表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/10

秘密

カブールと出会って1ヶ月とちょっとして、俺は喫茶店に呼ばれた。

そこで、カブールが話したのは

衝撃の事実であった。

「実は俺、能力者なんだ。」

「えっ!」

あまりにも唐突過ぎて声を張り上げてしまった。

「おい、静かにしろよ。他の人に聞こえるだろ。」

「あぁ、すまん」

この世界で、能力者と言うと

ホントに少ししかいなく大変珍しい存在なのだ。

しかし、ここの能力は才能でも

努力でも手に入らない。

能力を得る方法は1つ、能力者が非能力者に

能力を移す。

しかも、亡くなる直前にその人の最も好意(その能力を使って欲しい)人物に移るらしい。

カブールの場合、父親から念動力の中の物体移動テレキネシス

という能力を受け継いだらしい。

正直、能力でコーヒーの入ったカップを動かすまで疑っていた。

「・・・本当だったんだな。疑ってすまん。」

「全くだ、俺は嘘と冗談は言わないことを信条としているからな。」

「またか、それが嘘と冗談じゃねぇか。」

そんな会話をしていたが、内心では震えが止まらなかった。

能力者の中には、前の能力者がトラウマになってしまい

使わない人もいるそうだ。


 それが、あの事件の100日を切った頃だった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ