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薬は高い

スミマセン、屋敷と貴族云々の所を変えました。


 これからの話し合いはケージさんも同席した方が良いだろうとなり、エメリアさん奪還作戦会議は翌日という事になった。


 これまた濃い一日が終わりを告げる。

 朝から神様に会って神託を受け、ラミーさんたちを探し魔物と戦闘に、それからラミーさんとの話し合い。

 濃い、濃すぎる。

 のんびりなんて全然できない。

 自分で動いているのが結局の原因だけど、思い立ったら動いてしまってる。

 だから慎重さにかけるんだろうなと、今だけ反省。

 どうせ明日になればまた忘れて、危機感が薄れているんだろうと自己分析して、改善しない悪い例だ。

 

 そう言えば、倒した魔物もストレージに入れたままだった。

 明日忘れずに伝えなきゃ。

 念の為、予定に組んでおいた。

 普通のスケジュール管理は久々。

 これは魔力消費を要求されなかった。


 魔物で思い出したけど、戦闘後レベルが上がったような感覚があったんだ。

 話し合いで忘れていたから、チェックしよう。


▽▽▽

名前  :トウコ・スズキ(偽名:ユエ)

職業  :販売部

レベル :12

HP   :525

MP   :730

スキル :隠匿操作・鑑定

ユニーク:予定・ストレージ

その他 :創造神の加護・商業神の加護

△△△


 おぉ、魔法一発でレベル十二まで上がってる!

 魔物とのレベル差があったからかな?

 わからないけど、レベルが上がっているのは嬉しい。

 でも後ちょっとでカマック様が仰ってたレベル十五だ。

 “キッチン”が出せる様になるレベル。

 どんな風に使うのか聞いていない事に今更気づく。

 ま、それはレベルが上がってから考えれば良いか。


 おいしい夕食を食べ、早めに就寝した。


♢♢♢


 翌日、今度は回復したケージさんも一緒に作戦会議。

 もちろん神託の話は信じてもらえていない。

 確かに胡散臭いもんねぇ。

 それでも、ラミーさんが言い含めてくれて、最終的に奪還作戦への参加が許可された。


 いや、そもそも奪還作戦提案したの私なんだけど!

 しかも、作戦実行はほぼ私一人。

 私の隠匿操作スキルで屋敷に忍び込み、エメリアさんの首輪を外し、連れ帰る。

 ケージさんは殆ど何もしないのに疑われたままとか気分悪いよね。

 こんなんで、私のレベルアップに協力してくれるのか不安になる。

 早まったかな?

 でも、何の罪もないエメリアさんの事を考えて、救出するのには変わりないけどね。


 ケージさんの私に対する不信感は拭えないけど、話をどんどん進めていく。

 まず、エメリアさんが捕らえられている件の男の屋敷と、ラミーさんのサンディス家の屋敷は、この街からは直行便がない『モーナ』と言う街にある。

 

 『モーナ』までは距離もかなりあり、最短で十五日程。

 明日にはこの街を出発する予定になったので、移動手段の確保組と、物資の確保組に分れる。

 各々行動を開始と言うところで、昨日のクマをどうするかと話を切り出し、三人で冒険者ギルドへ。

 全て買取でお願いした。


 私はストレージ持ちなので物資確保組。

 ケージさんとラミーさんは自分達の馬の確保に向かい、その後冒険者ギルドで代金を受け取ってくれることになった。


 今回乗合馬車は使わない。

 少しでも早く救出に向かうため、各馬に乗って進むことになったのだ。

 なので、ほとんど野営予定。

 物資は多いに越したことはない。

 馬達用の餌も大量に買う。

 他の客に売る分が無くなっちまうから勘弁してくれ、って言われた時にちょっと買い過ぎたと反省した。


 粗方露店で売っている出来合いのものは、購入したと思う。

 足りないより良い。

 これで、食料類は問題ない。

 

 後は細かな雑貨類も購入していく。

 あの二人用のお皿とかカトラリーも無いしね。

 恐らく二人は用意しているだろうけど、念の為。

 ただ買い物したい口実だ。

 

 それと今回初めて薬屋に立ち寄った。

 ラミーさんに《ポーション》、《MPポーション》、《解毒薬》を買ってきて欲しいと頼まれたからだ。

 もちろん私が聖魔法を使えるのを知っているが、魔力切れで魔法を使えない時の危機的状況になった場合必要だからと言われた。

 確かに。

 魔力は無限では無いから、戦闘が長引いた場合必要になってくる。

 と、言うことで薬屋。


 薬屋の中は独特な薬品の匂い。

 嫌いじゃない。

 早速、店主の男性に三種類の薬を欲しいと言ったら、ランクはどうする?って聞かれた。

 

 ランク?

 薬にランクがあったのか……知らなかった。

 店主に聞くと、《ポーション》は初級からから特級まで、《MPポーション》は初級から上級まで、《解毒薬》は初級のみで特殊な毒は専用の薬が必要なんだそうだ。

 値段も効能もピンキリ。


 ポーション(初) 大銅貨五枚、軽傷程度に有効。

 ポーション(中) 銀貨一枚、中程度に有効。

 ポーション(上) 金貨一枚、重症に有効。

 ポーション(特) 時価、瀕死な状態に有効。

 ただ、どのポーションも欠損した部位の再生効果は無い。

 それこそエリクサーなるものでない限り無理なんだって。


 MPポーション(初) 大銅貨八枚、総魔力の二十%程度回復。

 MPポーション(中) 銀貨三枚、総魔力の四十%程度回復。

 MPポーション(上) 金貨二枚、総魔力の七十%程度回復。


 解毒薬 銀貨一枚 初級の毒なら大半治せる。


 どれも高い。

 沢山買うには躊躇う額だ。

 でもMPポーションは私も欲しい。

 

 ラミーさん達からポーション購入で託された額は金貨五枚。

 何を何個って聞いておけば良かった。

 ま、必要な数に達して無かったら最悪明日の出発の時に買い足せば良いか。

 託されたお金で買ったのは、初級ポーション四個、中級ポーション三個、上級ポーション一個、初級MPポーション五個、中級MPポーション三個、上級ポーション一個、解毒薬二個。

 ぴったりで購入。

 私は自分用にMPポーションの初級を五個、中級を五個、上級を二個買った。

 ポーションは基本怪我をしない予定なので、必要ないと思い買っていない。

 神様ありがとうございます。


 しかし出費が痛いから、本当に仕事を考えないと。


 薬屋から宿に帰ろうとした時に、魔道具屋を見つける。

 今持っている魔道具の魔石がまだもつか確認してもらおうかな?


 魔道具屋に入ると女性の店主がカウンターに座っていた。

 その女性に三つの魔道具を出し見てもらう。

 火起こしとランタンの魔道具は問題なくて、水の湧く袋がそろそろ危ないから魔石を替えておけばと言われた。

 ちなみにお値段交換費用も含めて銀貨三枚。

 銀貨五枚で確か買ったよね?

 維持費が高い……でも自分とクリフ君の水分補給は必須だからお願いした。


 綺麗な山の湧き水を沢山ストレージに入れておけば良いんだと気づいたのは交換してもらった後だ。

 流石に他のみんなが使用する補給所の水を沢山もらうわけにはいかないから、山の水。

 川の水はお腹を壊しかねないからちょっと怖いんだよね。

 今度山を通る時があったら必ず確保する!


 そして、託された買い物も終わり、クリフ君に明日から宜しくねと言って宿に戻った。

 今日一日ほぼ買い出しで終わった。

 

ここまでお読み下さりありがとうございます!

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