表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レベルの概念があるのは僕だけなので、最強無敵の英雄になってみる  作者: アカバコウヨウ
空と英雄の章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

585/612

第五百八十五話 空は最後の戦いに臨んでみる⑤

「ひょっとしたら、刀剣類での攻撃も効きずらいかもしれなですからね。念には念を入れさせてもらいます」


 言って、空は地面を強く蹴りつける。

 そして、岩石怪人へ向け、全速力で進む。


(こっちも見た目通りと言うべきか、動きが遅い。これなら、楽に間合いに入れる。あとは――!)


 と、空は岩石怪人のカウンターを、姿勢を低くすることにより躱す。

 すると、岩石怪人は続けて空へと攻撃をしてくる……だが、圧倒的におそい

 となれば、ここからは空の番だ。


 空は態勢低く、岩石怪人の懐へと潜りこむ。

 必殺の間合いだ。


「いきます……拳技 《穿》!」


 衝撃を内部へと通す技。

 その効果は絶大だ――なぜならば。


 空が技を入れた瞬間。

 怪人は一度ビクリと震えた後、動きが完全に止まってしまったからだ。

 だが、空の攻撃はまだ終わらない。


「念には念をと、言いましたよね――拳技 《破砕》!」


 それは纏っている鎧を砕く技。

 怪人の動きが止まっている以上、その技は完璧に――怪人の中央へと決まる。

 その直後。


 岩石怪人の表皮。

 まさしく鎧のような岩石が弾け飛ぶ。

 その内に見えて来たのは、柔らかそうな肉質の身体。


(予想通り。中身の防御力のなさを、表皮で守っていた……だったら、あとは簡単だ)


 と、空は魔法 《ブラックスミス》を使用。

 右手に片手剣を作り出し。


「剣技 《七閃》」


 今度こそ。

 岩石怪人を打倒するのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ