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レベルの概念があるのは僕だけなので、最強無敵の英雄になってみる  作者: アカバコウヨウ
怪人と英雄の章

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第三百十七話 空はさっそく試してみる②

「じゃあ、試してくるね」


 と、空は火吹きスライムの方へと駆けだしていく。

 レベル5の力は凄まじく、猛烈な速さで空とスライムの距離は縮まっていき。


(入った、間合いだ!)


 …………。

 ………………。

 ……………………。


 しかし、スライムはなかなか攻撃してこなかった。

 空が早すぎたのだ。


「えっと……」


 空はスライムの前でびたりと静止し、数秒間そのままで居続ける。

 完全に気勢をそがれた形だ。

 だがしかし。


「っ!」


 ついにスライムに変化が訪れる。

 スライムが身体をぴくぴく振動させ始めたのだ。

 次の瞬間。


 ゴォッ!


 噴出したのはスライムの身体に見合わぬ大きな炎。

 狙うならばここしかない。


「剣技 《断空》!」


 決して力を込めず、緩やかに。

 赤ん坊でも避けられるような速度で放たれたその一撃。


「クウ様!」


「クウ!」


 と、聞こえてくるリーシャとシャーリィの声。

 結論から言うと――空の一撃は何一つ斬ることはできなかったのだった


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