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始まりの日

『ビーッビーッビーッ、関係各局に通達、至急市内緊急配

第18地区のアウトレットモールにて立てこもり事件発生』


この、広い敷地にそびえ立つ軍の総本部の

外に聞こえるほどの大音量で流れる放送が流れた。

「またかよ~」

俺の隣の男が、事務用のパソコンを閉じ嘆いた。

この男は、軍での俺の先輩でジョン・スペンサーという。階級は少佐。

銃の使い手で、銃のたぐいならほとんどの物は使いこなせるそうだ。

しかし、女たらしで金遣いが荒く軍内では金と女だけはスペンサーに任せるなと

暗黙の了解で決まっている。

「確かに、ここ最近事件多いですよねー」

そういって同情したのは、スナイドル・ヘンリー中佐。

この班の中ではかなりまともな女性というかまともな人物である。

「じゃぁ行きますか?」

そう答えながらすでに準備万端な自分ではあったが

それはみんな同じである。

「車出せるかー」

「おぅ」

よい声で答えたのは、クロード・ミニエー大佐。

重火器のスペシャリストでありどんな物でも運転出来るという特技を持っている。

でも、待つことが大の苦手で待たせると何をするか分からない。

車に乗ると

「准将来ませんよ」

と俺が聞くと

「今日は会議があるみたいだよ。」

ヘンリー中佐が優しく答えてくれる。

そんな会話をしている内に現場に到着した。

「これは・・・やばい」



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