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『プロローグ』
初めまして、おはこんばんにちわ。翼の生えてない猫です。
とりあえずやってみようってことで、ネタ要素満載の小説。シリアスな時はシリアスになる(予定)です、一応たぶん。
車通りの激しい道路、突然歩道に突っ込む軽車両。
軽車両は歩道を暴走し、多くの人を巻き込んだ。それは、世間を騒がさせる大きな事件となった。
犯人の男は違法ドラッグを吸引していた。結果的に、五人の命を奪い、十数人に重軽傷を負わせたその事件。
その被害者であり、死亡者の中でも特に若い者、特に優れた部分があるわけでもない、極々平凡な十五歳の少女。
名を白雲海七、特殊能力はない。
ある世界、ありきたりではあるが、魔王との戦いに人々を必要とした神は、彼女たちが住む現代社会で死した若者に新たな器を与え、強い武器や能力を与え、これを勇者とした。
白雲海七、彼女もそれは例外ではない。ただ、少し違うのはその第二の人生がちょっとハードモードになってしまった、と言うことだ。
これはそんな少女のお話。
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