表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レベルの概念があるのは僕だけなので、最強無敵の英雄になってみる  作者: アカバコウヨウ
空と英雄の章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

566/612

第五百六十六話 空と狐と炎

(念の為に見ておくか)


 と、空がゲートを開こうとした。

 まさにその時。


「クー! 帰っちゃうのか? やっぱりお腹が痛いのか?」


 と、言ってくるのはシャーリィだ。

 空はそんな彼女へと言う。


「さっき言った通り、身体は問題なよ。ただ、ちょっと気になる事があるんだ。ゲートを開けばすぐに確認できることだから、それで問題なければ――」


「まだ一緒に遊べるんだな!? シャーリィはもっとクーと一緒に遊びたい!」


「うーん……僕としては買い物してるのであって、遊んでるわけではないんだけどね。実際、技能書とか道具とかを中心に見ているわけだし」


「関係ない! シャーリィはクーと居られれば、それで幸せなんだ! シャーリィはクーと一緒にいると、心がぽわぽわするんだ! とっても心地いいんだ!」


 ぴょこぴょこ。

 今日もシャーリィは元気だ。

 そして、そんなシャーリィを見ていると、不思議と空も元気になってくる。


 さてさて。

 シャーリィから元気をわけてもらったところで、いよいよだ。


(これでただの勘違い、何もなかった……みたいな展開だといいんだけど)


 と、空はそんな事を考えながら、目の前へ手を翳す。

そして、彼はそのままゲート開く。


「っ!?」


 直後。

 空の目に飛び込んできたのは、ゲートの向こう側――日本、地下にある自室。

 そこに見える真っ赤な炎だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ