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百合百合しい

皆さんこんにちは!作者です。最近、モンスター娘の作品が少なくて心の豊かさが無くなっています。皆さんは心に豊かさありますか?ないかたはこの作品で増やしていきましょう。

 翌朝、俺は雀の声で目が覚めた。朝チュンとも言う。


「ちゅんちゅん」

「うぅ、地獄のような天国だった」

「あ、主様。おはようございます」

「おはよう、白露」


 白露はもう服を着ていた。多分朝ごはんを作っていたのかエプロンを着けていた。こういうのも悪くないねぇ。


「主様、ちょっとじっとしててくださいね?」


 白露が消えた。そして、気が付いたら俺は服を着ていた。改めて考えると白露のスピードホントにヤバイ。一体どうなってるんだろう。斬撃もそろそろ飛ばせるんじゃない?(斬撃は大体マッハ8くらいで飛ばせるらしいです。)


「はい、出来ました」

「ありがと」

「ふふっ、私が好きでやってるだけですよでも、ありがとうございます」


 白露にお礼を言った後、俺達はダイニングに向かった。そういえばクラスの連中のモルダウはどうなってるんだろう?いざとなれば俺達の歌

を時間魔法でハモってる風に流すのもやぶさかじゃ無いけどさすがに最後の桐花祭でそんなズルみたいな事はしたく無い。

 さすがに上手くなってるよね?


「主様」

「ん?むぐっ!これは⋅⋅⋅⋅⋅⋅ブルーベリー?」

「正解です。朝食も終わりましたし、学校に行きましょう?」

「う、うん」


 最近白露が居ないと日常生活が送れなくなってる気がする。戦闘とかは別だよ?まぁ、それが狙いなのかも知れないけど。

 白露に髪とか、制服をきっちりと整えてもらった後、俺達は玄関に向かった。


「いってきます!」

「いってらっしゃい」


 そして、俺達は学校に向かった。そういえば通学路をこうまじまじ見るのは久しぶりだ。しかし、改めて見てもヤバイ坂だ。ここだけでかなり足腰鍛えられてる気がする。


「おや、今日は早いね」

「何か良いことでも有ったのか?」


 お地蔵さん辺りに差し掛かったところでトーラーとまひと遭遇した。こんな感じで二人に遭遇するのも久しぶりだからか、なんとも言えない感慨深さがある。


「いえ、久しぶりに登校するので早めに行くことにしたんですよ」

「ふむ、そうか。それでどうだった?」

「色が無い夢世界の後だと大分感動しました」

「そうか、それは良かった」


 トーラー達と談笑しながら歩いていると中学校にいつの間にか教室に着いていた。

 キーンコーンカーンコーン、コーンキーンキーンカーン⋅⋅⋅⋅⋅⋅。

 チャイムが鳴り、イーストリバーが教室入ってきた。そして、朝学活が始まった。イーストリバーは桐花祭の事ばかり話している。多分連絡がそれくらいしか無いからだと思うけど、なんかウザい。


「気をつけ、礼!!」

「「「「ありがとうございました」」」」


 こうして朝学活が終わった後、俺はトイレを済ませ教科書やら服教材やらを用意した。

 キーンコーンカーンコーンコーンキーンキーンカーン⋅⋅⋅⋅⋅⋅。

 授業開始のチャイムが鳴った。早くね?もしかして、イーストリバーめっちゃ話してた?俺がイーストリバーの話の長さに戦慄していると授業の担当教師が入ってきた。授業こそハイテク機器を使ったりしてるけど教え方自体は進歩してないらしいね。本当にどうなってるんだか。

 そして、俺達は三時間目まで授業を耐えきった。⋅⋅⋅⋅⋅⋅まぁ、白露のお陰で授業中でも喋れるんだけどね。

 そして、15分白露にあーんされながら黙々とお弁当を貪り食った後、昼休みがやって来た。


「ふぅー、運動しないと食が細くなるからお腹重いよ」

「主様は胃袋の大きさは運動で大分変わりますもんね」

「白露は違うの?」

「私の場合そもそも基礎代謝が高いので必然的に量を食べないといけないんですよ」

「ほぅ、そうなのか。詳しく聞かせてくれないかい?」


 白露と他愛もない話をしていたら、トーラーが生えてきた。別に本当にニョキニョキ生えてきた訳じゃないけど。てか、そんな事が有ったら普通にホラーだよ。


「!?急に現れないでくださいよ。心臓に悪いです」

「それはすまなかった。それはそれとして基礎代謝量を教えてくれ!!」

「え、えぇ」


 こうして白露がトーラーに迫られてるのを見るのも久し振りだからか感慨深い。しかし、二人の百合百合しい様を見ていると目の保養になりますなぁ~。


「なんか、良いよな」

「うん、マジでそう思う」


 キーンコーンカーンコーンコーンキーンキーンカーンカーンコーン⋅⋅⋅⋅⋅⋅

 無慈悲にも昼休み終了のチャイムが鳴った。幸いにも教材とかは準備してあったので座るだけで良かった。まぁ、全然嬉しくないけど。

 そして、また授業が始まった。4時間目の理科目の恐怖の科学実験を乗り越えようやく5時間目の合唱練習にたどり着いた。


「君達、移動するよ」

「え?移動するんですか?」

「あぁ、今日は後輩という名の有象無象に歌を披露して彼等の心を折る日さ」

「へ、へぇ。そうなんですか」


 トーラーが非常にマッドな顔をしながらそんな事を宣った。こういうところでマッドさを発揮しなくてもいいと思うんだけど。俺達はそのままトーラー達に着いて行った。

え、思ったより百合百合しくない?私だってもっと書きたかったけど昼休みのチャイムがなったんですよーー。

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