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トーラー暴走

はい、皆さんこんにちは。今昼御飯食べながら書いてます。毎日検温とか本当にめんどくさいです。皆さんはどうですか?是非教えてください。

 ハモった。そして、そんな俺達をトーラーが半目で見ていた。心なしかソワソワしてる気がする。まひもあきれた顔をしつつもワクワクしてるし。そんなに気になるのか⋅⋅⋅⋅⋅⋅。ならば、話してやろうではないかぁ。げっへっへ。


「そうかい?じゃあ早いところ言ってくれ!さっきからワクワクが止まらないんだ!」

「分かったから落ち着いて?」

「あぁ、すまないね。落ち着いたから、さあ!!」


 滅茶苦茶ソワソワしながら言われても全く安心出来ないけど、ここでたしなめると面倒だし言うか。


「そうだなぁ、見た目は前の方が青い不死鳥で後ろの方が骸骨になってるよく分からない感じだったよ」

「ほう?それで、どんな特徴が有ったんだ?」

「後は、こんな感じのバリアを貼ってました」


 白露がATフィもとい、絶対障壁を展開していた。トーラーがそのAもとい、絶対障壁を見て目を輝かせていた。


「ほほう?なるほど⋅⋅⋅⋅⋅⋅ふんっ!」

「いきなりっ!」

「ふむ、ミスリルでも破れないとは。中々の耐久だ」


 トーラーがいきなり短剣を取り出してA⋅⋅⋅⋅⋅⋅絶対障壁を攻撃した。え、ちょっと待って。ミ、ミスリル!?ミスリルと言えば、ウルツァイト窒化何とかと同じくらいの強度を誇り、魔力伝導性という最近判明した新たな物質の性質が非常に優れている上に、その美しい輝きから美術品としても重宝されているというあの?


「主様、ウルツァイト窒化ホウ素です」

「そうそれ」

「ふむ、これだけの耐久を誇る障壁を纏っているとは。これはボクの仮説が有力になって⋅⋅⋅⋅⋅⋅」

「トーラーの代わりに俺が言おう。読心を前提に会話しないでくれ」

「「お、おう」」


 何!?まひが突っ込んだ、だと!?いつもは突っ込みなんか絶対にやらないっていうのに⋅⋅⋅⋅⋅⋅!!明日はブリザードかな?後、まひの突っ込みで忘れてたけどトーラーの仮説って何?めっちゃ気になる。


「あの、仮説ってなんですか?」

「気になるかい!?」

「え、えぇ」

「そうかそうか!!そんなに気になるか!!そこまで言うなら仕方無い。教えてあげよう」


 トーラーがめちゃくちゃ嬉しそうに説明を始めた。若干ウザイ。が、ここまでイキイキとしているトーラーも珍しいのでそのまま何も言わなかった。


「遡る事おおよそ30億年程前、異世界では神々の戦争が起こり、神々が魔神討伐の為に災害指定級種達を地上に送ったが、攻撃的な種はほとんど返り討ちにされ、防御特化だった種が現在も残っているのでは?と思ってね」

「へぇ、面白いね」

「⋅⋅⋅⋅⋅⋅」

「白露?押し黙ってどうしたの?」


 さっきから白露が押し黙っているのたので心配になって見てみると白露は下を向いていた。よくみるとさらに口が動いていた。何を言っているのかは検討が付かないがなんとなく怖い。


「いえ、昔によく似た話を聞いた気がするんですよ」

「え、そうなの?」


 白露が驚愕の新事実を告げた。え?魔物の情報伝達能力ヤバすぎない?それともアラクネが特別なのかな?


「そ、そうなのかい!?これは早急に色々と検証しなければ⋅⋅⋅⋅⋅⋅。そうだな、まずは殺戮人形に会話能力を付けて他のサンプルとの共通認識があるかどうかを調べ⋅⋅⋅⋅⋅⋅」

「あの~、トーラーさん?」

「うわっ、ちょっ、お、お邪魔しました~!!」


 トーラーがぶつぶつ何か言いながらまひを連れて帰っていた。いや何でだよ!?まぁ、帰ってしまったものは仕方無い。


「勉強、するか」

「そ、そうですね」


 俺達はトーラー達を見送った後、なんとも言えない空気に包まれながら部屋に戻った。そして俺は勉強机に向かい、勉強を始めた。


「ここは過去ニュアンスだから⋅⋅⋅動名詞かな?」


 数時間後、俺が問題を解いていると白露が背中を揺すってきた。寂しくなったのかな?しょうがないなぁ、かまってあげるか。と思いながら、白露の方を向いたら白露がめちゃくちゃ安心した顔をしていた。


「良かった⋅⋅⋅⋅⋅⋅10分くらい揺すっても反応しないので死んじゃたのかと思いましたよ」

「そ、そんなに揺すってたの?」

「はい、揺すってました」


 ま、まじか。俺そんなに長い間気付かなかったの!?そりゃ白露もめちゃくちゃ安心した顔するよね。最近現代人の集中力の平均が10分くらいに伸びたとはいえ、よくそんなに集中できたな。


「それで、どうして揺すってたの?」

「あぁ、そうでしたね。晩ご飯が出来たので呼びに来たんですよ」

「あ、そうなの。⋅⋅⋅⋅⋅⋅それで、今日のご飯は?」

「くっくっくっ、今日の主菜は麻婆茄子ですよ!!ちゃんとご飯にのせられるようにしたので安心してください!」

「やった!」


 白露がどこぞの某アンネローゼ=フォン=シュテッヒバルムみたいに主菜の名前を口にした。

 え?誰だ、そいつ?って?今話題のプ○コネリ・リダイブに出てくるキャラだからググればでてくるよ。

 え?違う?ご飯に載せるってところ?丼にするだけですが何か?俺達はダイニングへ向かった。

 ダイニングにて


「「「いただきます」」」


 やっぱり白露のご飯は美味しい。しかも、夢の中で4日間過ごした後となると余計に美味しく感じる。そして麻婆茄子丼。セルフで作ってるとはいえソースとご飯が絡んでクッッッッソおいしい。店舗販売してないのが不思議なくらいだ。そして、夢中でがっついていると箸が何も掴めなくなった。あ、もうない。

 ご飯が無くなったので顔を上げると白露がニヤニヤしながらこちらを見ていた。


「「「ごちそうさまでした」」」


 食べ終わったお皿を食洗機に入れた後、俺達はお風呂に入って、部屋に戻った。


「ふぅー、やっぱりお風呂は最高ですね~」

「そうだね。日本人に入浴文化があって本当に良かったよ」


 俺がいつ頃お風呂が出来たのか過去に想いを馳せていると白露が近付いてきた。心無しか目がハートになってる気がする。


「どうしたの、白むぐっ!」

「んちゅ、くちゃ、れろれろ、んむっ、ちゅぱっ⋅⋅⋅⋅⋅⋅」


 数分後、白露はようやくまともに呼吸させてくれた。なんか心なしか目が据わってる気がする。もしや、このパターンは⋅⋅⋅⋅⋅⋅。


「主様~❤️もう、別にいいですよね?ね?」

「いや、ちょっ、まっ」

「えいっ❤️」

「ア─────────────ッ!」


~~~~~~~察してください~~~~~~~

これから執筆時間が取れなくなってくるから本当に大変ですが頑張ります!

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