現代パロディ
現パロのアベルは、学生時代ウィル(離席中)のスマホにシャロンから「私も大好きよ」ってLINE通知きてるのをうっかり見てしまい、戻ってきてスマホをいじったウィルが頬を赤らめて「今度の日曜、シャロンと出掛けようと思うんだけど」って言い始めた時から二人が内緒で付き合ってると思ってます。
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「(◯◯動物園は小動物ふれあいコーナーがある!わくわくするな……ふふ、思った通りシャロンも好きみたいでよかった。)お前も来ないか?」
「……は?」
「せっかくなら3人で遊べたら嬉しい。行き先はここで、」
「駄目に決まっ――…用事がある。2人で行ってきたら。」
「そうか?残念だな……」
当日の夜
「ただいま!クリスと3人で遊んできたぞ。これお土産のお菓子。」
「クリスもいたのか」
「ああ。…正直、せっかくなら(こっちも)2人で(シャロン達に)会いたかったけど(お前は来れなかったな)……」
「……また誘えば良い。」
「うん、そうするよ。お前が空いてる日は?」
「は?」
「何で俺を連れてこうとするんだ。」
「えっ…駄目か?俺とシャロンと出かけるのは……」
「………駄目ではないけど…彼女はなんて言ってるの。」
「アベルを呼ぶ事か?喜ぶに決まってるだろ。」
「決めつけないで一応聞いてみなよ」
(略)
シャロンからメッセージ:「もちろんいいわ!」
「ほら」
「何でだ」
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人生初のカップ焼きそばに挑む現パロのウィルフレッドとシャロン
ウィル「(ごくり)…3分…経った……!」
シャロン「お湯を捨てましょう……!」
ウィル「ああ!」
ざばぁ(全ロス)
ウィル「アベル!来てくれ、アベルー!」
シャロン「これは!これはどうしたらいいのか…!」
アベル「諦めろ」
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デューク、現代にいたらよれたシャツ+ジャージ上下+サンダルでコンビニから出てきたとこを仲良い子供に絡まれて駄菓子屋のガシャポンに付き合わされ、夜ランニング中に酔っ払いに絡まれた女性を見かけて助ける事を幾度かして最早顔なじみになった警官に「今日もお疲れ様」ってコーヒー缶奢られてほしい
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雨の日に捨て猫を見つけたアベルと、たまたま後から来てそれを目撃するウィルフレッドとシャロン
ウィル「(これは知ってるぞ!捨て猫に優しいところを見る、そう、【ベタな展開】というやつだ…!)シャロン、ちょっとだけ隠れてよう。」
シャロン「?わかったわ。」
スマホを取り出したアベル「警察署だな…」
ウィル「正しいけどもっ!!」
アベル「…何してるんだ、二人共」
ウィル「アベル!お前今、何か重大な機会を逃したんじゃないか…!?」
アベル「意味がわからない」
猫をハンカチで拭くシャロン「まぁ可愛い。寒かったわね、大丈夫?」
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小学校上がりたて
カレンダーを指すウィル「じゃあ、この日は僕達で公園探検しよう!大人なしで!」
ウィルの服の裾を掴んでるアベル「うん」
シャロン「ね、私《じはんき》でお買い物をしてみたいわ。おさいふを持っていくの」
ウィル「!!いいな、確かに!僕達はもう小学生だものな」
シャロン「アベルは何かある?してみたいこと。」
アベル「…僕はいいよ、特にないから」
ウィル「そんな事ないだろ?」
アベル「いい」
シャロン「…えんりょしてるんだったら、気にしなくていいのよ?」
ウィル「ほら、言ってみたら。」
アベル「………だ…」
ウィル&シャロン「だ?」
アベル「…《だがしや》に…行ってみたい……」
ウィル&シャロン「………。」
アベル「けど…公園から離れてるし、」
ウィル&シャロン(無言でアベルの頭を撫でる)
アベル「やめろ!なんっ…何なの!」
ウィル&シャロン「可愛くてつい…」
壁際に逃げたアベル「意味がわからない」
ウィル「えへへ、僕の弟かわいいだろ~(でれでれ)」
シャロン「うん!(にこにこ)」
アベル「なっとくがいかないんだけど。……もういい。僕は行かない」
ウィル「えーっ!何でそうなるんだ(´・ω・`)」
シャロン「一緒に遊びましょ…?(´・ω・`)」
アベル「ふん」
ウィル&シャロン「……(´・ω・`)」
アベル「……。」
ウィル&シャロン「……(´;ω;`)」
アベル「…い…行けばいいんでしょ…」
ウィル&シャロン「アベル……!」
アベル「何なの」
自宅にて
シャロン「という事でね、お金を持っていくの」
ディアドラ「あらあら、楽しそうね~」
エリオット「一緒に行くのは男の子だけか?」
シャロン「うん!」
エリオット「うんって…」
しがみつくシャロン「お買い物していい?」
財布を出すエリオット「何万だ」
ディアドラ「あなた」
自宅にて
ウィル「というわけなのですが…」
セリーナ「《じはんき》?や、《だがしや》で軽食を買いたいのですね。」
ウィルの服の裾を掴んでるアベル「…」
セリーナ「もちろん構いませんよ。持っていきなさい(黒いカード)」
ウィル「ありがとう母上!」
アベル「(お金ってこんなだったかな…)」
帰宅したギルバート「自動販売機にクレジットカードは使えない、店員もいない。機械だけだ」
壁を見るセリーナ「機械だけ?まぁ…(ハッ)わかりました、もしや駅の《券売機》のような?」
頷くギル「さらに駅員呼び出しもできないようなものだな。」
壁を見ているセリーナ「不便なのですね……」
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現パロのアベル、何かが起きて(?)ファンとツーショット撮る時にド緊張のファンが「グッてしてください」をうっかり親指を立てられずに指示した結果、ハートの片割れを作ったファンの手のひらに拳を軽く打ち込んでしまい、まさかの接触に悶えて床でのたうち回るファンを「……?」としばし無言で眺める
ウィルフレッド:「それは知ってるぞ!こうだな!」と意気揚々とハートを作ってくれるも角度が悪過ぎて親指をもろに下に向けてしまう(撮った後でスタッフが気付くもファンが「逆に貴重なのでこれで良い」と撮り直さずに去る)
チェスター:理解してるので「ハートとこれ(サムズアップ)どっちがいい?」と聞いてくれる
サディアス:「ハートを作ろうとするのでそれを無視してください」と曇りなき眼で言われる。よくわからない。
シャロン:チェスターからその辺りの文化は教わっていたが、ほっかむりをかぶった謎の女性が唯一、アベルのぬいを持ったシャロンのピンを撮りたがったのは予想外だった。どこかで見たような…
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現パロの幼いアベル、黙々とかまくら作ってたら「あっちに雪だるま作ったんだ!」と笑顔で走ってきたウィルが盛大に転んでかまくらを破壊される。
ウィルは痛くて寒くて申し訳なくて泣きながら、遠慮するアベルを押し切ってかまくら作りを手伝い、完成する頃には達成感に満ち溢れた笑顔をしている。
この後二人でかまくらの中で寝こけて熱を出し、庭で遊んでるはずの息子が中々見つからず焦っていたセリーナに大泣きされ、急いで帰宅したギルバートは子供しか入れないちっちゃいかまくらを見て「仕事が休みだったら一緒に作りたかった」とちょっとしゅんとします。
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三人で遊ぶと聞いてたのにいざ水族館に来たらシャロンしかおらず、兄に「まだ?」「彼女もう来てるんだけど」「どういうつもり」とLINEしたら「入場券はシャロンが持ってるから大丈夫」と何も大丈夫じゃない返信をされるアベル「……。」
ペンギンショーが開演間近で焦るシャロン「……。」(微笑んではいるがあせあせしてる)
とりあえず入場してショーに向かいつつパンフレットを開き、シャロンが見たい箇所を聞き、全部回れるスケジュールを組んで連れていってくれる。
ウィルフレッドは「急用を片してきた」(真偽不明)と後半に合流、土産物屋で嬉々として深海生物のぬいぐるみを買う。
ウィルフレッドは「アベル、毎回律儀に来てくれるなぁ(可愛い奴め…)」と思っているし、アベルは「何でこうなるんだ」と思っているし、シャロンが「楽しかったけど、次はウィルが絶対大丈夫な日にしましょうね」って言うと次は最初から三人で遊べる。
アベル「何か腑に落ちない」
シャロン「?」
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現パロのアベルは自分ではメッセージ用のスタンプを買わないけど、兄が(勝手に)プレゼントすると時々使ってくれる。
絵文字も普段使わないけど、ウィルフレッドの「もうすぐ着きます(猫絵文字)」にシャロンが「私もです(猫絵文字)」と返したりすると
「待ってる(猫絵文字)」って送る。
それを二人にスクショ保存されてる事は知らない。
誘われたから来ただけ…という顔をしているが、二人と遊べるのが嬉しくてなんだかんだ一番早く来ちゃう男
ウィル「つまり俺の弟は可愛い」
シャロン(真剣な顔で頷く)
アベル「何の話?」
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ハピなしの双子が水着になると、ウィルフレッドは「モデルみたい」「綺麗」「素敵」「かっこいい」「声掛けてみようかな」とはしゃがれるタイプで、アベルは言葉を失ってガン見する人や失神する人が出るタイプ
シャロンは着替えて出てきた瞬間に双子の手でバスタオルにくるまれるタイプです。
ウィル「ちょっと予想を超えてた」
アベル「何でそんなの着てきた」
シャロン「…駄目だった?」
ウィル「駄目というか、危険かな」
シャロン「危険」
ウィル「やっぱりプライベートビーチに移動しよう。」
アベル「ああ。着くまで絶対に…いや、着いてもそれを羽織ってろ。」
シャロン「そんなに…」




