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僕の終着点  作者: 柊レイン
3/6

僕の部活

「じゃあ、次のところ…高梨!読んでくれ!」

「あっ、はい!」

そんなことを考えていたら、あてられてしまった。

あまり先生の話を聞いていなかった僕は焦ったが、何とか読むことができた。

別に、勉強は苦手ではない。

でも、教科書の音読は大嫌いだ。僕の高い声がみんなに聞かれるから。

僕の声が高いことを気にしている人なんて本当はいないのだろうが、みんながバカにしているのではないかという不安が胸に広まってしまう…


下校も一人だ。

部活も入っていない。興味を持てる部活がなかった。

でも、毎日下校の時に一人歩いていると目に入る校庭でサッカーをするサッカー部や、体育館から聞こえる掛け声、学校の周りやグラウンドを走る運動部員、どこからか聞こえてくる吹奏楽部の音楽。

そんなものがあると、やっぱり憧れてしまう。

僕も何か入ればよかったなあ…

そんな言葉が頭に浮かぶ。


そうだ、高校になったら何か入ろうかな?

大きな部活は無理かもしれない。

でも、小さい部活なら…

そんな淡い気持ちが沸き上がる。

次話、今日20時投稿

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