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合唱練習

前回のあらすじ

デートした。

 お地蔵さんにて


「やぁ、君達。休日はどうだった?」

「楽しかったです」

「そうか、それは上々」

「二日会ってなかっただけなのになんだか懐かしいね」

「そうだな」


 まひが本日一言目の言葉を発した。俺なんか最近は一言目の早さで今日の運勢を判断し始めてるからね。この感じだと、末吉くらいかな。


「そういえば、昨日酔っぱらいが出たらしいね。君達は何か知らないかい?」

「知らない!俺なーんにも!!」

「ふむ、そう言われると怪s」

「トーラー、俺達は何も聞かなかった。いいな?」

「わ、分かった」


 まひが気を使ってくれてトーラーをやり込めてくれた。明日は雨かな?いや、雪だね。まひがこんなに会話に入ってくるなんて普通じゃない。


「いや主様、それは酷いですよ」

「白露君、読心」

「っと、すいません。癖でやってるのでなかなか直せなくて」

「すまない、そこまで気に病むとは思わなかった」


 俺達はその後、トーラー達と話ながら学校に向かった。あぁ、もう既に帰りたい。何なんだろうね?この月曜日の虚無感って。

 教室にて


「帰りたい」

「まぁ、月曜日だからね。仕方無いさ」

「うぅう、働きたくないでござるぅ」


 キーンコーンカーンコーンコーンキーンキーンカーン⋅⋅⋅。

 無慈悲にも8時40分のチャイムがなった。チャイムと同時に座ってないと遅刻扱いという超ハードモードなので俺達はチャイムと同時に自分の席に座った。

 そして、チャイムの終わりと同時にウェストリバーが入ってきた。


「起立、気を付け~礼」

「「「「「はよ~ございま~す」」」」」」

「えー、今日は桐花祭9日前です!歌の練習の時間は⋅⋅⋅⋅⋅⋅しっかりあるので練習頑張ってください!後は、特に連絡はありません」

「気を付け~、礼」

「「「「「ありがとござました~」」」」」


 今日は珍しくウェストリバーが学活を終わらせた。これは明日はブリザードコース確定ですわ。明日学校行きたくないなぁ。

 その後、俺はトイレを済ませて三時間目までのクソ教師共のクソ授業を受けた。隣で解説してる白露の方が分かりやすくて覚えやすいってマジでどゆ事。


「むぐっ」


 さっきまでのクソ授業を思い出していたら白露が急に口の中におかずを突っ込んできた。


「主様、さっきからボーッとしてどうしたんですか?」

「ごくっ。いや、ちょっと授業が酷いなぁって思っただけだよ」

「あはは、まぁ、最近は公務員の質が低下してますしね」

「え、そうなの?」


 白露が衝撃の事実を告げた。いや、だってそうでしょ?冒険者って一応公務員なんだよ?それなら逆に質が上がりそうな物だけど⋅⋅⋅⋅⋅⋅。


「主様、実は勇者も公務員だったんですよ。それに冒険者の大半は勇者みたいな感じなんですよ?」

「あ、察し」


 その後俺達はお弁当を食べた。そして、昼休みがやって来た。やっとトーラー達と話せる。やったぜ!!


「君達、お弁当中に急に政治の話をしないでくれ。驚いてむせてしまったじゃないか」

「私達は基本無音結界を張ってるのにどうして⋅⋅⋅⋅⋅⋅」

「唇の動きで大体分かるさ。能力をわざわざ使わずとも、ね?当然まひも⋅⋅⋅⋅⋅⋅分からないのかい!?」


 トーラーがまひの反応にめちゃくちゃ驚いていた。どんな顔してたのかって?えぇ、嘘やろ?って顔してたよ。うん白露ですら唖然としてるし気持ちは分かるよ。


「こほん。それより、桐花祭が迫ってきているが今日は久しぶりに部活をしようと思うんだ」

「へぇ、どうして?」

「実は、Deth knightが完成したんだよ!最終的には量産する予定だが残念な事に予算が足りない。だからまぁ、今日はお披露目をしようと思ってね」

「材料なら別に何とかn」

「なにっ!!それは本当かい!?どうやるんだい!?」


 近い近い近い!!トーラーが材料の話をした途端に食い付いてきた。そんなに材料欲しかったの?


「トーラーさん、近いです。主様から離れてください」

「あ、ハイ」

「そう、それでいいです」


 キーンコーンカーンコーンコーンキーンキーンカーン⋅⋅⋅⋅⋅⋅。

 白露がトーラーを脅、たしなめた時に昼休みの終わり5分前を告げるチャイムがなった。トーラーは残念そうな顔をしていたが席に戻った。トーラー達が居なくなっつら特話すことも無いので俺達も席に戻った。

 そして、その後は、またつまらない授業を受けた。そして、合唱の時間がやって来た。残念な事に各パート毎に別れて練習しないといけないので白露はソプラノに行ってしまった。


「はい、じゃあ始めるよー。1、2、3」

「「なつーかしーきかーわよーもるーだーうのーきよーきながーれはわがーこーころーうつーくしーきかーわよー」」

「違う!そこはうつ↓ーくしーき」

「「うつ↓ーくしーき」」

「そうそう、それ!じゃ、続きね」

「「もーるだーうのーあおーきみな↑ーもはいまーもなお↓ーなが↑ーれにやさーしく↓ーひは↑ーそそぉぎーさざ↑ーなみーはいつ↓ーうたーうたーいー、いわ↑ーにあた↓ーりーしぶーきあげーてうず↓ーをまく↓ーーー。ゆたーかなーながーれよーもーるだーうのーきよきーみなーもはーいまーもなおー、はるにはーきしーべにはな↑ーひらきーあきーにはこかーげも身をむすーぶーあい↓ーのかわーよしぶーきあげーてながーれーゆくーーーゆたーかなーながーれよーもーるだーうのーきよきーききしーべにかりーをするー。き↑ょうもひーびーくー、たーかく、ひとはか↑ーけーる、もーとめて、つつのおーとはこーだまし、きしべにーわーくよ↓ろこびーのうた↓ららららららららららーーー。つきのね↓ーとともーにむ↓らーびとはー今日のめぐーみ↓をいわ↓ーいおーどるーな↑つーかしーきかーわよーもーるだーうのーきしーべーにはーゆたーかなーさらちーがみちーあーふれーひとーのこらーはいつーまーでもーこのーか↓わーなーがれとと↓もにーゆくっ、わがっ、このっ、か↓わっ、もーるだーうよ、わがっ、ふるさとっの、このっ、かーわもーるだう↑ーよーーーー」」

「そろそろ合唱するから来てー」

「分かったー。ってことで行くよ」


 俺達はパートリーダーに引き連れられて、廊下から教室に戻った。そして、合唱の体形に並んで心なしかひきつっている顔の白露のひくピアノを合図に俺達は歌い始めた。

 たららららん、たららららん、たたたたた、たたた、たた。よし、ここだ!


「「「「なつーかしーきかーわよーモールダーウのーきよーき流れーはわがーここーろーうつーくしーきかーわよーモールダーウのーあおーきみなーもはいまーもなおーながぁれにやさー日はーそーそぎーさざーなみーはいつーもうたーうたーいーいわーにーあたーりーしぶーきーあげーてーうずーをまくーー」」」」「「「「ながーれよモールダーウのーきよーきみなーもは(ゆたーかなながーれよモルーーダーウーのーー)」」」」

「「「「いまーもなおーはるーにはーきしーべにーはなーひーらきーあきーにはーこがーねのみをーむーすぶーあいーのかわーよしぶーきあげーてながーれゆくーーーー」」」」

「「ゆたーかなー」」

「「「「ながーれよモールダーウのーきよーききしーべに(ゆたーかなながーれよモルーーダーウーよーー)」」」」

「「「かりーをするー」」」

「「「今日もひーびーくーーーー」」」

「「つのぶえーたーかーくーーーー」」

「「「ひとはーかーけーるーーーー」」」

「「獲物もーとーめてーーーー」」

「「つつのーおーとはーーーー」」

「「森にこーだーましーーーー」」

「「「岸部にーわくーーー」」」

「「「「喜びーの歌ーーーー((ラララ、ララララーーーー))」」」」

「「月ーのねーととーもにーむらーびとーはー」」

「「「「今日のめぐーみをーいわーいおーどるーなつーかしーきかわーのーモールーダウーのーきしーべにはーゆたーかなー差らーQiがみちーあふれーひとーのここーろはーいつーまでーもーこのーかわーのながーれーとともにーゆくっわがっふるっさとっのこーのかわモールダーウよわがっふるっさとっこーのかわモールダーウよーーーーーー」」」」


 気持ちよく歌を歌った後、俺達は短めの帰り学活を耐えて部活(非公式)に向かった。学活いちいちネチネチしてるところ最高にウェストリバークオリティだなぁ、と思った。

変な夢の後の執筆は気持ちいい。お久しぶりです。ストックが無くなってきて辛いです。皆さんは合唱に良い思いでありますか?私はひとつあります

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