表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レベルの概念があるのは僕だけなので、最強無敵の英雄になってみる  作者: アカバコウヨウ
空と英雄の章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

520/612

第五百二十話 空はやられた後の話を聞いてみる

「よければ、僕がやられた後どうなったのか知りたいんだけど」


「……大前提だけど、みんながあの怪人に手を焼いていたのは知ってる?」


 と、首を傾げてくるノイン。

 空はそんな彼女へと言う。


「うん。その辺りは時雨から聞いた」


 あの怪人は異能を無効かする上に、ひたすらに硬い。

 日本のヒーローは誰も倒せないでいた。

 そこで――。


「……あんたなら倒せるかもしれないって、私達はそう考えた」


 と、言ってくるノイン。

 彼女は空へとそのまま言葉を続けてくる。


「だから以来、私達は――ここに居るプロヒーローや、異能を使える人間はあんたを探した」


「今ふと思ったんだけど、どうして僕が異世界から戻ってきたってわかったの? わかったから、あの時助けに来られたんだよね?」


「……あんたの戦い方は派手」


「そう、かな?」


「……そう。あんたは身体能力が凄いから、動く度に遠くまで爆音が響く……一発でわかる」


「…………」


 それは知らなかった。

 そして、思い当たることもある。

 地面を思い切りけって走ったり、怪人を投げ飛ばしたり……とかとか。


 今後は少し気をつけた方がいいに違いない。

 まぁ、今回に限っては結果オーライなのだが。

 と、空がそんな事を考えたその時。


「とにかく、それであんたが帰ってきたのがわかった……だから、私達があんたを助けに行った」


 と、ノインがそんなことを言ってくるのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ