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ボクハダレダ

第1章:未来


 皆さんは<タイムトラベル>というものを信じるであろうか。

 

 僕は絶対に信じない。信じるという人は是非ドラ◯◯んを出して欲しいと思う。

 もし仮にあったとしたら未来から来た人間が 

 「21××年の今は、◯◯なんだ」と未来の出来事を暴露しているだろう。

 

 しかし


 仮に未来から来た本人が知らなかったらどうだろう。

 自分が未来人であることを、だ。


 これは僕が体験した物語ストーリー


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


『・・了、これより・・プロジェクトを開始する。・・号。おい、起きろ』

 白衣を着た男たちが僕を見ている。


ボクハダレダ


まぶたが重い。僕は目をつむった。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


ココはどこだ…?僕は寝ていたのか、あの夢は一体…?


『おい、アヤト』


木の葉が薄々と緑になっていくGW。青い空の下で気持ちよく寝ているところに

大声を出して駆け寄ってきた美少女…


ではなく大柄でいかつい顔をしている僕の親友、林桐人だった。


 『アヤト!お前ニュース見たか?』


あの晩年成績最下位の桐人がニュースを見ただと?まぁいい聴いてみよう


 『何のニュースだ?アイドルか女優か、お前のことだからいっそグラビアニュースか?』


思春期の男子は大体こんな感じだ。許してくれ。


 『お前、俺のことをどんな風に見ているんだ?』


…別名(変態の生写し)とは親友には言えない


 『親友だよ、桐人』


ニコッとした顔を見せる


 『たく…まぁそんなことより、これ見てみろよ』


桐人が取り出したのはスマホだった。今時新聞紙でニュースを見せに来るやつは

そうそういないだろう。そこには


 『ヒューチャー発見!場所は椎羅市浜竹町の…』


 『ヒューチャーってなんだ?』


僕の知らないUMAだろうか


 『お前知らないの??あの有名な専門家、梶雅夫が初めて発見したヒューチャーだよ!

 ヒューチャーっていうのはhuman×futureつまり未来人のこと。』



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