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僕の終着点  作者: 柊レイン
5/6

「ゆう、ちょっときてー」

その日の夜、もう夕食も食べ、風呂も入り終え、あとは寝るだけというときに、一階のリビングにいる母から呼び出された。

まずい…母がこういう時は必ず何かある。



おそるおそるリビングに入ると、やはり不機嫌そうな母の姿があった。


「ねえ、もうすぐ三者面談があるでしょ?お母さん、まだ手紙もらってないんだけど」

やっぱりそのことか…

「ごめん、渡し忘れてた」

そう言って、三者面談のお知らせのプリントを渡した。


「今日、担任の先生から電話があったのよ。

 ほら、やっぱり提出期限一昨日じゃない。」


「ごめん…」


部屋に戻った僕は、そのままベッドへと潜った。

「三者面談か…嫌だな」

あの手紙は忘れてなんかなかった。

むしろ、ここ最近はあれのことで頭がいっぱいだったぐらいだ。

それでなくなるようなものでもないし、何か変わるわけでもないが、三者面談が嫌すぎて渡したくなかっただけ。

次話、今夜23時投稿

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