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『亀と速記者』

作者: 成城速記部

 動物の神様が動物たちを全員召集したとき、亀だけがやってきませんでした。動物の神様は、別の日に亀だけを呼び出し、来なかったわけを問いただしますと、出かけるのがおっくうで、自分の家にいたほうがいいと思ったのだと答えましたので、動物の神様は、意地悪く笑って、亀に家を背負わせ、二度と下ろせなくしました。

 速記の神様が速記者たちを全員召集したとき、一人だけ来なかった速記者がいました。速記の神様は、別の日にその速記者だけを呼び出し、来なかったわけを問いただしますと、出かけるのがおっくうで、自分の家でプレスマンを手入れしていたほうがいいと思ったのだと答えましたので、速記の神様は、意地悪く笑って、速記者の手からプレスマンが離れないようにしました。



教訓:この速記者はかえって喜んだという。ただし、食事もプレスマンで食べることになったので、食後にプレスマンを洗うのが面倒だと、毎日笑いながらつぶやいたという。


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