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白露は怖がり

皆さんお久しぶりです!!最近、グーツヘルシャフトが体制の名前だと知った作者です。今回もイチャつきますよ。それではどうぞ!!

 部活終了のチャイムが鳴った。もうおわり?早くない?俺達まだそんなに歌ってないよ?お前がやったんだな!相対性理論め!!


「もうこんな時間か。見つかるといけないし、片付けようか」

「わかった」

「了解」

「分かりました」


 俺達はモニター、楽譜、エトセトラエトセトラを全て片付けた。見つかるとどうなるのかって?極秘になっている懲罰房に入れられて拷問されるらしい。


「主様、それ都市伝説ですよ?」

「え?そうなの?」

「はい、有名ですよ?」


 な、なにぃぃぃぃぃぃぃぃい!!ネットに書いてあったあれは嘘だったの!?⋅⋅⋅⋅⋅⋅よく考えたらそういうのはよくある事か。


「さ、見つからない内に帰ろう」

「そうだね」

「分かりました」


 俺達は夜の闇に紛れて学校から脱出した。何で都市伝説と分かってもこんなに急いでるかって?6時15分までに出ないと校門が自動的にしまる仕組みになってるからだよ。


「ふぅーなんとか間に合った~」

「そうですね。まぁ、仮に閉じ込められても私なら脱出出来ますけどね」


 白露は冗談目かして言ったけど、白露がモーニングスターで校門をぶち壊して俺をお姫様抱っこしてる姿が頭に浮かんだ。確かにそれなら心配無さそうだ。


「いや、軍用レベルの魔法障壁が張ってあるから無理じゃないか?」

「え?そうなの?」


 まひが物凄く不穏な情報をさらっと言いやがった。

 ⋅⋅⋅⋅⋅⋅ま、まぁ、冗談だよね。俺が夜中にトイレに行く時廊下の電気着けなきゃいけないくらいのビビりと知っての発言だよね。


「いや、魔法障壁は張られてるよ。何故かは分からないけどね」

「ヒッ!」


 何でそんな意味深な発言するの、ねぇ?悪夢見たらどうするんだよ。俺、悪夢保険入ってないんだよ。あれ?白露もなんか震えてるような。


「白露、寒いの?」

「べ、べべべ、別にそんな事無いですよ?」


 俺が声を掛けると白露はビクッ!っと肩を震わせて相槌を返した。どうかしたのかな?


「白露くん、もしかして怖いのかい?」

「そ、そそそ、そんな訳ないじゃないですか!!」

「ふむ、そうか。おや、後ろに何か居r」

「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」


 白露が物凄い悲鳴をあげてモーニングスターを取り出して目を閉じながら矢鱈滅多に振り回した。危ない危ない危ない。どったの?もしかして⋅⋅⋅⋅⋅⋅


「すまない。嘘だ」

「なっ、そんな下らない嘘は吐かないでください!」


 この反応。間違いない!絶対に怖がってる反応だ!そうか、白露は怖がりだったのか。知らなかった。


「うぅっ、主様助けてください」

「おー、よしよしよし」


 白露がもうやだこの人って顔で俺に飛び込んできた。母さん、頑丈な体に生んでくれてありがとう。お陰で骨折しなくて済んだよ。


「なんか馬鹿にしてません?」

「べ、別にそんな事ないよ?」


 す、鋭過ぎる!!いつも心を読んでるからバレたのかもしれないけど最近は感情の辺りにATフィール○張ってた筈なのに!!俺の深層心理がATフ○ールドを張るのを拒絶したって言うのか!?⋅⋅⋅⋅⋅⋅ちょっと自分でも何言ってるか分からない。


「そうですか。それならいいんですけど」


 白露は若干訝しげな顔をしていたが、特に何も言わなかった。

 セーーーーフ。青○のロッカーにギリで入れたみたいな安心感が俺を包み込んだ。


「帰ろっか」

「そうですね」


 俺達はそのまま家に帰った。トーラー達と別れた後、二人で怖さに身を寄せ合いながら帰ったのは秘密だ。

 そして帰宅後、俺達は手を洗って即お風呂に入った。ご飯?お風呂の後食べるに決まってるじゃない。


「あ゛ぁ゛ーー、このぬるま湯良い感じ」

「主様、声がおっさんになってますよ~」


 そんなことを言ってる白露は浴槽に無理やり蜘蛛の部分を突っ込んでいた。浮力が発生するから大変そう。⋅⋅⋅⋅⋅⋅もしかしてゆっくり入れないから皮肉られた?まさかね。


「By the way白露って走るときに摩擦と断熱圧縮どうやって克服してるの?」

「藪からstickに英語使ってどうしたんですか?まぁ、アレですよ。摩擦は鍵爪なのであんまり気にならないんですけどやっぱり断熱圧縮は熱いので、この服に冷却機能が着いてます」

「冷却機能!?何それ!?」


 さらっと今物凄い事を言われた。え?肌火傷するくらいの熱を冷却?どうやって?⋅⋅⋅⋅⋅⋅考えるのはやめよう、頭痛くなるし。


「さて、出ましょうか」

「そうだね」


 俺達はその後、夜ご飯を食べてちょっと勉強して寝る準備を始めた。


「さぁ、主様ヤりましょ⋅⋅⋅⋅⋅⋅zzz」

「え?ちょっと、まっ⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅zzz」


 いつものように襲われると思ったら、白露が何故か眠ってしまった。そして俺の意識も段々と霞んできた。あ、もう無理。

 そのまま俺の意識はブラックアウトした。

はい、急に眠るなんて事よくありますよね!次の回で二人とも復活してると思います!!それでは3日後をお楽しみに!

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