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合唱

皆さんお久しぶりです。最近空き時間が無くなってきた作者です。それではどうぞ。

 教壇には桐花祭実行委員の人が立っていた。名前は知らん。女子だからね、知る必要もないね。


「自由曲の候補は輝く為に、モルダウ、人間があります」

「難易度的には輝く為にが一番低いけどちょっと華に欠ける感じで、モルダウがかなり安定して綺麗な感じ。で、人間が凄く難しいけど一番派手」


 そしてその説明が終わった後、テレビからそれぞれの曲が流れ始めた。輝く為には⋅⋅⋅⋅⋅⋅まぁ、無い。モルダウは凄く良い感じ。人間はちょっとピアノ荒ぶりすぎだからアウトかな?


「それでは多数決を取ります。今から配布する端末で投票してください」


 そして、端末が配られた。安いスマホを改造しました!みたいな端末だけど前時代的な伏せる方式じゃ無くなってるだけましか。もちろん俺はモルダウに投票した。


「うーん、モルダウと人間が同数⋅⋅⋅⋅⋅⋅」

「決戦投票をします」


 俺達はもう一度投票をすることになった。もちろん俺はモルダウに投票した。


「⋅⋅⋅⋅⋅⋅投票の結果」


 辺りがしんと静まり返る。皆なんだかんだ言って合唱嫌いじゃないんだろーね。素直じゃないんどから。


「モルダウ20票人間19票よって自由曲はモルダウに決まりました」

「「「「オォ─────────!!」」」」」


 キーンコーンカーンコーンコーンキーンキーンカーン


「じゃあ終わりましょう」

「気をつけ、礼!」

「「「「ありがとうございました~」」」」


 帰り学活を終えて俺達はいつも勝手に使ってる場所に向かった。


「今日から我々は合唱の練習を始める」

「「「え?」」」


 トーラーの言葉に三人同時にハモった。てかまひにも教えて無かったの?それは酷くない?


「何で君が驚いてるんだい?」

「なんと無く驚いてみた」


 ずこーーー。俺と白露が同時にずっこけた。俺だってこんなこと日常でするとは思わなかったわ!!紛らわしすぎるだろ!同情した俺らの心配を返せ!


「コホン、まぁ、とりあえずやるぞ」

「え?歌詞は?後本番白露歌えるの?」

「魔物使いの従魔が歌えるほどの知識を持っていた場合伴奏をさせることになっているから問題無い」


 なるほどそれなら問題ないか。しかし、歌詞はどうするんだろう?


「俺が用意しておいた」

「「えぇぇぇーーーー!!」」


 今まで自主的に何もしてこなかったのに!?今回は用意した!?凄いやる気のは入りようだ!!


「さぁ、これの通りに歌ってくれちなみに音程はこのモニターでチェックできる」


 なんかモニター出てきた!!いつ用意したんだ!?ホントに謎ばかりが深まるなぁ。


「さぁ、まずは聞いてもらおう。ここにイアホンがあるから耳に着けてくれ。それぞれのパート毎に分けてある」


 モルダウの男性パートが流れ出した。なるほどこんな感じに歌うんだな。ふむふむなるほど。


「さぁ、始めよう!」

今回は準備回でした。次はしっかり歌いますよ。歌詞もしっかり乗ってますからね?

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