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現場のベテラン・盆ちゃん、異世界へ。〜過保護な神様が魔改造した孤島で、のんびりJIS規格外なスローライフを始めます〜  作者: 盆ちゃん


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第22章:神域の鳥小屋(スカイ・ネスト)と、現場監督の休息

「天空のポチ城」に続き、ついに古代竜タマも我慢の限界が来たようです。盆ちゃんが「ついで」で作る、生態系を無視した規格外の設備と、それを取り巻く主要人物たちのドタバタな日常をお届けします。(AI談

第22章:神域の鳥小屋スカイ・ネストと、現場監督の休息

【タマの直訴:私の家も「浮かせて」!】

「キュイッ! キュイイイッ!(ご主人! ポチばっかりずるい! 私にもあんな感じの、見晴らしのいいお家を作って!)」

古代竜エンシェント・ドラゴンのタマが、盆ちゃんの作業着の裾をグイグイと引っ張る。ポチの「天空城」が完成してからというもの、タマはすっかり羨望の眼差しを隠せなくなっていたのだ。

「あー、わかったわかった。タマは飛べるから、もっと高い場所の方がいいよな。……よし、ポチの城のさらに上、**『軌道エレベーター付きの止まり木』**を作ってやるか」

【施工:神域の鳥小屋(規格外)】

盆ちゃんは、現場に残っていた「世界樹の端材」と「真理融合炉」を使い、ササッと設計図(落書き)を描いた。

* 外観: 巨大な鳥籠……に見えるが、実は**「重力制御型バイオスフィア」**。

* 神機能: * 自動炙りグリル: タマが捕まえてきた獲物を、瞬時に最適な温度でローストする(溶接の火種いらず)。

* 次元観測テラス: 全世界の天候を把握し、タマのパトロールルートを自動計算。

* ふかふか雲のクッション: 天界から流れてきた「高密度霊素雲」を凝縮した寝床。

「よし、タマ。これなら羽根を伸ばして寝れるだろ?」

完成したのは、成層圏付近に浮かぶ黄金のドーム。下界からは「新しい月が現れた」と騒ぎになっているが、盆ちゃんにとっては単なる**「ちょっと豪華な鳥小屋」**である。

【主要人物たちの日常エピソード】

1. アルフレッド(第一王子):重戦士の悟り

アルフレッドは今、タマの家へと続く「外壁階段(垂直)」を、聖魔石の重しを背負って登るという地獄のトレーニング中だ。

「はぁ……はぁ……。以前は『剣聖』を目指していたが……今や私の目標は、師匠の『インパクトドライバー』と同じ速度で動くことだ……!」

彼は、王位継承権よりも「盆山工務店・正社員」の座を本気で狙い始めていた。

2. エレノア(公爵令嬢):魔導師の挫折と再生

エレノアは、盆ちゃんが捨てた「作業用防護メガネ」を解析しようとして知恵熱を出していた。

「……おかしいわ。このガラス、古代魔法の術式を『透過』させるんじゃなくて、『物理的に無視』している……。理論が、理論が崩壊する……。でも、このメガネで見る師匠の背中、すごく輝いて見えるのよね……」

彼女の魔導日誌は、今や「盆山観察日記」と化している。

3. セーラ(聖女):消毒の鬼

セーラは「神域の救急箱(全自動医療ポッド)」を使いこなし、現場の衛生管理を徹底していた。

「はい、国王陛下。不摂生な生活はダメですよ。この『神域の青汁(世界樹の葉の搾り汁)』を飲んで、血管をダイヤモンド並みに強化しましょうね」

笑顔でえげつない濃度の聖水を飲ませる彼女は、エデンで最も恐れられる「看護師」へと成長した。

4. リリス(魔王の娘):パートタイマーのプライド

自販機にコインを詰まらせた一件以来、リリスは「看板娘」として働いている。

「フン、窓拭きの天使アリエル! あんたの磨き方は甘いわよ! 私の『魔界式・超撥水コーティング』を見なさい!」

「なんですって! 私は主(盆ちゃん)から『安全第一』のタスキを賜った身ですよ!」

天使と悪魔が、盆ちゃんの作った「作業用エプロン」を誇らしげに着て、些細な掃除の質を競い合う。盆ちゃんにとって、これは非常に「活気のある現場」であった。

【天界の観測者:レル・アストラ】

天界のモニターを見守るレルは、ついに自作の「安全ヘルメット」を被り、鏡の前でポーズを決めていた。

「よし、完璧だわ。新人バイトの『レルちゃん』として、明日から現場に潜入よ! 盆ちゃんに『声が小さい!』って怒られたらどうしよう……きゃあ、楽しみすぎる……!」

神様の「過保護な愛」が、いよいよ直接地上に降り注ごうとしていた。

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