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レベルの概念があるのは僕だけなので、最強無敵の英雄になってみる  作者: アカバコウヨウ
怪人と英雄の章

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第三百六十四話 空とノインに話してみた②

「ひょっとしてあんた……姉さんを洗脳して、奴隷にしてる?」


 と、言ってくるノイン。

 どう考えても、話がおかしな方向に進んでいる。


 これは早々にノインの誤解を解いた方がいいに違いない。

 故に空は彼女へと言う。


「いやいやいや、僕の異能は《道具箱》っていう、異次元に物を収納できる異能なんだよ! だから、胡桃を洗脳なんてしてないって!」


「…………」


 ジリジリ後退するノイン。

 彼女は完全に追い詰められた子猫と言った様子だ。


(これ、どうしよう……もう異世界のこと話した方が早いよね)


 先ほど、空はなるべく話さないほうが円滑だと考えた。

 しかし、話さないことで人間関係崩壊するくらいなら、話した方がましだ。


「はぁ……わかった。全部話すよ」


      ●●●


 そして、それから数分後。


「異世界……信じられない。でも……それなら姉さんが、あんたの奴隷になったのも納得できる」


 と、言ってくるノイン。

 彼女は続けて空へと言ってくる。


「その異世界……私もいける?」


「行けるけど、おすすめはしないよ。僕の奴隷にならないと行けないし、行ったところでレベルの概念を得られるわけでもない」


「…………」


 と、なにやら考え込む様子のノイン。

 その後、彼女は言ってくるのだった。


「決めた……異世界、行ってみたい。私をあんたの奴隷にして……お願い」


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