ネコチャンッ……」
「俺がやっとくんで寝てください。というか、何でこんな時間に自分でやるんですか。俺ら(使用人)でいいでしょ」
「だって、だって他ならぬわたくしを頼ってくれたんですもの〜!」
「(…一番近い部屋だからな……)」
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爪が引っかかって動けないアベル(猫)、シャロン(猫)にだけは見られたくなかったのに来るし心配されて虚無るし、外そうとしたシャロンも引っかかって2匹で繋いだ手を掲げたみたいになる
「これぞ奇跡の一枚ですわーっ!(カシャシャシャシャ)」
「連写ですね」
(アベルから不満げな鳴き声)
シャロンが先に引っかかった時は、アベルは下手に手出しはせず人間を呼んでくる。
なおシャロンに対しては気遣うように擦り寄ったり毛繕いしたりするけど、人間に対しては「こうなったのは布をここに置いたお前のせいなので、次からは気を付けろ。わかってるな」みたいな顔してくる




