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レベルの概念があるのは僕だけなので、最強無敵の英雄になってみる  作者: アカバコウヨウ
空と英雄の章

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第五百三十六話 空とレベル7の力

「一般人の避難をお願いします……あの程度の怪人なら、僕だけで十分です」


 と、空は両手に剣を作り出す。

 まず空がすべきことは――。


(プロヒーロー達が、一般人を逃がせる退路を切り開く!)


 と、考えた直後。

 空はすぐさま、目の前の怪人の懐へと踏み込む。


 怪人たちは全く動いていない。

 空の速度に反応できていないに違いない。


「遅い」


 空は剣の一振りで、目の前の怪人を四匹を両断。

 さらに、その勢いを利用してもう片方の手にもった剣――。

 それを少し離れた位置にいる怪人へと投げつける。


 その剣は、怪人一匹どころか、数匹を貫いたまま壁へと突き刺さる。

 と、この頃になると。


「ようやく僕に反応し始めたか……だけど!」


 空は剣を投げた方の手――左手に魔法を展開。

 それを怪人たちへと向け。


「魔法 《ファイア》!」


 直後。

 怪人数匹が、まとめて吹き飛ぶ。

 同時、辺りを激しい砂埃が包む。


 …………。

 ………………。

 ……………………。


 そしてしばらく。

 砂埃がやんだ頃――。


「さすがは索敵能力に特化した能力者……狙った通り、あの砂埃を利用してくれたみたいでよかった」


 場に残っているのは――。

 空と、その周囲を囲む怪人たちだけだった。


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