表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レベルの概念があるのは僕だけなので、最強無敵の英雄になってみる  作者: アカバコウヨウ
空と英雄の章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

464/612

第四百六十四話 空は魔王にやられてみる

「っ――!」


 レベルが順調に上がって以降、ここまでダメージを受けたのは久しぶりだ。

 故に、痛みのせいで身体が思う様に動かない。


だがそれでも、空はなんとか剣を引き抜くことに成功する。

とその時。


「俺の勝ちだな?」


 聞こえてくるアルハザードのそんな声。

 同時、空の首へと突きつけられる彼女の剣。

 空はそんな彼女へと言う。


「今のは……油断しましたよ」


「だろうな、教えてなかったからな。ふぅ……強くなっても所詮は小僧か、初見の技でも対応してほしかったよ」


「っ――」


 対応できるわけがない。

 アルハザードは瞬間移動したかのように、空の前に現れたのだ。

 しかも、空が魔眼を発動させているにもかかわらずだ。


(あの技能はなんだ? 魔眼 《王の左目》の延長線上の何かなのか? それとも全く別の――)


「興味津々と言った様子だな? 少しは楽しませてくれた礼――教えてやろう」


 と、言ってくるアルハザード。

 彼女は右目に手を当てならが、空へと続けて言ってくるのだった。



「魔眼 《貧者の右目》。俺が注視した場所に、触れているもの……もしくは自分を一瞬で移動できる能力だ。本来は暗殺につかう技能らしいが……まぁ、こういう使い方もできる」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ