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雨降る心の滞り  作者: Ry77


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21/23

21 木曜日ととある診断2

おさらい。結希が唐突にSM診断をやろうと言い出した。

1000PVマジでありがとうございます。

「で、できたわ...」

「おっ、どうだったのかなー!」


結希はそう言ってスマホを覗き込もうとしたが、詩織がスマホの画面を胸に押し当てて妨げた。よく見ると、詩織は耳が赤くなっている気がする。


「ちょっと無理...!!」

「えー見せてよ詩織ちゃん!!」


心寧も加入し、1対2の状況だ。身の危険を感じた俺と綾香は距離を置いた。


「ちょっと助けなさいよっ!!」


詩織が俺らに声を張り上げたが、手の力が緩くなったと感じ取った結希はスマホを奪い取った。


「あっ...!!」


「一ノ瀬さんどう思いますか...」

「避けられない運命かも...」

「え」


質問に応えた綾香は何かを悟ったように、俺に向かってニコッと笑った。何かを悟ったように。


「あ、詩織76%Mなんだー!?」

「ちょっとあんまり大きな声で言わないでよっ!?」

「え、私と一緒だー!!」


詩織は限界に達したように顔を両手で覆った。耳まで真っ赤だ。俺もあんな風になるんじゃないかと思うと...足が震え始めた。


「アンタたちもしなさいよ!?」


詩織は顔を覆っていた両手を下ろして、俺と綾香に叫んだ。


「じゃあ次、綾香ね?」

「...あ」


結希に指名された綾香は何か言いたげに俺の方を見た。しかし、俺は何もできない。足が震えるだけだ。


「が、頑張れ...」

「え」


何も出来なかった俺は綾香を応援することにした...が...ちょっと記憶が飛んでいた。何考えてたっけ俺...。


「できた」


記憶を巡っている間に、綾香は診断が終わったらしい。というか、離れていたせいで俺の机が占拠されている...。


「あ、綾香65%Sなんだー?」

「私たち結構バランスいいかもね!!」

「いや...ねぇ...恥ずかしいわ...」

「...そうだね」


あいつらが会話をしている間、俺はずっと思考していた。机に戻ったとしても、次は俺だし...いや...今はあいつら画面に夢中になっているから逃げれるのでは...?俺はドアに向かってゆっくり歩を進めた。スマホの画面を見ている今なら俺がドアから出ることがバレない...はず。


「すーっ...」


ドアまではあと少し。俺はバレていないか確認する為に、4人をチラッと見た。...無理だった。


「たつー?」

「たっくん?しないの?」

「たっつ?するんでしょ?」

「ちょっとあんた?私たちやったわよ?」


目が合った。獲物を見つけた肉食動物のような視線が俺を襲った。俺の机だけ、変なオーラが出ていた。紫色のオーラが。確信した。まずい...襲われる。足が動かない。ドアから逃げて、トイレに逃げ込めば勝ち。でも、動かない。視線の圧が...すごい。


「やろっか?」


結希が瞬時に俺の目の前に来て右肩に手を置いた。俺は全身がビクッと跳ねた。幼馴染でも、これは怖い。


「は...はい」


『誰か助けて』と、俺は心の中で叫んだ。

主な登場人物

住田竜司(すみだたつじ):主人公。紫陽花高校1年1組。まだ診断してない。

福留結希(ふくどめゆき):紫陽花高校1年2組。診断によると80%Sらしい。

水月心寧(みずきここね):紫陽花高校1年2組。診断によると60%Mらしい。

一ノ瀬綾香(いちのせあやか):紫陽花高校1年2組。診断によると65%Sらしい。

桃瀬詩織(ももせしおり):紫陽花高校1年2組。診断によると76%Mらしい。



Ry77「すいません。風邪気味で文章おかしくなってます。でも!おまけは大丈夫な...はず...」

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