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変な思想持ちがおるぞ!

最近文字数感覚が無くなってきた

「死亡してから発動する、タイプだと。こんな時なのに知恵熱が⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅」

「やってくれたなぁ?よくもまぁ、ここまで俺を怒らせてくれたもんだ。お前、才能あるよ。だから⋅⋅⋅⋅⋅⋅早く死ねッ!Mit der Zeit wegblasen」


 獣型に具現化した毒の後ろに時計のような文字盤が刻まれた扉が現れた!!そしてそこに獣が吸い込まれていく!

 な、何だ!あれは!!あんなのこの世界の法則をねじ曲げて理解が追いつか⋅⋅⋅⋅⋅⋅。


「ぐるがゃぁがぁがぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁ!!」


 そして、そこには何も居なくなった。学内行事の時こんな魔法を使おうとしていたとは⋅⋅⋅⋅⋅⋅。相当ぶちギレていたんだろうなぁ。

~~~~~~~~~side主人公~~~~~~~~


「大丈夫ですか、トーラーさん?」

「すまない、あまり大丈夫ではない」


 白露がよろけたトーラーを地雷を受けた戦友をかばうように肩を貸して支えた。なんというか、傷ついた乙女達が互いに支えあっているのは控えめに言って尊い。


「巻き込んでごめん」

「なにを⋅⋅⋅⋅⋅⋅言って⋅⋅⋅⋅⋅⋅るんだ。困ってる人、ましてや⋅⋅⋅⋅⋅⋅友達じゃ、ないか⋅⋅⋅⋅⋅⋅」

「トーラーさん?⋅⋅⋅⋅⋅⋅寝てますね」

「⋅⋅⋅⋅⋅⋅送ってくか」

「⋅⋅⋅⋅⋅⋅そうですね」


 俺達は今日一番の功労者に気を使いながら、トーラー達の家に向かった。

 ⋅⋅⋅⋅⋅⋅いや、うん。新居を用意してくれたって聞いてからお金持ちなんだろうなぁ。とは思ってたよ?思ってたけどさ。これは、無いでしょ。


「「でかすぎるよぉぉぉぉぉぉぉぉおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!(無音結界展開済み)」」

「あぁ、二人とも、どうした⋅⋅⋅⋅⋅⋅ってトーラー!!何があったんだ!?」

「実は⋅⋅⋅⋅⋅⋅」


 KA☆KU☆KA☆KU☆SI☆KA☆ZI☆KA☆


「⋅⋅⋅⋅⋅⋅なるほど、そんな事が。取り敢えずすまんかった」

「なんで?怒られるなら俺達だと思うんだけど⋅⋅⋅⋅⋅?」

「なんでって、そりゃ友達の一大事に何とか出来るのに何もしなかったから」


 くっ、涙が出てきた。何だよ、この二人。いい人過ぎるだろ。本当にこの二人に出会えて良かった⋅⋅⋅⋅⋅⋅。


「え、ちょっ、泣かれると困るんだけど⋅⋅⋅⋅⋅⋅」


 その後、俺達はまひの気遣い?に感謝しながら家に帰った。途中景色が歪んだのは汗のせいだと思いたい。

 帰宅後


「主様、お腹空きましたよね?ちょっと待っててくださいね」


 白露が超高速で動き始めた。この光景にも白露が起こした風にもなれてきた。でも、最近気になっている事がある。え?何かって?マッハで動くとなると動いてる物体は焼き尽くされるらしいんだよね。

(それはほら、あれですよ。回復力ですよ)

 回復力でどうにかなってしまうらしい。白露の体どうなってるんだよ!?⋅⋅⋅⋅⋅⋅もう考えるのはやめよう。


「はい、あーん」

「むぐぐっ!あっ、はふはふ」


 白露が出来立ての超熱々なご飯を突然口に入れてきた。まずいというか、それ以前にクソ熱くて味が分からない。


「白露、いきなり何を」

「ぶー、主様が私に関する思考放棄するからですよ」

「ご、ごめん」

「主様に思考されていると考えるだけで濡れてくるんですからどんどんやっちゃいましょう」


 白露が色っぽく言った。それになんだか体があつい。一服盛られた⋅⋅⋅⋅⋅⋅?まさかな。


「ふぅ~、暑いですね~」

「ちょっ、白露、服」

「良いじゃないですか?ヤっちゃいましょ?」


 白露が耳元でそう言った。う、これはヤバイですよ。それにさっきからおっぱいが⋅⋅⋅⋅⋅⋅

(当ててるんです)

 お、おう。そしてそのまま⋅⋅⋅⋅⋅⋅

~~~~~~~~~察せ~~~~~~~~~~

 俺は、美味しそうなご飯の匂いで目を覚ました。匂いついでだけど臭いって書くとなんか臭そうだようね。


「あ、主様。おはようございます」

「おはよう白露。そしてなぜ残念そうなの?」

「主様が起きたときのかわいらしい顔が見えないからですよ」

「どうせ俺は童顔ですよ~」


 白露の言葉が突き刺さった。何でかって?身長は伸びてないし、未だに中学生に間違えられそうなくらい顔立ちが幼いからだよ。はぁ⋅⋅⋅⋅⋅⋅。


「何でですか?かわいらしくて良いじゃないですか」

「うぅ、かわいらしい⋅⋅⋅⋅⋅⋅」

「え、主様。なぜ、そんなに残念そうなのんですが?」


 白露がえ?え?って顔をしながら言った。まぁ、白露からしたら誉め言葉なのかもしれないけどやっぱりかっこいいって言われたいのだ。


「主様はかっこいいですよ(玉に)」

「あ、ありがと///」


 かっこいいですよ、かっこいいですよ、かっこいいですよ。白露の声がエコーになって響いた。ちょっ、これヤバすぎん?生きてて良かった(吐血)。


「ぬ、主様!?」


 その後、何事もなく?俺達は準備を済ませ学校に向かった。


「やぁ、君達。今日は遅かったね」

「おはよう、二人とも」

「おはようございます」

「大方、奏多が尊死でもしてたんだろ」


 まひがさらっと真実を告げた。なんで分かんの?最近テレパシーでも入手したん?え、ちょっ、こわ。

(主様、キャラキャラ!!ブレブレですよ!)

 お、おう。驚きすぎてついつい言っちゃったんだ。


「なんか失礼な事言われた気がする」

「え?気のせいじゃない?」

「そうだな」

「ふぅ、しかし、駅まで来るとなると疲れるね」


 トーラーが汗を拭きながら言った。白露の方から殺気が出てるから。マジやめて?死ぬよ?

(殺しはしませんよ。ただ、再起不能になってもらうだけです)

 あーーーーーーーーーー!!トーラー早く!早くしないと死んじゃう!



「それに電車で涼めるのもほんの30秒くらいだしな」

「くっ、こんな所に公共交通機関の弱点が!!」


 テレポート装置父さん作ってた気がするけど普及してないんだよね。何でだろう?

(例のあれと同じですよ)

 あぁ、なるほどね。利権関係ね。つくづく嫌になるわ。


「資本主義の崩壊は近い。だから、そこまであせる必要はないよ。君達」

「ど、どうして⋅⋅⋅⋅⋅⋅?」

「簡単な事さ。いずれ絶対に資源やエネルギー、食物の問題は解決する。これは絶対だ。現にエネルギー問題は既に魔法によって解決しつつある。もう新たな経済体勢が可能な未来はすぐそこに、来ている」


「新たな経済体勢!?そんな都市伝説みたいな事が⋅⋅⋅⋅⋅⋅?」

「来るよ。資本主義に疑問詞がついてるんだからね」


 その後は、いつものように他愛もない話をして学校に向かった。

不意打ちって超強力ですよね。

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