小ネタ 9 (2023.8~2023.9)
433.風よ意のままに
ネイト:昼休憩で母から「どうして用意した(ペアルックの)騎士服を着てくれなかったの〜( ; - ;)」と嘆かれる宿命を背負った男。魔法はコントロール精度を重視し発動遅延にはあまり興味が無かったが、できて損は無いなと少し思い直した様子。
幼少期は女子に見間違えられる事が多く、よく分かってないネイトに母がお揃いのフリフリワンピースを着せて出かけたところ、歳の近い男子の初恋を奪ってしまった事がある。ダッシュで逃げたので相手はネイトの正体を知らないまま。黒歴史。
シャロン:昼休憩で楽隊の席に寄った帰り、ホワイトに捕まって「あの水に何らかのスキルが発動する危険性は考えていたのか」「発動しないようきちんと気を付けたのか」と確認される宿命を背負っているが、本人はまだ気付いていない。猛省。
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434.勝者と敗者
ダン:チェスターには何やらかしても良いと思っている節がある。ダチなので。言わないけど。
チェスター:半分本気の文句だったのに「お前なら何とかすんだろ」と信頼で返され、内心満更でもないのが地味に悔しい。ダン君って割と人たらしなトコない?
ホワイト:チェスターの回避が間に合わなくても治せる範囲の刺し傷(ただし次の試合には出れない)と判断し、微動だにせず。この後学園長に「ちったぁ焦りな」とヤレヤレ顔される。
レオ:負けたのは悔しいけどやるだけやったぜ!!
サディアス:がさつで、うるさくて、単純で、知識も足りず、心情も隠せない。それでも彼は、自分に無いものを持っている。その生ぬるい真っ直ぐな在り方を、羨望と嫌悪の狭間で眺めている。
貴方のようにはならないし、なれないし、なりたくもない。
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435.星を囲う白き壁
ウィルフレッド:チェスターの策は面白い、学ぶ所も多いなと思っている。
チェスター:成功したと思って精神的に隙ができてたかなと反省。
トレイナー:次の試合までに地面を乾かすよう手配。
ホワイト:ウィルフレッドの暗器を回収し、投げて返却してトレイナーに注意される。
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413.唯一の罪滅ぼし ◆
チェスターがお化け系ニガテなのは、ほぼ確実に幼少期にパーシヴァルからさんざん怪談聞かされたからだと思います。
「――その廃村には未だ、彼らの怨念が渦巻き…足を踏み入れた者に呪いを…」
「つ、作り話ですよね?おれをおどかしてるんでしょ」
「ふ……今はそう思っておくといい。お前に行ってもらうのは来月だからな。」
「い゛っ…うそでしょ!わかってんだから……ね?う、うそなんでしょ!?ちちうえ!?ねぇ!」
「オークス家の男児は乗り越えねばならない試練なんだ。私もお前と同じ歳の頃に行っている。」
「そうなの!!??」
「で、でも相手は死んでるんでしょ?ユーレイって事だよね?どうしたら…」
「安心しろチェスター。幽霊には」
「ユーレイには?」
「フリフリダンスが効く」
「フリフリダンスが…!?」
「旦那様!坊ちゃまで遊ぶのも大概になさいませ!!」
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436.気になる評価
肉の香りで目覚めた美女Rさんの証言(心の中):
「えぇ、最後のお見送りにはもう驚きました。そも、途中お二人が微笑み合っていた時点でわたくしは婚約を確信――え?早とちり?ともかく――見ました?その後にちょっぴり不機嫌そうな殿下と、どこ吹く風といった様子でまったく怖がらないシャロン様!ああ~キましたわね心に!あれですあれなのです、さすがにわたくしの王女アイズをもってしても流石にお二人の会話まではわかりませんでしたが……シャロン様の何が良いって、殿下がちょっぴり冷たくしてみたつもりでも物怖じしない!そこに殿下が少し振り回されるくらいがちょうど良あっでもシャロン様の方がヤキモキしてても可愛いですわね〜!そう結局のところ、推しカプとは何をしていても尊いものなんですわ!にしても本っ当、アベル殿下を見送るシャロン様…まるで夫を見送る妻のよ…あら?もしやわたくしが把握していないだけで、お二人はもう結婚されている?はて?
そして勿論見てましたわね?サディた…サディアス様のご活躍を!ゲームで準優勝だった実力者バージル君を相手にあの追い込み!わたくし全ッ然目が追いつかなくて必死にオペラグラスをめり込ませていましたが、なんとも鮮やかな身のこなしでハァ~今日もわたくしの推しが最高に美しいですわ~~!!蝶のように舞い蜂のように刺すとはあの方のためにある言葉では?わたくし正直に申し上げると、サディアス様って魔法のイメージが強過ぎて体を動かすのは苦手そうだと思っていたんですのよ。でもでもでも!?結構ばっちり戦えるんですのねサディた~ん!ハァハァハァ、騎士服もサイッコーでしたわ姿絵が欲しいですわそして叶うならあの衣装のちびぬいとアクスタとバッジが欲しい~!わたくしどうにかして王女パワーをもってグッズや推し活を広められないのかしら!?まずは絵師と技術者の育成と実現可能な素材探しから?なんて遠い道のりなんですの~~~!!」
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437.きみの剣はどこを刺す
ダリア:ちょーっとホワイト先生を見くびってたな~。楽しかった所に釘を刺されテンションだだ下がりしたが、めちゃくちゃ不機嫌なデュークを見てめちゃくちゃ機嫌直った。にっこ~。
デューク:性根というものを物理で叩き直せるなら拳を振り上げていたかもしれない
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438.やる事はやれたかな
レベッカ:憧れのヒーローの試合を見られて大興奮&感動。本人にファンだと知られたくない派だが父のせいで以下略。空中でネイトを拘束したアベルを見て「うわ、王子のくせにえげつな」と笑った平民男子連中に「あ?」と立ち上がりかけてカレンとデイジーに引っ張り戻された。
カレン:友人であるレオの試合(勇姿)を楽しみにしていたのは確かだが、話す時は「皆の活躍楽しみだね!」と言ってきたはずなので、前列にいる本人をデイジーに指されて咄嗟に焦った。たまたま振り返って見られたら、話を聞かれたらどうするのか。ど、どう…どうするの!(>_<;)
デイジー:二人に対して「はーやれやれ」みたいな顔をしているが、デュークがダリアに負けていたら「何をしているのよ……!」と内心ギリッギリに奥歯を噛み締めていたと思われる。
平民でありながら殿下やシャロン様達に認められた存在のくせにあの女に負けるなど、あってはならない。
ちなみに、アベルに10分間みっちり鍛えてもらえる機会など普通の生徒にはまず無い(野良試合を受けてもらえたとして希望者が多いため一試合は短いし、希望者が少ない日は逆に頼みづらい)ので、客の中にはごく一部、羨望の目でネイトを見ているやばい人達がいる。
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(植物を意図せず傷付けた時にどう反応するかみたいなツイートを見た後だった気がします)
王都で山中を鍛錬場にしていたアベル「結果として多少荒らしたのは確かだ。木々には恨まれているかもしれないな」
シャロン「……(冗談めかして言ってる?もし素で言ってるとしたらちょっと可愛いけれど、そう思ってるとバレたら不機嫌になるから微笑んでおきましょう)」
アベル「なぜそこで黙る」
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439.全然予想つかない
ジャッキー:試合見てても何がどうなってんだかよくわかんねーけど、すげー。俺ちゃんは絶対ムリ。一発で伸びちゃう。
ホレス:試合痛そう。痛い。見てて痛い。本当に痛いと思ったら興奮したアルジャーノンの腕がぶつかっただけだった。ひどい。
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440.貴方の目が曇ってる ◆
アベル:試験結果は地道なネガティブキャンペーン。あからさまにではなくじわじわ刷り込んでいる。兄の小言があるだろうから戻らない。兄は今、弟より試合を見ておくべきなので。「噂通りだ」とアベルを評していた中には(アベルの指示のもと)サディアスが仕込んだ者も。
ヴィクター:画家に同行する事なくリラに来ている。殿下達は去年(135話◆)と変わらないな。シャロン様……幼馴染とはいえ、ウィルフレッド様への物言いに加えて、あのアベル様を「怒っておく」とは……さすが代々王の隣に立つアーチャー家のご令嬢と言うべきか、さすがあの夫人の娘と言うべきか。
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そういえばダリアはキャラ考案初期、灰色の髪でインナーカラーが青というキャラデザだったのですが、世界観的にインナーカラーをどう(道具を使ったのか生まれつきなのか)するか、果たして地の文で「インナーカラー」という単語を出すのか別の表現か等考えた結果、やめておいたという経緯があります。
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441.割り込み令嬢シャロン・アーチャー
シャロン:ダンと共に余裕の表情で登場したものの、発見した当初は「見つかってよかった…!」とかなり焦っていた。ノーラが目撃した場所から移動されていたら間に合わなかったかもしれない。
「随分反応が違うじゃないか、と驚いていたでしょう?」のくだりは「その時点でいたならなぜもっと早く止めてくれなかったのか」と言われる覚悟もしていたが、言われなかった事でまた一つデュークの為人を知った。
本人にその気があれば、卒業後は騎士としてウィルやアベルを支えてほしいわね。
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442.楽しいショーにしよう
ダリアがデューク戦で鞭を使わなかったのは、鞭が剣術《上級》の授業中にレイクスから「各々、使ってみたい武器はあるか」と問われて練習した武器だからです。
初見のネイトには分かりませんでしたが、デュークにはダリアが鞭を扱い損ねるタイミングがバレています。
襟巻の方は入学前から訓練していて入学後は人目につかない場所でしか練習しなかったので、デュークも初見です。
剣闘大会において自傷/わざと攻撃を受ける行為は禁止されていませんが、あくまで戦略的なものであって、ダリアは禁止行為ではないけど悪質行為にあたります。
直接的ではなかった今回はまだしも、437話のデューク戦は特に、貴族が平民に対して行っているのでより悪質です。学園の歴史の中で「怪我の責任をとれ」と平民を脅した貴族子息子女がいた例は複数あるため、ダリアにそのつもりがなくても関係なしです。
ネイトはお年頃なので母の宣言「くるりらぽん」を恥ずかしく思っていますが、属性に力を借りるという認識で組まれている彼の宣言は、「~の御力」と言う母の影響を受けています。
自然には力があり、私達人が使う魔法はそれを借りているに過ぎない。という考え方
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法整備関連の予算に悩む(できればギルバートの耳に入れず自力で解決したい)ジョシュアに対して、「閣下が笑顔で対面お悩み相談室でもすればすぐ寄付が集まりますよ」とか気の狂った(誉め言葉)提案する強メンタル部下が居てほしい
なお開催はされない




