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出来損ない達の旅日記  作者: 喜乃等 眞子音
卒業〜出会い〜
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2

アドバイスお願いします。

「んー、今日は何があるのかなっ!」


私、メアリー・クラナデは騎士の卵。将来はどっかの騎士団に所属して活躍する予定だ。でもそんな完璧な未来像を話すと聞いた人はみんな揃いも揃ってお前には無理だ。夢物語は夢の中でしろ出来損ないって言う。確かに私は女だし体力や筋力だって男と比べたら全然ないかもしれないけど出来損ないってのはちょっと言い過ぎだと思う。だって酒屋のおじさんやそこら編で酒飲んでる商売人と比べたら全然使えると思うんだけど。だって毎日訓練だってしてるし酒樽一個持ち上げる位はできるもん。

でも確かに私は出来損ないかもしれない。騎士団が女を雇ってくれるかどうかもわからない。でも、凄いことをしたら褒めてもらえるし騎士団にスカウトしてくれるかもしれない。だから私は頑張る。何を言われようと頑張る。どうするのかはまだ決めてないけどいつかわかるでしょ。










ここは何処だろう。何故此処に居るんだろう。さっきまでは確か友達の家で勉強会をして居たはずだ。そこで私はお菓子の買い出しに行くために友達の家の玄関を出て…それで気づいたら此処だ。服や持ち物はさっきのままだ。携帯と財布とメモセット。最近買い替えたタッチパネル式の携帯は電源はつくが圏外らしい。まさかこれはタイムスリップとかじゃないだろうだ。でも目の前に広がっている風景が違うと言っている。歴史の教科書に載ってるような茅葺屋根や瓦屋根の家なんてない。ほとんど丸太やレンガを使った家だ。日本じゃないらしい。とりあえず変なところに来てしまったらしい。何かあったら大変だからメモっとこう。鞄ごと持って来て本当良かった。

メモ

変なところに来てしまったらしい。身体に以上は無し。

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