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蘇生の手がかりはあるのだろうか

実は毎日投稿目指してます。

とりあえずすぐに返信して待ち合わせ場所を決める。

私からは1時間後に待ち合わせようと伝えたので少し時間に余裕があるんだよね。


…どうしようかな。

リアを蘇生させる方法でも探すかな?

そう、諦めたことではあるんだけど…()()()()んだよね。

テイムモンスターを主力として戦うのがテイマー(使役職)。それがその主力を1回、たった1回失っただけで完全に消え去ると言うのは────あまりにも前衛(戦闘職)とのパワーバランスが崩壊する。

だったら、それを埋めるなにかがあるはず───それが、蘇生だと思うんだ。

少しでも。1%でも可能性があるのならば………私はそれに賭けてみようと思うんだ。


『また、3人で一緒にいたいよ…』


その言葉が、私の胸に刺さった。

さっきミルはこう言っていた。()()()()()()()()()()()()()()って。つまり、友達は未だにいなかった…それは、ミルの故郷と関係があるんだろうね。

ふっ、と息が漏れる。

その瞬間、急に雨が降り始め、大きな水溜まりをあっという間に作ってゆく。

そう。それはまるで、今の私の心のよう──


その水溜まりに写った私の顔は、今にも泣きそうで、それでいて諦めているような顔だった。


…おかしいな。こんな顔、してる自覚はないんだけどな──


ミルが今近くにいなくてよかったと、心の底から思う。

そう、今は別行動中なのだ。


…さてと、1度ギルドに行って素材を売ってくるかな。ミルも呼び戻して。しんみりした空気じゃ、せっかくのVRゲームも楽しめないもの!


◆◇◆


相変わらずギルドは混んでいる。

はぁ。ここでも男ってやーねー。明らかに美人の人のところばっか並んで。

美人な受付嬢なんて顔が少し引きつってるよ。

多分、人手不足だから採用された新人さんなんだろうな……かわいそうに。


前に受付してもらったいかついおっちゃんに並んでいる人は1人もいなかった。

だからそこに並ぶ。


ミルはギルドに興味津々だ。


「ふわぁ…すごいの!すごいの…!」


つい笑みが漏れてしまう。


「…それで?なんの用事だ?」


「忘れてた…ギルドランクを上げに来たんだけど」


そう。ギルドランクも上げとこうかなって。


「そうか。じゃあ訓練場に来い」


「…なんで?訓練場…?」


「あー、ギルドランク上げるのは戦いが必要なんだよ。採取特化で戦いはダメって言うのも困りもんだからなぁ。今はそんなに欲しいのもねぇし。」


「そうなんだ!ねぇねぇ、私も戦っていいの?」


「いーや、テイムモンスターは駄目だな。本人の力で戦わねぇと意味がないだろ?」


ニヤッと笑うおっちゃん。

…まぁ今は私のほうがミルより強いし。


でも1時間で終わらなそうだなぁ。

少しメッセいれとこ。逃げられたら困るし。


ふぇー、地下にあるんだ。

まぁ地下のほうがいいよねぇ。ロマンがあって。


…へぇ!?

エレベーターってあるんだ!?

この世界にまであるなんて…すごいね!


っと。着いたみたいだねぇ。


「ギルドランク上げの希望者だ。頼んだぞ」


…ざわざわしてる。


「あのダイスさんが!?」

「マジか!?最近仕事ねぇんだよなーって落ち込んでたのに!?」



……おっちゃんどれだけ人気ないの?かわいそ…


◇◆◇


まず1回戦は"リース・エンネーファ"って人だ。

立候補制で誰が担当するか決めるらしい。

ちなみにこの人は弱い方だそうだ。


ギルドランクはG・F・E・D・C-・C・B-・B・B+・A-・A・A+・Sとかなーり細かく分かれている。めんどくさそ。


でもそれによって受けれる依頼の幅も変わるらしいし受けといたほうが得だよね。後々に関わってきそうだし。

とりあえず今できる所まで行きたいな。


ちなみに相手は衝撃を肩代わりしてくれる装備を付けていて、その耐久値──どれだけ肩代わりしてくれるのか──を破壊すればいいんだって。

それと、ふつーに装備を付けていいらしい。

それはいいね。だけど、最初は短剣かなぁ。

大槌使ったら耐久値貫通しちゃうきがする。


……だから、癪だけど…フィアから買ったこの短剣。使わせてもらおうかな。


「よろしく」


「あぁ、こちらこそよろしくな」


『それでは……はじめっ!』


まず最初に相手に接近する。

()()()わかりやすいように軌道を読ませる。そうするとその通りに避けてくれるから。


リースさんは思った通りに避けてくれる…だから、そこを狙って…


「【ステップウェポン】!」


この試合、もちろんスキルは使っていいのだ。

終わった後はMPポーションがもらえる。

HPポーションは必要がない。だってこっちも肩代わりしてくれるのを付けてるから。

それは、防御力から計算されてのダメージを受ける量が違う…


だからこそ、圧倒的火力で押し通す!


「【覚醒の兆し(サクセス)】!」


「!?」


ふふっ、何が来るのかって警戒してる…


「スキルは、目に見えてわかりやすいもの以外もあるんだよっ!」


そのまま、リースさんに攻撃を当てる。

してやられたって顔をしてるね。


だけど、これで終わり。


「【怒りの導き(トール)】」


至近距離で放たれる雷は、リースさんを集中攻撃する。

雷を特定の1人に集中させることも出来るのだ。


『終了!勝者リリ!敗者キース!!』


わっと辺りに歓声が広がる。

…疲れたなぁ。けど、まだあるんだよね…

もう次から大槌使おっか…

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