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夜迷言

裏側

作者: Qoo

「小説家になろう」というサイトがある。

そこではプロアマ問わず多くの小説が投稿されている。


このサイトに投稿される小説の特徴として、異世界転生ないし異世界転移をテーマとしたものが非常に多いことが挙げられる。


人気があるからと言えばそれはそうかもしれないが、それにしても多すぎやしないだろうか。

ここに私は次のような可能性を見出した。


異世界モノの小説として投稿されているものは、実は本当に転生した人々の異世界報告書なのではないか。


筆者は決して小説家や作家などではなく異世界転生(転移)者であり、その世界で起こったことをまとめて然るべき機関へと報告しているのでは、という考えだ。


しかし、異世界の存在が周知されてしまうとパニックを引き起こしかねないため、物語のような語り口にすることであくまでも“フィクション”として投稿しているのだ。


だがそれだけでは安全性に欠ける。

そのため、組織の手によって別ジャンルの小説もいくつか投稿されている。

あえて小説として公に晒すことで、まさか報告書だろうと思わせないようにしているのである。


つまり、異世界の存在を隠すための異世界モノ小説であり、それを隠すための「小説家になろう」であるのだ。


あなたが転生した際には組織から報告書の催促が来るかもしれない。用心しておこう。

なんてね

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