誰のモノでもない私をあなたに受け取ってほしい。
___私の心はずっとあなただけのモノでいい。
私は、あなただけが好きだから!
___私は、美人で学校でもちょっとした有名な女の子。
美人で可愛いと評判だったのよ。
男子からは、モテまくりで。
1つ上の先輩や下級生の男子にも人気があるほど、私はモテ
まくっていたのに、、、。
___それに、男子にモテる女子は?
同性から嫌われると言われるけど? 私は女子にも人気があって!
私の周りには、男女関係なくたくさんの友達がいたわ。
・・・だけど?
私が、心から好きな人には? まったく振り向いてもらえなかった。
あなたは、私に見向きもしないほど私に興味が全くなかった。
___それでも、
私は、何度か? 彼にアプローチをかけてみたけど。
あなたは、他の女性と付き合い出す事に、、、。
___何故?
男子に人気がある! 私じゃダメなの?
私と付き合いたいと想っている男子はいくらでもいるのよ。
それなのに、あなたは私を視界にすら入っていない。
*
___私も社会人になり、仕事をはじめる事になったが。
それでも、私はあなたの事を忘れられない。
そんな時に、あなたが私の働く会社に知り合いから紹介されて
入ってきたわ。
・・・私は、心臓がドキドキしてびっくりしたのと嬉しさと。
あなたをまた、好きで居続けられるんだと想ったわ!
『・・・あぁ、久しぶりね、剛堂君?』
『・・・うん? ごめん、誰だっけ?』
『___川岸 あめりだよ!』
『・・・川岸? そんな子? いたっけ?』
『___私は、剛堂君の事! 物凄く、覚えてるよ!』
『ふーん? そうなんだ。』
『・・・こ、これからも! よろしくね!』
『___あぁ、』
___相変わらず、
ぶっきら棒で、私に対してだけなのかな?
愛想がない態度で、私と話すあなた。
___私の事を、覚えてないのが不思議なぐらい。
私は、アノ学校では凄く人気があった女の子なのに、、、。
逆に、私の事を覚えていないあなたが不思議で仕方がないわ!
・・・だけど?
そこがいいというか?
私の事を、好きどころか? 覚えてもない人がいる事。
どうにか? あなたを私の方へ振り向かせたい!
___私は、
ずっと、あなたの事を想い続けているから!
誰のモノでもない私をあなたに受け取ってほしい。
私を、あなただけのモノにしてほしい!
・・・それが!
私の唯一の【願い】だから!
*
___だけど、あなたはこの会社に来てから女子社員にモテモテで
私以外の女性には優しく親切なあなたがモテない訳がない!
・・・何故?
私には、あんなに無愛想なのに。
ひょっとして? あなたは私の事が嫌いなの?
そんな事も、頭に過った事はあるけど? やっぱり違うと思い直す。
『___なあ、川岸!』
『・・・うーん? どうしたの?』
『お前さ~誰か好きな男とかいるのか?』
『・・・えぇ!? 突然、何?』
『___俺の友達が、確か? 川岸の事、好きだったから!』
『・・・ごめん、他に好きな男性がいるから!』
『・・・あ、あぁ、そうか! ならいいんだ!』
『・・・ううん。』
___あなたは、いつになったら?
私の気持ちに気づいてくれるのだろう。
全くと言っていいほど、私に気がないあなた。
無神経に、私に他の男性の話をしたりする。
___だけどね?
いつか? 私は、あなたに振り向いてもらうわ!
絶対に! あなたに私の事を! 好きにさせてやるんだ!
こんなにも、あなたの事を想っているのは私だけなんだから!
どんな事があっても! 私はあなたを諦めない!!!
最後までお読みいただきありがとうございます。