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悪役?そんなものお断りします!  作者: Miiz
第3章 中等部
43/70

遊園地で遊ぼう1

二人はキャラクターグリーティングに言って色々なキャラクターと写真を撮り

色々な場所で撮影し旅行部のノルマの写真枚数に達するほど写真を撮るのであった。



そして、、、、





ガタン、ガタン、、、、ゴーーーーー!!


「「きゃーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」」




------------




「めっちゃ楽しいなこれ!!!」



「やばい、やばい!最高すぎる!聖!もういっかい!!!」





お分かりでしょうか?二人とも我を忘れて思いっきり楽しんでおります。

沙耶花に関してはお嬢様らしい言葉なんてものはすっかり何処かに追いやっているみたいだ。




「なぁ、沙耶花。次は何に乗る?」


もう一度、乗り場に並び直している時にマップを見ながら聖は言った。



「うーんと、スプラッシュコースターですわ!!」


沙耶花はそう言ってマップを指さした。



「おっけ。なぁ、あいつら何食べてんだ?」


聖はそう言ってキャラクターのバッケットを見た。



「あぁ、あれはポップコーンですわ。並んでいると小腹が空いたりキャラクターのバケット可愛いですし。味もいろいろあって美味しいんですわよ。」


沙耶花がそう言った。



「食べてみたい。これ乗ったら買いにいこうぜ。」


どれにしよっかなー?と聖はマップを見ながら迷うのであった。






二人はジェットコースターを楽しんだあとポップコーンを買いに行くのであった。

コナンドダッグのお揃いのポップコーンバケットを持ち沙耶花はキャラメル、聖は塩にしたのだった。





「これってフォークとかわ「ないです。手でそのまま食べるのです。」・・まじか。」



聖がフォークなどが無いのに少し驚きながらひと掴みし口にいれた。





「う、うまい・・・。」


聖はそう言ってパクパクとポップコーンを夢中で食べるのであった。

その姿をパシャリと写真に収める紗耶香であった。



「あんまり食べ過ぎると喉が渇きますよ。」



近くにあった売り場でお茶を買いペットボトルを差し出し沙耶花はそう言った。





「さんきゅっ、ぷはーーっ、んじゃ!スプラッシュコースター行こうぜ」


聖はお茶を飲み。気を取り直してそう言って沙耶花の手を引いて行くのであった。







「あの、少し疑問があるのですが、何故わたくしたちは手を繋いでいるのでしょうか?」


沙耶花がふと自分達の繋がった手をみて言った。



「あー、あれだ。人が多いだろ?逸れるといけねーし、、なっ?」


聖に関しては手を繋ぎたいが為であるが苦し紛れにそう言い訳をすると沙耶花がそうかと納得してくれて安心するのであった。



「なるほど(聖は逸れたらパニックで走り回りそうだな。それは心配だ)」


と沙耶花はそう思いキュッと手に力を込めるのであった。



「!!??(え!!??握り返してくれてる?もしかして俺のこと好きになってくれたのか!?めっちゃ嬉しい、俺も沙耶花が好きだー好きだ!)」


聖はそう勘違いしてとらえ心の中ものすごいことになっているのであった。






こんな二人はこの後のスプラッシュコースターでずぶ濡れになるのであった。



「やべー、楽しかったけどかなり濡れた。辛うじてパンツは大丈夫として上半身は完全アウトだ。沙耶花、大丈夫か?」


聖はそう言って沙耶花を見るのであった。



「うっわ、ははは、ほんとにヤバい。びっしょびしょ。ハンカチタオルじゃ足りないし、このパーカ水に濡れてちょー重い。思いっきり濡れた記念に写真撮ろう。」


沙耶花はびっしょびしょに濡れて面白かったのか素の自分が出ながらそう言うのであった。




そして思いっきり濡れた姿を写真に収め、急遽お店でタオルと替えのTシャツを買い更衣室で着替えた。





「沙耶花、こっちこい。」


聖はそう言ってわしゃわしゃとタオルで沙耶花の髪を拭くのであった。




「そんな強くするとボサボサになってしまいます!!」



沙耶花がそう言うと案の定、網の毛はボサボサで沙耶花がむーっと膨れた。


そんな姿を見て聖は笑いながらごめんごめんと手櫛で髪を梳いていった。




「そろそろランチの時間だな。行くか。」








そんなこんなで二人は一日目を思う存分、楽しむのであった。




「くあー!疲れたけどすげー楽しかったな~。最後のパレードすごかったよな。」



何故か自分の部屋へ戻らず沙耶花の部屋についてき、聖はそう言ってソファーにうつ伏せに寝ころんだ。



「えぇ、パレードはキラキラしていて凄く素敵でしたわ。かつ、ランチもそして先程のディナーもお腹が空いていたのか大変美味しかったですわ。」


沙耶花がそう言うとだなーと返事が返ってきた。



「そう言えば、沢山写真撮りましたね。どのくらいなったのでしょう。」



沙耶花そう言った。



「うーん、たぶん俺のカメラで50枚くらい?」


聖がそう言って沙耶花の方へ顔を向けた。



「そんなにたくさん撮ったのですね。わたくしの携帯にもいくつか入っていますし楽々ノルマは達成できそうですわね。」



沙耶花がそう言って携帯に入っている写真を見返すのであった。

やはり前世で使い慣れているのかバッチリ自撮りもお手の物であった。




「あ、明日はあんまり撮れなかった時の為にカメラマンも同行してもらうことになってるけどほぼ目線無しの自然体で撮るらしいよ。」



カメラマンが同行することを今はじめて知った沙耶花はえっ?と驚くのであった。



「いや、本当は今日もお願いしたけどどうしても抜け出せない仕事があるって言われてさ~」



そう言ってのける聖を見て沙耶花はその来てくれるカメラマンに少し申し訳なくなるのであった。



「それは、わざわざ時間を空けて下さったカメラマンさんにお礼をしなければいけませんわね。」


沙耶花はそう言うのであった。






そしてある程度の明日の予定を話し合い、聖も疲れたのだろう自分の部屋に戻っていった。

沙耶花も疲れをとるため、お風呂に入り早めに眠りにつくのであった。



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