表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レベルの概念があるのは僕だけなので、最強無敵の英雄になってみる  作者: アカバコウヨウ
空と英雄の章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

552/612

第五百五十二話 時雨は意見をまとめてみる②

「……わかりました。他に意見のある方はいますか?」


 と、時雨は周囲を見回す。

 けれど、手を上げる者は誰もいない。

 まぁ、この流れで手を上げる者もいないに違いない。


(なんにせよ、これでようやく本題が話せますね)


 空に何かしらの作戦があるのは分かっている。

 しかし、それに頼り切りになるわけにはいかない。

 空はあくまで奥の手なのだから。


「では、今回の会議の主題――あの死神の怪人について話す前に、現状わかっていることを上げて行きます」


 と、時雨はホワイトボードに文字を書き込んでいく。

 それはこんな感じだ。


 一つ。

 死神怪人は、怪人たちの王である。

 そして、上空に浮かんでいる宇宙船の主だと考えられる。


 二つ。

 効果範囲は不明だが、異能を無効化する能力を持っている。

 しかし、複数人で同時にかかった際には、無効化漏れが発生する弱点がある。


 三つ。

 並大抵の攻撃では、あの怪人は全くダメージを受けない。

 現状、ダメージを確認できたのは時雨と氷菓のみ。


(要点はこんな感じですかね)


 時雨は自ら書いた文字を確認する。

 その後、集まったヒーロー達へと言うのだった。


「では順番に話をしていきたいと思います」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ