表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レベルの概念があるのは僕だけなので、最強無敵の英雄になってみる  作者: アカバコウヨウ
怪人と英雄の章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

245/612

第二百四十五話 空と胡桃は強さについて考えてみる

 サンドイッチ事件から数分後。

 空がそれでも時折「うんうん」と悩んでいると。


「あーもう! まだ悩んでるの!? 仕方ないわね、だったらあたしも一緒に考えてあげるから、強くなる心当たりとかあったらいいなさいよね!」


 と、ぷりぷりした様子で言ってくる胡桃。

 空はなんだかんだで、面倒見のいい彼女へと言う。


「えーと、思い当たることはやっぱりレベルを上げることなんだけど」


「あんまり簡単にあがらないんでしょ、レベルって……っていうか、あんた口にサンドイッチの残りかすついてるんだからね!」


 と、空の口元についていたサンドイッチの欠片を、自らの口へと運ぶ胡桃。

 最近、胡桃の行動がどんどん大胆になっているのは、空の気のせいだろうか。

 などと、空が考えていると、胡桃が再び言ってくる。


「なんか裏技とかないの? ほら、ゲームとかでもよくあるじゃない」


「裏技、裏技……あ」


 短期間でレベルを上げる方法ならある。

 しかし、それは狙ってできるようなものではない。

 おまけにそれはやってしまえば、犯罪になるような行為だ。


「あ……って何よ! 気になるから教えなさいよね! それで解決できるなら、万々歳なんだから!」


 と、まるで自分のことのように、嬉しそうな表情をしてくれる胡桃。

 彼女はどうして空のことで、いちいちこんなに喜んでくれるのか。

 空はそんな疑問を抱きつつ、胡桃へとその裏技について言うのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ